浄水だけでなく軟水も利用できる、パナソニック 調理浄水器。高い評価の口コミが集まる一方、「水はおいしいけど使いにくい」などの気になる評判もあり、購入を迷っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、パナソニック 調理浄水器を含む据置型浄水器7商品を実際に使ってみて、ろ過後のおいしさ・使いやすさ・ランニングコストを比較してレビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
唎酒師・焼酎唎酒師・アクアソムリエの資格保持者。マイベストでは、酒・水担当として日本酒・ビール・ウイスキーなど200種類以上のお酒を比較検証している。プライベートでも週に4回以上お酒を嗜み、トレンドや消費者の嗜好を日々アップデートしている酒愛好家。普段あまりお酒を飲まない初心者から、あらゆる品種を飲み比べてきた酒愛好家まで幅広く楽しめるような価値あるコンテンツの提供を目指し、酒商材の魅力を最大限に引き出すコンテンツ作り・情報発信に励んでいる。
すべての検証は
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パナソニックの調理浄水器は、甘くておいしい水が好みの方におすすめです。
アクアソムリエからは、口の中に広がる甘みが高評価でした。純水に近い味わいながら、しっかりとおいしさを感じることができるでしょう。
また、使いやすさも◎。水を注ぐとき、ホースを自由に動かせるのが便利です。カートリッジや電池の交換時期が液晶でわかるので、メンテナンスも簡単ですよ。
ただし、ランニングコストがやや割高なのは残念。浄水1Lあたり1.8円のコストがかかってしまいます。コスト重視の方は他商品もチェックしてみてください。
今回紹介する調理浄水器は、パナソニックが開発・販売を手がける据置型浄水器です。
浄水はもちろん、まろやか軟水を作れる点が特徴。軟水は、ごはんを炊くときに活躍してくれます。和風だしやお茶、焼酎の水割り用の水としても利用できますよ。
高い浄水性能を誇る「浄水カートリッジ」と「軟水カートリッジ」を採用しているのがポイントです。
浄水カートリッジでは、活性炭・セラミック層・中空糸膜がにおいや濁りを除去。一方、軟水カートリッジでは、イオン交換樹脂がカルシウム・マグネシウムなどの硬度成分を低減します。
浄水・軟水の切り替えは、本体についているダイヤルで簡単に行えます。
液晶ディスプレイも搭載されているので、電池やカートリッジの交換時期も一目瞭然です。
浄水・原水の切り替えは、原水口に取り付ける切替レバーで行うことができます。
食器を洗うときなどは、水はねを軽減してくれる泡沫原水ストレートを使用しましょう。
本体のサイズは、幅21.6×奥行11.4×高さ21.0cmです。
浄水カートリッジの交換目安は約6ヵ月、軟水カートリッジの交換目安は約3ヵ月となっています。
今回はパナソニック 調理浄水器を含む据置型浄水器全7商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:ろ過後のおいしさ
検証②:使いやすさ
検証③:ランニングコスト
はじめに、ろ過後のおいしさを検証しました。
アクアソムリエの江口慶太さんにご協力いただき、商品を使用してろ過した常温の水を試飲してもらいます。ミネラルの含有量・後味・甘味・塩味などの要素で左右される味のバランスを軸に、おいしさを5段階で評価してもらいました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
ろ過後のおいしさの検証では、3.5点と高評価。甘さのある味わいがアクアソムリエから好評でした。
純水に近い味ではありますが、しっかりとおいしさを感じることができるでしょう。
続いてに、浄水器の使いやすさを検証しました。
実際に浄水器を使用し、使いやすさをチェック。サイズが大きすぎず邪魔にならないか・設置が簡単か・浄水/原水などの切り替えのしやすさ・手入れの簡単さ・カートリッジ交換の目安が分かりやすいかなどの観点から評価しています。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
使いやすさの検証では、5点満点と非常に高い評価を獲得。まろやかな軟水を作れるのが大きなメリットといえます。
また、ホースを自由自在に動かせるので、水を注ぐときにストレスを感じません。
さらに、ダイヤルがつまみやすく、浄水・軟水を切り替えやすい点も魅力。液晶画面でカートリッジや電池の交換時期がわかるのも嬉しいポイントです。
カートリッジの交換も簡単なので、メンテナンスしやすいといえるでしょう。
最後に、浄水1Lあたりのランニングコストを比較しました。
浄水1Lあたりの価格=カートリッジ1個あたりの価格÷カートリッジ1個あたりの浄水限界)で算出。また、除去対象物質のうち、最も取り除きくい物質に対する総ろ過水量をろ材使用限界量とし、全体の平均価格と比較してランニングコストを5段階で評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
ランニングコストの検証では2.5点。今回検証した商品の中では、平均以下の評価です。
浄水1Lあたりのランニングコストは1.8円と、やや割高なのが残念です。おいしさ・使いやすさには優れているものの、コスト面は少し期待外れとなってしまいました。
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パナソニック 調理浄水器 TK-CS30は、ランニングコストがやや割高だったので、最後に他のおすすめ商品をご紹介します。
コスパのよさにこだわる方は、クリンスイのSuperSTXがおすすめ。浄水1Lあたりのコストは約0.93円で、今回の検証ではトップクラスのランニングコストを実現しています。大きな鍋や背の高いポットにも注ぎやすく、使いやすさも高評価を獲得しました。
ゼンケンのアクアセンチュリースマート は、浄水1Lあたりのコストを約1.3円に抑えられます。ろ過後の水には、のどごしのよさとなめらかさを感じられます。コンパクトで狭いスペースに設置できる点も魅力的。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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