新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
バイオプログラミング レプロナイザー 4D Plus REP4Dは、乾燥後のまとまり感と指通りのどちらも譲れない人におすすめです。実際に濡れた毛束を乾かすと、毛束の幅は自然乾燥時の80%以下と、比較した全商品の平均約83%(※2024年9月時点)よりボリュームダウン。指通りもよくサラッとした仕上がりで、翌朝のヘアセットが楽になりそうです。
熱ダメージの受けにくさも高評価を獲得。濡らした毛束に風を当てて髪の表面温度を計測すると、平均36.53℃と非常に低い数値に。全体平均の約47℃(※2024年9月時点)を大きく下回りました。熱ダメージによるパサつき・枝毛などの心配が少なく、集中的に髪に風を当てるブローにも使いやすいでしょう。
速乾性も悪くありません。本品から20cm離れた位置にある濡れた毛束を乾かすと、毛束の水分は2分で平均3.73g飛び、全体平均の3.34g(※2024年9月時点)を超えました。風速も平均12.90m/sと、全体平均と同程度。短い髪なら比較的スピーディに乾かせるといえます。稼動音も平均55.43dBと、うるさいと感じにくいレベルでした。
本体は、コードが2.6mと長く場所を選ばず使え、ボタンは表記つきで直感的に使いやすいつくり。一方、重量は744gとかなり重いうえヘッドが長く、手に負担がかかりやすい点はネックです。ボタンも細くて小さく、「本体が重くボタンを押しづらい」との口コミは払拭できず。折りたたみもできないので、持ち運びにも不向きでしょう。
乾かした毛束にはマイナスイオンがあまり付着しておらず、髪同士の摩擦によるダメージが起こる可能性がある点も気がかり。ブラッシングしてから乾かすなど工夫が必要です。機能面では温度2段階・風量3段階で調整可能。ただプラスαのモードはなく、価格も5万円以上と高額です。高機能で手頃な商品をお探しなら、ほかのモデルも検討してみてください。
<おすすめな人>
実際にバイオプログラミング レプロナイザー 4D Plus REP4Dと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのドライヤーと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
バイオプログラミング レプロナイザー 4D Plus REP4Dに気になる点がある人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
パナソニック
髪が乾きにくい人に!速乾性とダメージの受けにくさを両立
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
ダメージを抑えつつ高い速乾性も発揮。指通りのよい髪に
今回ご紹介するバイオプログラミング レプロナイザー 4D Plus REP4Dは、「髪のための美容機器」と謳うドライヤー。メーカーが独自開発したバイオプログラミング技術を搭載し、使うほどに髪の美しさを引き出す設計とされています。
バイオプログラミングは、株式会社リュミエリーナが展開する美容ブランドです。美容機器を中心に、化粧水などのスキンケアアイテムやシャンプーなどのヘアケアアイテムも販売中。ドライヤーやヘアアイロンなど美容機器のほとんどに、バイオプログラミング技術を導入しています。
バイオプログラミングのレプロナイザーシリーズでは、現在全5種類を展開中。ラインナップは以下のとおりです。
<レプロナイザーシリーズ>
製品名に記載された数値は、搭載しているバイオプログラミングの技術レベルを表しています。数値が大きいほど美の効果も大きくなるとメーカーは説明。107D Plusが最も美髪に導く設計です。
一方で、技術レベルが高いほど値段も高価に。最上位モデルの107D Plusは167,200円(※2024年9月時点・公式サイト参照)とかなり高価です。今回ご紹介する4D Plusはミドルクラスのモデルなので、価格と性能のバランスを考える人はチェックしてみましょう。
今回はバイオプログラミング レプロナイザー 4D Plus REP4Dを含む、人気のドライヤーを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気のドライヤーを比較検証したところ、バイオプログラミング レプロナイザー 4D Plus REP4Dには4つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
まず速乾性を確認したところ、評価は良好。濡れた毛束を用意して20cm離れた位置からドライヤーを当てると、2分で毛束の水分を平均3.73g飛ばせました。満足の基準とした4gには届かなかったものの、全体平均3.34g(※2024年9月時点)は上回っています。ショート~ミディアムヘアなら比較的スピーディに乾かせるでしょう。
また、風速は3回の平均が12.90m/sを記録しており、全体平均と同レベルでした。満足の基準とした10m/s以上もクリアし、ある程度の速乾性が期待できます。
一部商品には、70℃まで表面温度が上がったものも。髪のたんぱく質は60℃以上で変性が始まるとされていますが、本品は熱ダメージによるパサつきや、枝毛・切れ毛を防ぎやすいでしょう。集中的に髪に風を当てるブローにも向いています。
まとまり感・指通りは比較した商品内でもトップクラス。濡らした毛束を乾かし、根元・中間・毛先の幅を測定すると、自然乾燥時の79.91%に収まりました。どの箇所も均一にボリュームダウンできており、満足の基準とした85%や全体平均83.46%(※2024年9月時点)よりも優れた結果です。
また、濡らした毛束を乾かして毛髪多目的計でくし通りを測定すると、引っかかりの数値は13.77Jを記録。満足の基準20J以下や全体平均約21J(※2024年9月時点)を大きく下回り、指通りも高評価でした。乾かし切ったあとは、手ぐしが引っかからないサラサラ感のある仕上がりが期待できます。
ランキング上位の商品でも、髪のまとまり・指通りがどちらも優秀だったものは少なかったのに対し、本品は「まとまりと指通りがとてもよい」との口コミにも納得。翌朝のヘアセットを楽に済ませたい人にもおすすめです。
稼動音が抑えられており、うるさく感じにくいのも利点です。風の吸い込み口から4m離れた位置で音量を測定すると、騒音値は平均55.43dBを記録。家庭用クーラーや換気扇と同程度の大きさでした(参照:日本騒音調査 騒音値の基準と目安)。
ほかの商品には、うるさく感じやすい60dBを超えるものが少なくありませんでしたが、本品は満足の基準とした55dBや全体平均の55.83dB(※2024年9月時点)と同レベル。声を少し張れば会話も可能です。就寝中の家族がいても邪魔になりにくいでしょう。
バイオプログラミング レプロナイザー 4D Plus REP4Dにはたくさんのよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
マイナスイオンの髪への付着量が少なく、摩擦によるダメージが起きやすい点は気がかり。濡らした毛束にドライヤーを当てて乾かしたあと、静電気測定器で毛束のマイナスイオンの量を測ると、91.33vを記録。数値が低いほど高評価とされていますが、満足の基準-200vや全体平均-162v(※2024年9月時点)には遠く及ばない結果でした。
比較した数値が-500vを記録した上位商品と並ぶと、本品は髪の毛同士の静電気による引き寄せが起きやすいといえます。ブラッシングしてから乾かすなど、摩擦を抑えられるよう工夫してくださいね。
操作性もいまひとつの評価です。電源コード込みの重量は744gとずっしりしており、全体平均の約554g(※2024年9月時点)をオーバー。持ち手から吹き出し口までの長さも130mmと長く、ロングヘアなど長時間使う人は途中で手に負担を感じる可能性があります。
ボタンが細くて小さく、手が大きい人や指が太い人はに押しにくい点も気になるところ。「本体が重くボタンを押しづらい」との口コミは払拭できませんでした。グリップ部分に風量調節ボタンがあるため、誤操作にも注意が必要。風が出てくるまでに押すボタン数も、2個とやや手間でした。
一方で、コードが2.6mと長めで場所を選ばず使いやすいのはよい点。何のボタンかも明記されているので、迷うことなく直感的に使えますよ。
機能は、同価格帯モデルのなかではシンプル。温度調節は冷風を含めて2段階、風量調節は3段階まで可能ですが、温冷自動切り換え機能には対応していませんでした。
スカルプ機能やモイスト機能といったプラスαのモードもなく、多機能にこだわる人には物足りない可能性があります。ノズルの数も1つのみでした。シンプルに使える点はメリットですが、モードやノズルを使い分けたい人には不向きでしょう。
収納や持ち運びがしにくいのもネックです。本体サイズは横幅247×奥行72×高さ330mmとかなり大きいうえ、折りたたみにも非対応。比較した商品の約半数は折りたたみ可能でしたが、こちらは広めの収納スペースを確保する必要があります。
なお、専用のケースやスタンドは付属していません。スタンドは別売りされているので、必要な人は注文してくださいね。
しかし、仕上がりのよさは本品最大の魅力。メーカー独自のバイオプログラミング技術による仕上がりを体験したいなら、検討してみてください。
搭載モード | |
---|---|
温冷自動切り替え機能 |
良い
気になる
幅(実測値) | 24.7cm |
---|---|
奥行(実測値) | 72.0cm |
高さ(実測値) | 33.0cm |
電源コードの長さ(実測値) | 260cm |
風速(実測値) | 12.90m/s |
騒音レベル(実測値) | 55.4dB |
遠赤外線機能 | |
スカルプ機能 | |
折りたたみ可能 | |
海外対応 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ここでは、バイオプログラミング レプロナイザー 4D Plus REP4Dの気になる点を補う商品をご紹介します。
パナソニックのEH-NE7L-Pは、髪をスピーディに乾かしたい人にぴったりです。価格は1万円以下(※2024年9月時点)とリーズナブルながら、速乾性は比較したなかでもトップクラス。検証では2分で毛束の水分を約4.8gも飛ばし、風速は平均14.73m/sを記録しました。
毛束の表面温度が平均40℃以下と低めなのもうれしいポイント。熱によるダメージを受けにくいでしょう。髪に付着したマイナスイオン量も多かったため、摩擦によるダメージも少ないと考えられます。
髪のまとまりや指通りも良好なうえ、稼動音は平均54.40dBと比較的静か。温冷の自動切り替え機能はありませんが、風量と温度はそれぞれ2段階で調整可能です。機能こそシンプルですが、ロングヘア・ショートヘア問わずぜひチェックしてほしい1台ですよ。
プラズマクラスター搭載で静電気の発生を抑える効果も期待できます。実際に検証を行うと、広がりやすいロングヘアでも毛束が細くまとまりました。引っかかりも少ないので、軟毛の人にも向いています。
バイオプログラミング レプロナイザー 4D Plus REP4Dの使い方は簡単。濡れた髪の根元まで風が行きわたるよう、指を通しながら乾かせばOKです。
(参照:バイオプログラミング公式サイト)
<特典>
また、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも購入可能。ECサイトのなかには公式ショップもありました。メーカー公式サイトでは偽物模造品や偽公式サイトに対する注意喚起も行われているので、信頼できるショップか・正規品がしっかり届きそうかをよく確認してください。
ほかにも、ゲオあれこれレンタルやモノカリなどのレンタルサービスでも取り扱いを確認できました。14日間で6,000円前後から借りられる(※2024年9月時点)ので、まずは試してみたいという人はレンタルも検討するとよいでしょう。
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