DOD ワンポールテントMは、コンパクトに収納でき、軽々と持ち運びできるのが魅力の商品です。インナーテントとフライシートには折りたたみやすいポリエステル素材を採用し、実際にたたんでみても約W58×D18×H18cmと小さくまとまりました。比較した商品には重量が5kg以上あるものも多いなか、約4.5kgと軽いため、キャンプにも楽に持って行けるでしょう。設営のしやすさを謳っているとおり、組み立ても難しくありません。ポールにはショックコードがついており、作業したモニターからも「パーツがわかりやすく組み立てやすい」と好評でした。ただし天井が200cmと高く、「外側のシートをかぶせるのに少々手間取る」と感じた人も。またポールを立てる位置がわかりにくく、少し設置に慣れる必要があるでしょう。天井が高い分、出入りのしやすさは良好です。比較した商品には体勢を低くしないと通れないものもありましたが、モニターからは「楽に出入りできる」との声が多く上がりました。インナーテントのメッシュ素材は網目が細かいので、虫が入ってくるのを防げそうです。しかしメーカーの謳い文句に反し、通気性はあまりよくありません。片側からしか風が入らないため、モニターからは、口コミと同じく「風通しがあまりよくない」といった意見が目立ちました。インナーポケットなどの便利なパーツはあるものの、比較したほかの商品に備わっていたランタンフックや冷気を遮断するスカートがないのも気になるところです。肩にかけてどこにでも持ち運びしやすいのは利点ですが、風通しがよくないため、蒸し暑い日だと過ごしにくい可能性があります。サッと空気を入れ替えられ、快適に過ごせるワンポールテントがほしい人は、ほかの商品をチェックしてみてくださいね。
結論からいうとキャプテンスタッグのトレッカー ワンポールテントレクタ270UV タイプ2は、組み立てやすさを重視する人におすすめです。インナーテント内には、ポールを立てる場所の目印がついています。実際に組み立ててみると、短時間で設営できました。ポールにショックコードが通っていないなど気になる部分はありますが、難しい工程がなかった点は高評価です。また出入り口も広く、楽に出入りできました。一方で、テント内は熱がこもりやすい傾向にあります。出入り口が正面にしかなく、インナーテントのベンチレーターもやや小さめです。テントの前後に出入り口を設けた上位商品に比べると、風通しはよいとはいえません。しかしインナーポケット・スカートを搭載しており、機能性には優れています。収納時のサイズも大きすぎず、持ち運ぶ際には車の荷室にも積み込めるでしょう。公式サイトでの販売価格は税込66,000円(執筆時点)と全体のなかではやや高価ですが、キャノピー付きにより前室を作れるのはうれしいポイント。スペースを広く使えるテントをお探しの人はぜひ検討してみてください。
結論からいうとDODのYADOKARI TENTは、機能性の高さが魅力です。フライシート・インナーテントともに、空気を循環させる窓となるベンチレーターが備わっています。さらに外気がテントに入るのを防ぐスカート付きなのも高評価に。厚手の布地により熱はややこもりやすい印象ですが、冬場のキャンプではとくに活躍するでしょう。また最大収容人数は6人と多く、大きめの出入り口が全部で3か所あります。比較したほかの商品にはかがまなければ出入り口を通れないものもあったなか、楽に通れました。ファミリーキャンプなど大人数で使いたい人にもおすすめです。組み立てはシンプルな構造のため、難しい工程はありません。インナーテント・フライシートの正面を合わせるのにはコツが必要ですが、慣れてしまえばスムーズでしょう。ただし収納時のサイズは大きく、重量も約15.7kgと重め。携行性はいまひとつなので、購入前に車の荷室に入るか確認しておきましょう。公式サイトでの販売価格は税込58,150円(執筆時点)とやや高価な部類に入るものの、あると便利な電源コードを通す穴やインナーポケットまでついているのはうれしいポイント。テント内での過ごしやすさに重点をおく人は、ぜひ検討してみてください。
CAPTAIN STAG トレッカー ワンポールテント レクタ270UV(カーキ)
キャプテンスタッグ トレッカー ワンポールテント レクタ270UVは、収納スペースに限りがある人に候補となるアイテムです。重量4kg・収納時の体積0.015m3と、比較した全商品の平均約7kg・体積約0.031m3(※執筆時点)よりかなり軽量かつコンパクト。持ち運びに便利と謳っているとおり、収納しやすさは比較したなかでもトップレベルでした。機能性も高評価を獲得。使用頻度の高いランタンフックがない点は気になるものの、ベンチレーター・インナーポケット・スカートといった快適に過ごすための機能がそろっていました。比較したなかにはベンチレーター以外の機能がない商品もあったなか、充実の機能性といえます。出入り口は1つですが、モニターからは「広く開くので出入りは楽」と好評。メッシュが細かく、虫の侵入を防ぎやすいのも利点です。一方で「風抜けがあまりよくない」との口コミどおり、通気性はいまひとつ。テント内の風通しが悪く、テント上部の通気口も居住空間には作用していませんでした。組み立てもやや手間で、評価が伸び悩む結果に。比較した商品内では、ショックコードがあるタイプは簡単に設営できる傾向があったなか、コード非搭載のためポールをはめ込む手間がかかります。「床部分は補強してあるがポールには細工がない」との口コミどおり、センターポールを固定するストッパーがないのも気になりました。モニターからは「滑りそうで不安定さを感じる」「ポールを立てる位置がわかりにくい」との声が並んでいます。フライシートもたるむため、インナーテントとは別々にペグ打ちする必要がありました。コンパクトに収納できて持ち運びやすいので、ソロ~2人の少人数キャンプがメインなら候補のひとつになる商品です。ただし、組み立てやすさやテント内でのすごしやすさを重視する人は、ほかの商品をチェックしましょう。
TARAS BOULBA TB ワンポールティピー
結論からいうとTARAS BOULBAのTB ワンポールティピーは、夏場のキャンプに使いたい人におすすめです。出入り口は2か所あるうえ、インナーテントの側面はメッシュ仕様になっています。ベンチレーターも搭載しており、虫の侵入を防ぎつつしっかりと風を取り込めました。さらに出入り口は大きめなため、かがまなくとも通れた点も高評価です。風の侵入を防ぐスカートがついていないのは惜しいものの、ランタンフック・インナーポケットはついており、機能性は申し分ありません。また組み立てに難しい工程はなく、初心者でも簡単に設営できました。ただし、重量は6kgとやや重め。比較したほかの商品には4kg台と軽いものがあったことをふまえると、持ち運び時などにかさばる可能性があります。収納スペースにおさまるか、あらかじめ確認しておきましょう。公式サイトでの販売価格は税込39,900円(執筆時点)と、全体でも中間くらいの価格です。組み立てやすさ・通気性に優れているので、暑い季節でも過ごしやすいテントをお探しの人はぜひ検討してみてください。
LOGOS LOGOS ナバホ Tepee 300
ロゴス ナバホ Tepee 300は、組み立てが簡単なものがほしい人におすすめです。ポールにショックコードがついており、口コミどおり直感的に組み立て可能。比較では組み立てに手間がかかる商品もあったなか、インナーテントの中心部にセンターポールをはめ込むストッパーがあります。実際に組み立てたモニターも好評です。収納時のサイズは幅52×奥行18×高さ18cmとコンパクトで、省スペースに保管可能。比較したところ、ポリエステル素材の商品が軽量で小さくまとまる傾向がありました。ポリエステルタフタ素材を使用した本商品の重量は、約4kgの軽量クラス。特徴的なナバボ柄と水色がアクセントの、見た目にも楽しいデザインも魅力です。インナーテント・フライシートのベンチレーター(換気窓)やインナーポケットがついており、機能性も良好。比較した約4割の商品にあったランタンフックは大型で可動タイプのため、シチュエーションに合わせて用途を変えられます。展開時のサイズは縦300×横250×高さ180mmで、大人2人・子ども2人で使うのに適した大きさです。実際にテントに出入りしてみると、入る際に少しかがむ必要はあるものの、床面が広く開くので入りにくさは感じません。口コミのとおりファスナーの固さは気になるものの、一方向で開閉するタイプで開けやすいです。天井部分のメッシュも適度に網目が細かく、虫の侵入を防げるとモニターから好評でした。しかし、上部にベンチレーターがあるとはいえ、出入口が1か所で風が通りにくいのが難点です。口コミのとおり、夏場などの暑い時期には長時間滞在するのは難しいと感じたモニターも。使用時には、テント内の人数や気候に配慮するのが望ましいでしょう。風通しがよいものを探している人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。