Samsung microSD PRO Ultimateの評判・口コミは？実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー！

4K動画の録画では、合計30分以上の録画に成功。録画17分ごろ、カメラの高温を知らせる警告が出て電源が落ちたものの、本体電源を冷まして再開すると、その後は継続して録画できました。

なお、比較したすべての商品が30分の録画に成功。しかし、なかにはスペック不足の警告が出たものもありました。書き込みの遅さが原因で撮影がとどまることはなかったため、遅延などのリスクは低いといえます。

また、U3（最低転送速度30MB/s）およびV30（最低書き込み速度30MB/s）ビデオスピードクラスに対応。4K UHD（超高画質）動画も問題なく撮影できるでしょう。

また、A2 アプリケーションパフォーマンスクラス（読み出し4000IOPS・書き込み2000IOPS）に対応。より高速化が期待できます。対応のスマホをお持ちであれば、アプリを頻繁に利用する人におすすめです。

フォーマットした状態でPCから20GBのデータを、わずか約2分47秒で転送。比較した商品のなかでトップクラスのスピードで、3分以内を記録したのは本品のみ（執筆時点）でした。

また、比較したなかにはSundisk ウルトラのように、20GBのデータ転送に10分以上かかったものも。効率的に作業を進めたい人にもおすすめでしょう。

メーカーは最大200MB/sの読み出し速度と、最大130MB/sの書き込み速度を謳っていますが、書き込み速度は公称値を上回りました。「書き込みが速い」との口コミどおりです。写真や動画撮影時に途切れたりシャッターのタイミングがあわないといった可能性は低いでしょう。

また、比較したNextorageやHIDISCなどの上位商品（執筆時点）でも、公称値に達しなかったものも。読み出し速度は公称値に届かなかったものの、十分です。データの転送や、読み込みを素早く済ませたいときに重宝するでしょう。

容量が128GBからしか選べない点は惜しいポイント。8GBや32GBなどの小さいものが展開されておらず、用途によっては高くなりがちといえます。