Apple Smart Keyboardは、軽作業に使う薄型・軽量なApple純正キーボードがほしい人におすすめです。重さを測定したところ、比較した商品には600g前後のものが多かったのに対し、245gとトップクラスの軽さでした。薄いうえにカバー一体型なので、iPadに取りつけたまま持ち運びができます。気軽に持ち出して、外出先でiPadを使いたい人におすすめです。デバイスとの接続にはSmart Connectorを採用し、キーボードとiPadをマグネットで吸着するだけと非常に手軽。接続と同時に給電も行われるので、充電も不要です。比較したなかでBluetooth接続の商品は、ペアリングや充電の手間がかかるのがネックでした。取りつけ・取り外しも軽い力でできます。スタンドの使い勝手もまずまず。角度調整はできないものの、実際に使用したモニターからは「文字を入力するにはよい角度」などおおむね好評でした。ソフトカバーながら安定感もあり快適でしょう。ただし、機能面ではトラックパッドやバックライトなどを搭載しておらず、パソコンライクに作業するには物足りません。実際にモニターに入力してもらったところ、小さめのキーとストロークの浅さが気になりました。比較したハードカバーの商品のような打鍵感はなく、薄さゆえにぺたぺたとした感覚です。「キーの反応が鈍い」との口コミに反して感度はよく、キーも違和感なく使える日本語配列のため、携帯性重視の人にはよいでしょう。価格は、執筆時点で税込24,800円(公式サイト参照)。謳い文句に反してタイピングの快適さは上位商品に劣るものの、気軽に持ち歩けて軽作業にはぴったりですよ。サブパソコンとしてガッツリ作業したい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね!
ロジクール RUGGED FOLIO iK1054BKAは、とにかく頑丈なものを探している人におすすめです。米軍規格のMIL規格に準拠し、iPadの6面を保護するタイプです。比較した同社の商品には5面保護のモデルもあったのに対し、本品はあらゆる面の衝撃を緩和できます。キーボード全体が密閉されており、耐水性と防粉性に優れるのもポイント。屋外での作業が多い人や小中高生の子ども用にぴったりです。ケース一体型でペンホルダーもあり、付属品をまとめて持ち運べます。比較したペンホルダーがない商品と異なり、タッチペンを紛失するリスクが低め。装着時の重さは1,094gと、純正キーボードをつけたときとほとんど変わりません。口コミに「少し重たい」とありますが、許容範囲といえます。「使い勝手がよい」との口コミどおり、利便性も高めです。Smart Connectorに対応しているため、マグネットによってiPadへくっつくと同時に接続・給電されます。比較した同社の商品にはBluetooth接続する電池式の商品もあったのに対し、こちらは接続設定・電池交換などの手間がかかりません。キーボードの打ちやすさも良好です。実際にモニターが使用すると「反発力が強く打ちやすい」「底打ち感がある」と好みが分かれたものの、大半のモニターが好印象を抱きました。Enterや記号キーなどの配列・大きさはMacBookに近いので、慣れている人であれば違和感なく使用できるでしょう。ショートカットキーも豊富なので、MacBook同様効率的に作業できます。トラックパッドは非搭載なのでジェスチャー操作はできませんが、公式サイトでの価格は22,770円と、純正品より安価(※2024年11月時点)です。iPadを保護しつつ持ち運べて使い勝手もよいので、ぜひ候補に入れて検討してみてくださいね!<おすすめな人>頑丈な作りのカバーでiPadの全面を保護しつつ持ち運びたい人利便性が高く、効率的に作業できるものがよい人<おすすめできない人>トラックパッドを使ってジェスチャー操作したい人
ロジクール RUGGED COMBO 3は、子どもでも使いやすい商品を探している人におすすめです。比較したなかで唯一防水防塵性能を備えています(※執筆時点)。落下への耐性もあり、屋外に持ち出してラフに使えるのがメリット。接続方法はSmart Connectorに対応していて、iPadとマグネットでつけるだけで接続・給電が行えますよ。実際に商品を使ったところ、キー幅がちょうどよくタッチすると適切に反応しました。日本語配列を採用していて、パソコン感覚で使えるのもう良い点です。比較した商品にはキー配列が独特で慣れが必要なものもあったのに対し、パソコンの練習用にも向いています。打鍵感は軽めながら、クッション感もありました。「快適なタイピング」という謳い文句にも納得です。ケースにはキックスタンドがついていて、無段階で調節できるのもメリットです。比較した据え置きタイプよりも、さまざまな角度で使用できて便利ですよ。折りたたみ可能なので、タブレットだけで使いたいときも邪魔になりません。ケースの取りつけ・取り外しにはやや力が必要だったものの、一度セットしたら外す必要はなく、あまり気にならないでしょう。一方、Apple JapanMagic Keyboardなどに搭載されていた、カーソル操作ができるトラックパットがついていないのは気がかり。ケースの重さが603gあり、iPadと合わせると1kg以上と重たいのも気になりました。モニターからは「厚みがある」との声も聞かれたため、「持ち歩くには重い」との口コミどおり長時間持ち歩くには負担となりそうです。執筆時の価格は税込22,770円(公式サイト参照)と高価格帯ですが、教育機関での使用が想定されている商品なだけあってキーボード・ケースの使用感に優れた商品です。とはいえ、比較したなかにはより機能性に優れた商品もありました。ビジネスシーンでパソコンのように扱いたい人は、ぜひそちらもチェックしてみてください。
iPad(第10世代)用Magic Keyboard Folio
Apple iPad(第10世代)用Magic Keyboard Folioは、MacBookに近い感覚で打てる、利便性の高いものがほしい人におすすめです。Smart Connectorに対応し、iPadにくっつけるだけで接続と充電ができるのが魅力。ショートカットキーは計14個と豊富で、比較した商品内でも対応しているものが少なかったESCボタンや音声入力ボタンもついていました。角度は130度まで無段階で調整できます。キーの配列はMacBookと同じで、Enterキーのサイズも比較したなかでは大きめです。実際に使った12人のモニターからは、Macbookのキーボードとほとんど変わらない打ち心地が好評。「底打ち感が少ない」「適度な反発があり打ち心地がよい」などの声が聞かれ、普段MacBookを使用しているなら違和感なく使えるでしょう。指でポインターを操作するトラックパッドは、ドラッグ・ピンチ・スクロール・スワイプなど豊富なジェスチャーに対応。カクつきやラグはなく動きも滑らかです。比較したほかの商品にはトラックパッドがないものも多かったなか、マウスがなくても効率よくスムーズに作業を進められますよ。カバーの保護性能も悪くなく、iPadの表・裏・片側の3面を覆えます。しかし「少し重い」との口コミどおり、重量はiPad込みで約1,065g・厚みは2.1cmと、比較したなかでもやや重く厚みがあるのが気がかり。カバーはズレやすくペンホルダーもないので、持ち運び時にはペンを落としたり画面に傷がついたりしないよう注意してください。打鍵感がよく使いやすい機能が豊富な本商品。純正品にこだわる人にはおすすめできます。とはいえ価格は4万円以上と高めで、持ち運びやすさを重視する人にもあまり向きません。価格を抑えたい人や、本体をしっかり保護しながらより楽に携帯したい人は、ほかのモデルも検討してみましょう。<おすすめな人>MacBookを使い慣れている人打ち心地にこだわる人<おすすめできない人>持ち運んで使う頻度が高い人
11インチiPad Pro(M4)用Logicool Combo Touch Keyboard Case
ロジクールのCombo Touch iPad Pro 11インチ M4は、M4iPadを使用しているすべての人におすすめです。ペンホルダーはありませんが、iPadを含めても厚さ11mmとスリム。比較した商品にはiPadを含めた重量が1,200gを超えるものもあったのに対し、920.5gと軽く「見た目より重い」との口コミを払拭しました。マグネットで吸着するだけで、給電や接続ができる手軽さも魅力です。Smart Connectorに対応しているため、比較した一部商品のようにBluetoothや有線で接続する手間はかかりません。角度は最大175度まで調整でき、見やすい位置に固定できます。「キーボードが外せて便利」と口コミにもあったようにタブレットとしても使用可能です。トラックパッドは、Apple純正品と変わらない性能でした。対応ジェスチャーが豊富で、1本指でのドラッグや、2本指での上下左右へのスクロール・クリックなどの操作ができます。比較したなかには動作がカクつく商品もありましたが、こちらはすべての操作がなめらか。ショートカットキーも充実しており、効率よく作業を進められます。キーボードは、使い慣れた人が多い日本語配列です。キーの間隔は十分で、誤押下しにくいでしょう。ただし、実際に入力したモニターの評価は、「Macbookと比べると底打ち感が強い」「長時間作業しても疲れにくそう」と分かれました。浅めの打鍵感が好きな人向けといえます。公式サイトの価格は税込42,790円と高価(※2024年10月時点)ですが、M4iPad対応のApple純正品は約5万円です。保護面数は5面とApple純正品より多く、持ち運び時の故障リスクを軽減できますよ。デザインもスタイリッシュなので、M4iPadユーザーでキーボード選びに迷っている人は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。<おすすめの人>M4iPadを使用しているすべての人軽くて持ち運びやすい商品を探している人ジェスチャーでスムーズに操作したい人<おすすめでない人>入力のしやすさをとくに重視する人
Logicool K780 マルチデバイス ワイヤレスキーボード
ロジクール K780 マルチデバイス ワイヤレスキーボードは、パソコンに近い感覚で操作したい人におすすめです。一般的なパソコンとほぼ同じキーの幅・大きさで、使用したモニターからは「パソコンと同じ感覚で打てる」と好印象でした。比較した商品では唯一のテンキーつき(※執筆時点)かつ日本語配列なので、違和感なく入力できるでしょう。キーの反応もよく、連打・素早いタイピングも遅延なく入力できました。丸みのあるキーが指に引っかかりやすいため、「キーが打ちにくい」との口コミにも頷けますが、打ち心地は軽く長時間でも疲れにくいですよ。比較した一部商品のように深く押さなくても反応しました。キーボードの取りつけ・取り外しは、スタンドに接続した端末を乗せるだけで完了。ペアリング不要のSmart Connector対応モデルほどの利便性はないものの、比較したほかの商品のように力は必要ありません。スタンドは横幅が広く、「安定感があり使いやすい」との口コミどおりでした。しかし、スタンドが固定されており、比較したほかの商品のように角度調節ができないのは懸念点。文字入力時はそこまで気になりませんが、モニターからは「動画を見る場合は、光の写り込みでやや見づらい状況がありそう」という声もありました。「重いので持ち運びには不向き」という口コミどおり、重量が875gとかなり重いのも気がかりです。サイズもiPadより大きいため、据え置き用とするのがよいでしょう。画面タッチが不要なトラックパッドやバックライトを搭載しておらず、機能性も物足りなく感じました。公式サイトでの値段は税込8,360円(※執筆時点)。比較した商品のなかでは中価格帯ですが、Bluetoothで最大3つのデバイスとの接続・切り替えが可能です。iPadとスマホ・パソコンを併用して作業したい人にはよいでしょう。持ち歩くことが多い人や機能性を重視したい人は、ほかの商品を検討してみてください。