軽量かつコンパクトで使いやすいと評判の、hands+ 超軽量一級遮光折りたたみ傘。「乾きやすい」「開閉がスムーズ」と高評価の口コミが多くみられる一方で、「風ですぐに裏返る」「たたむときにかさばる」といった気になる声もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のクニルプスやローソンなどの折りたたみ傘とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、折りたたみ傘選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
hands+の超軽量一級遮光折りたたみ傘は、水滴が残りにくい大きめの傘をお探しの人におすすめです。撥水性が高く、実際に傘に水をかけると表面に水滴はあまり付着しませんでした。比較したほかの商品には、3回開閉を行っても水滴がほぼ落ちないものがあったなか、本品はほとんど残らず。使用後にパッとたたむ必要がある、電車での通勤時に活躍しますよ。
濡れにくさでも高評価を獲得。実際に傘を持ったマネキンに100mm/sの雨を浴びせても、服は大きく濡れませんでした。直径は106cmと大きいため、小柄な人であれば強い雨からもガードできるでしょう。遮光率99%以上・遮熱効果ありとも謳われており、晴雨兼用で使えます。
サイズは長さ24.5cm×厚み4.5cmとコンパクト。重さも実測値で168gと軽量なため持ち運びしやすく、バッグに常備したい人にも適しています。一方、開閉のスムーズさはいま一歩。とくに閉じる際には「たたむときにかさばる」との口コミどおり、生地がくしゃくしゃになりまとめるのに時間がかかりました。
耐風性もいまひとつです。実際に風をあてたところ、「風ですぐに裏返る」との口コミどおり、ひっくり返りそうなほど骨がたわみました。比較したなかでは傘骨が8本以上だと安定しやすい傾向があったのに対し、6本と少なく生地がはためきやすいのも気になります。強風時の使用には不向きでしょう。
水滴をサッと落とせるかつ持ち運びやすいため、強風時以外はメイン使いもできるほど優れたアイテムです。とはいえ、上位商品にはワンタッチで開閉可能なものや耐風性に優れていたものも。使いやすさを追求する人は、ほかの商品も検討してみてください。
折りたたみ傘の魅力は、バッグに常備しやすく、突然の雨でもサッと取り出して使えること。長傘に比べると耐風性は物足りませんが、軽量かつコンパクトなものが多く、持ち運びやすいというメリットがあります。
今回ご紹介するhands+ 超軽量一級遮光折りたたみ傘は、日差し対策を考えて作られているのが特徴です。UVカット率99%・遮光率99%以上・遮熱効果が期待できると謳っており、生地の裏側には光を通しにくいコーティングを施しています。
販売元は、生活雑貨をはじめ幅広いアイテムを取り扱う東急ハンズ。本品を含むhands+シリーズは、同社のオリジナル商品です。
傘骨はカーボンファイバー製で、骨の数は6本。生地の素材にはポリエステルを使用しています。風を受けて傘がひっくり返っても、破損しにくいよう設計されていますよ。
開いた状態でのサイズは直径106cmあり、収納時の全長は24.5cm。重量は179gです。
カラーは、以下のように全9種類を展開。単色はもちろん、ボーダー・スプラッシュといった柄つきのものまで販売されているため、好みのデザインを見つけやすいでしょう。傘の色と同じ専用の収納袋も付属しています。
<カラー展開>
今回はhands+ 超軽量一級遮光折りたたみ傘を含む、折りたたみ傘全20商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめは、濡れにくさの検証です。グレーのスウェットを着せたマネキンに各商品を持たせ、100mm/sの雨を浴びせます。服の濡れ具合より評価しました。
その結果、マネキンの上半身・下半身ともに大きな濡れは見られず、高評価を獲得。比較した商品内には、開いた際の直径が80cm台と小さく上半身がびしょ濡れになるものがありました。対して本品は、直径が106cmと大きめで体全体をしっかり雨から守れます。
雨漏りしなかった点もメリットです。比較した全商品のなかでも、傘の先端から水が染み込まなかったのはわずか2割でした。全身をしっかりカードできるため、とくに小柄な人であれば強い雨の日にも役立つでしょう。
次は、機能性(撥水性・耐風性)の検証です。
濡らした状態の各商品を3回開閉し、残った水滴の量から撥水性を評価します。また送風機から1m離れた場所で各商品に12m/sの強風をあて、骨のたわみ・生地のはためき具合の2点から耐風性もチェックしました。
撥水性はトップクラスの高評価です。撥水加工は施されていませんが、開閉を行う前から傘自体に水滴はあまり付着せず。比較したほかの商品には開閉前後で変化がわからないほど水滴が残ったものがあったなか、3回振るだけでほとんどの水滴を落とせました。
開閉後の傘の表面がかすかに湿っている程度だったため、使用後は折りたたんですぐにバッグへ片づけられます。電車によく乗る人や通勤時に大活躍するでしょう。
一方で「風ですぐに裏返る」との口コミどおり、耐風性はいまひとつ。実際に風をあてると、生地は大きくはためき、傘部分がひっくり返りそうになるほど骨がたわみました。
比較した商品内では、傘骨が8本以上だとつくりががっしりしている傾向があったのに対し、本品は6本と少なく安定感は物足りません。風が吹くと片手で支えるのが難しくなるため、強風時の使用は避けるとよいでしょう。
続いて、持ち運びやすさの検証です。実際に収納時のサイズをチェックしたところ、長さ24.5×厚み4.5cmとコンパクトでした。高評価の基準とした長さ26cm以下・厚み6cm以下をクリアしており、バッグにも収納しやすいといえます。
比較しほかの商品には、重量が450g以上とずっしりした重みを感じるものもあったなか、重さが実測値で168gと軽量だったのも魅力。バッグに常備しておきたい人にもぴったりです。
最後は、開閉のしやすさの検証です。実際に使用すると、スムーズに開閉できず評価はいまひとつ。開閉方法は手動のため、最後まで開くにはやや力が必要です。
「たたむときにかさばる」という口コミの指摘どおり、閉じると生地がくしゃくしゃになるのがネック。細く丸めて袋に入れるのが手間に感じました。
比較したワンタッチで開閉でき、生地のまとまりがよい商品と並ぶと、収納するまでに時間がかかります。手軽さを求める人には不向きでしょう。
hands+ 超軽量一級遮光折りたたみ傘は、全国にある実店舗・公式ネットストアのほか、楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトにて購入できます。
公式ネットストアでの販売価格は税込4,980円(執筆時点)。検証結果を参考に検討してみてください。
最後に、ほかの特徴をもった商品をご紹介します。
クニルプス U.220は、サッと開いてパッと閉じられるのが魅力です。開閉方法にはワンタッチ自動式を採用しており、ボタンは大きめ。押すだけでスムーズに開閉できました。閉じた際の生地のまとまりもよく、片づけに手間がかかりません。全長は96cmあるので、小さめの長傘のように使えますよ。
風への強さが気になる人には、ローソンの折りたたみ傘がおすすめ。風をあてても骨は大きくたわまず、片手でも支えられました。重量も168gと軽く、力に自信がない人でも使いやすいといえます。収納時の全長は23.5cmとコンパクトなため、バッグに入れて毎日持ち運びやすいでしょう。
重量 | 250g |
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開閉方法 | ワンタッチ |
雨晴兼用 | |
傘骨の数 | 6本 |
収納時の直径 | 5.5cm |
収納時の長さ | 29.0cm |
PU加工 |
良い
気になる
傘の素材 | ポリエステル |
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親骨の太さ | 9.0mm |
撥水加工 |
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