豊富なデザインと、完全遮光・耐風などの機能性で人気の、macocca MAKEZ 折りたたみ傘。インターネット上の口コミでも高評価が多く見られる一方で、「壊れやすい」「開閉しにくい」など、不安になるような口コミや評判があり、購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は口コミの真偽を確かめるべく、macocca MAKEZ 折りたたみ傘を実際に使って、紫外線遮蔽率・涼しさ・使用感を検証レビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
macocca MAKEZ 折りたたみ傘は、壊れやすさや畳みにくさなど使用感の悪さが響き、低評価になりました。
価格の割に、紫外線遮蔽率や涼しさも特段優れているとは言えず、今回の検証項目の中ではマイナス面をカバーしきれませんでした。とは言え、大きめの折り畳みタイプで、それなりに紫外線を防いでくれるものを探している方であれば、満足できる商品です。
また、「日傘」としてみるならイマイチですが、雨の日にも使える晴雨兼用タイプで、上品なデザインも好印象。いざという時の常備用としてや、春先や秋口用として1本持っておくと良いかもしれませんね。
大人女子のための傘・ストールを専門に販売しているブランド、macocca。そんなmacoccaの人気傘シリーズ、「MAKEZ (マケズ)」の折りたたみ傘の魅力についてご説明します。
MAKEZシリーズの特徴の1つが、デザイン性の高さ。通勤ファッションなどに合わせやすいシンプルデザインながらも、スタイリッシュな表情をあわせ持ち、大人の女性にぴったりと言えるでしょう。
ツートンカラーやドット切替など、カラバリは全部で14種類。ネイビーやベージュ・ブラックといったベーシックカラーをベースにした大人かわいいデザインばかりで、見た目にこだわりたいという方も、好みに合わせて選ぶことができます。
macocca MAKEZ 折りたたみ傘は、日傘としてだけでなく、雨の日に使えるのも特徴です。しかも、撥水効果は検査機関でも証明されているので安心。
天気予報にかかわらず、これ1本のみを持ち歩くだけでOKなのが嬉しいですね。折りたたみタイプなので、常備しておくのにも便利です。
サイズ感も特徴の1つです。macocca MAKEZ 折りたたみ傘は、傘を開いた時の直径が97cmと、一般的な日傘に比べて大きめ。一般的な日傘の大きさだと、紫外線からカバーしきれないだけでなく、雨の日にも心もとないという難点もありますが、この大きさなら安心できそうです。
真上だけでなく、横もカバーできるので、顔はもちろん肩や腕まで守ることができます。また、広げた時は大きいけれど、折りたためば長さ25.5cmとコンパクト。携帯性の面でも問題ありませんね。
満足の声が多いmacocca MAKEZ 折りたたみ傘。しかし中には、購入をためらってしまうような不安な口コミも見かけます。実際に、どんな口コミがあるか調査してみました。
調査してみて最も多かったのは、取っ手の部分が弱い、すぐに壊れてしまったという声。取っ手がくるくる回ってしまって持ちづらい、すぐに取れてしまいそう…という口コミがたくさんありました。中には、数回使っただけで金具などが壊れて使用できなくなったという声も。
他に多かった口コミとして、きれいにたたむことができない、というものもありました。サイズが大きい分、コンパクトにたたむのが難しく、サッとベルトを留めてケースに入れるのが難しいという声も。
また、うまくたためないため、シワになりやすいという口コミもありました。使い勝手に直結する大切なポイントなので、これは気になりますね。
壊れやすさや、折り畳みのしにくさが気になるといった、残念な口コミも見かけるmacocca MAKEZ 折りたたみ傘。しかし、実際に使ってみなければ、本当のところはわかりませんよね。
そこで今回は、macocca MAKEZ 折りたたみ傘を実際に使って、以下の3点を検証してみました。
検証①:紫外線遮蔽率
検証②:涼しさ
検証③:使用感
まずは、日傘を選ぶうえで最も気になる、紫外線遮蔽率について検証していきます。ショップの商品情報にはUV遮蔽率100%とありますが、実際にはどうなのでしょうか?
そこで今回は、快晴の日に野外で日傘をさして顔まわりの紫外線量を計測。さらに、日傘をさしていない状態での紫外線量を測り、その差を評価しました。
検証した結果、紫外線カット率は69.7%で、5段階評価中「3」という評価に。他の商品と比較しても平均的な数値であることが分かりました。
性能抜群とは言えないものの、サイズが大きめなこともあり、日焼け対策効果はまずまず期待できると言えそうです。
次に、涼しさを検証しました。日傘には日焼け防止効果だけでなく、直射日光を遮って暑さを防ぐ効果や、熱中症予防の効果を期待している方も多いですよね。
紫外線遮蔽率と同様に、快晴の日に日傘を差した顔周りの気温を計測して、日傘の外の気温との差を評価しました。
検証してみたところ、日傘の中の方が外に比べて0.4℃高いという結果に。遮光性は高いため直射日光は遮られるものの、あまり涼しくは感じることができませんでした。暑い日に使用する際は、熱中症対策などに注意が必要です。
最後に検証したのは、使用感です。口コミでは、「取っ手がグラグラする」「畳みにくい」という声もみられましたが、実際のところはどうでしょうか?
商品を実際に使用して、開閉のしやすさ・さしやすさ・重さや堅牢性・携帯のしやすさなどの観点から、総合的に評価しました。
まずさしやすさについては、耐風構造のため風が吹いても傘部分のばたつきが少なく、その点では安心。ただ、口コミにもあがっていた取っ手部分は、ネジ式固定のため振ったり振動させたりすると、だんだん緩んでくることが分かりました。
特に風の強い日はそのまま外れてしまいそうな不安感もあるため、堅牢性は低評価。また、ベルトが短いためきちんと畳まないと留めるのが困難で、開閉のしやすさという面でも、使用感はイマイチという結果になりました。
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