すくすくチェア プラス テーブル付は、1台を長く愛用したい人におすすめです。確認すると約60kgの耐荷重があり、「大人も座れる」という謳い文句どおりの仕様でした。足置きは11段階・座面は6段階に高さ調節可能です。比較した商品のなかでも調節機能が細かく充実していたため、成長に合わせた正しい姿勢をサポートできるでしょう。「安定感がある」という評判どおり、木製のしっかりしたつくりでがたつきも気になりませんでした。床との設置面積が広く凹凸のあるすべり止めつきで、転倒はもちろん床が傷つくリスクも低いといえます。座面にはおなか・股2本のガードが付属。比較したなかでも2本のガードがついた商品は体をサポートしやすい傾向があり、こちらもしっかりずり落ちを防げそうです。食べ物や食器を置きやすい広めのテーブルつきで、食事しやすいところもメリット。座面が滑りやすく背もたれは26.5cmと高くはありませんが、おなかと股のガードがあるので姿勢は崩れにくいでしょう。しかし空間は狭く、比較した大半の商品と同じく乗せおろしにはやや手間取りました。慣れるまでは口コミのように「子どもを座らせるときに時間がかかる」と感じそうです。「お手入れが大変」という口コミどおり、汚れをサッと拭き取りやすいともいえません。比較したなかには「カトージ ZAAZ ベビーチェア」のようにフラットなつくりの商品もありましたが、こちらは座面・テーブルどちらにも溝があり汚れが詰まりやすいといえます。水が染み込むような素材は使われていないものの、テーブルがすぐに着脱できないのも惜しいところです。別売りのチェアクッションやシリコン製テーブルマットなど、オプションが豊富で自分好みにカスタムしやすいのは魅力的。とはいえ、乗せおろしやお手入れに時間をかけたくない人は、ほかの商品も含めて検討してくださいね。
和光堂レーベンスミルク はいはいは、粉ミルクにかかるコストをできるだけ減らしたい人におすすめです。100mLあたりの価格を計算したところ、32.2円とお手頃でした。比較した商品には50円以上するものもあったなか、こちらは家計にやさしいといえます。完全ミルクで粉ミルクの消費量が多い赤ちゃんにぴったりですよ。母乳との味わいに近いのも利点です。約300人の母乳を確かめたことがある助産師の浅井さんが試飲したところ、「ほのかに甘さがある程度でしつこくなく、後味も悪くない」「ほのかな甘さの香り」と好印象でした。「甘すぎなくてよい」との口コミどおり、自然な甘みで混合育児の赤ちゃんも飲みやすいでしょう。使い勝手も良好です。缶とフタが一体になった形状で、片手でも簡単に開閉できました。比較した缶とフタが別々の商品はフタを外す手間がかかるのに対し、こちらは赤ちゃんを抱っこしたままでも調乳ができます。哺乳瓶に粉を先に入れるワンステップ調乳のため、粉を入れた回数を忘れてもやり直しがききますよ。唯一、口コミに反して粉が溶けにくかった点は惜しいところ。哺乳瓶を20回まわしてようやく粉が溶け切り、ザルにあげるとダマが少し残っていました。比較した商品には哺乳瓶を5回まわしただけで粉が溶け、ダマも残らないものもあったなか、こちらは完全に溶け切ったか回しながら確認が必要です。2022年3月にリニューアルされ、たんぱく質のバランスなどをより母乳に近づけたとアピールしています。味わいが母乳に近く使い勝手も良好なうえ、続けやすい価格なのは大きな魅力。粉ミルク選びに迷っているなら、ぜひ購入してみてくださいね。
イマックス(セリア) 水分たっぷり!水99%おしりふきは、100円ショップ商品でありながら、シートは柔らかく拭き取り力も申し分なし。肌に優しい低刺激&肌触りで、赤ちゃんにも安心して使えます。シートの耐久性はかなり低めですが、使い勝手は総じて高評価。シール蓋には適度な粘着力があり、片手でも1枚ずつラクに取り出せます。また、100円で80枚入りのため、シート1枚あたりのコストはわずか1.4円程度。コスパも抜群で、子だくさん家庭では家計を抑えるのにも役立ってくれるでしょう。100円ショップの商品は売り切れると次回の再販期間が未定になることも多々ありますので、気になっている方は買い溜め必至ですよ。
LUCKY 1934 BABY CARRIER FIRST
LUCKY1934 ベビーキャリア ファーストは、着脱のしやすさで選びたい人におすすめです。腰ベルトがないうえにバックルが前側にあり、肩ベルトを外さず子どもの乗せおろしができるのが魅力。比較した商品には、バックルが背中側にあって手が届きにくいものもあったのに対し、子どもが寝ていても起こさずベッドに移動させやすいですよ。抱き方は、対面抱き・前向き抱き・おんぶの3種類。実際に体型が異なるモニターが試したところ、対面・前向き抱きは安定感がありました。小型な人だと少し密着しにくくなるものの、「赤ちゃんとの一体感がある」などと好評です。座面の高さ調節ができ、赤ちゃんの体がフィットしやすいでしょう。子どもが汗をかいた状態を再現して通気性を調べた結果、熱のこもりにくさは優秀。日よけ風よけフードもあり、夏場のお出かけに活躍します。洗濯機洗いができるので手入れもしやすいですよ。ややコンパクトさに欠けますが、重すぎないので持ち運びもおおむね問題ありません。一方で、肩ベルトのみで支える構造ゆえに、肩の負担が大きいのは惜しい点。口コミのとおり、長時間の使用には向いてないでしょう。抱っこ中に前屈みになると親子の間に隙間ができたり、おんぶだと赤ちゃんの体がしっかり固定できなかったりと、少し安定感に欠けるのも気になりました。執筆時点で税込8,690円(公式サイト参照)と比較的安いため、手頃に買える新生児期用の抱っこ紐がほしい人には向いていますが、肩や腰への負担が気になるなら、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
雪印メグミルク ぴゅあは、粉ミルクを探しているすべての人におすすめです。100mLあたりの値段は27円とリーズナブル。比較した全商品の平均価格が約39.8円(※執筆時点)だったことをふまえると、家計にやさしいといえます。完全ミルクや月齢が大きい赤ちゃんなど、たくさんミルクを飲むならうれしい価格帯でしょう。粉が溶けやすいのも魅力です。実際に調乳したところ、哺乳瓶を5回まわしただけで粉が完全に溶けました。「ダマが残る」という口コミに反し、ザルでこしてもダマは見られません。比較した商品には、哺乳瓶を40回まわしてやっと粉が溶けたものもありました。対してこちらは夜間や急いでいるときに、スムーズに調乳できます。缶とフタが一体になった形状も便利です。比較した缶とフタが別々の商品と違い、片手で開閉しやすく赤ちゃんを抱っこしたままでも調乳ができます。フタを閉めるとパチンと音がなり、閉め損ねを防げるのもうれしいポイントです。「すり切りが難しい」という口コミに反し、計量もスムーズでした。計量スプーンも使いやすく、多少斜めになっても粉が溢れず哺乳瓶への移し替えもラクラクです。粉ミルクよりも先にお湯を入れるタイプのため、調乳の際には何回入れたかを忘れないようにするとよいでしょう。ただし、約300人の母乳を確かめたことがある助産師の浅井さんが試飲したところ、「喉にからみつく甘味がある」と指摘しています。少し鼻に残るにおいもあるため、混合育児にはやや不向きです。とはいえ、続けやすい価格で計量・調乳もしやすいのは大きな魅力。粉ミルク選びに迷っているなら、ぜひ購入してみてくださいね。
明治 ほほえみは、スムーズに調乳できるのが魅力です。缶のフタは、片手でも開けやすい一体型。比較した商品にはフタを完全に外さないと調乳ができないものもあったのに対し、赤ちゃんを抱っこしたままでも片手で扱いやすいでしょう。粉を先に入れるワンステップ調乳式であるうえ、「すりきりしにくい」という口コミに反して正確に計量できたのも利点です。粉はやや溶けにくく、哺乳瓶を20回まわしてようやく完全に溶けました。比較したなかには5回まわしただけで粉が溶けたものもあり、「お湯に溶けやすい」という口コミとは少し異なります。とはいえ、ザルにあげても米粒サイズのダマが0.6g分残っただけです。高評価の基準とした1gはクリアしました。味わいは母乳に近いとはいえません。実際に試飲した助産師の浅井さんは、「お湯で溶いた直後は少し魚臭い感じ。口に含んだ瞬間に甘みを感じる」とコメントしました。比較した商品にはほのかに甘い香りのみを感じるものもありましたが、こちらは混合育児だと母乳と味わいが違って飲んでくれない場合がありそうです。100mLあたりの価格は、43.5円とやや高価格。比較した商品の平均約39.8円(執筆時点)を上回っており、「値段が高い」という口コミどおりでした。ミルクの消費量が多い完ミや月齢が大きい赤ちゃんだと、費用が負担になるでしょう。携帯しやすいキューブタイプやサッと用意できる液体ミルクなども展開があり、シーンにあわせて使い分けしたい人にはおすすめです。とはいえ、800gの大缶は比較したなかではやや高額だったので、家計にやさしい粉ミルクを選びたい人は、ほかの商品も検討してみてくださいね。