車のローン年数について徹底解説！10年は長い？組み方のポイントも紹介

忙しくて時間のない人のために、まずは要点をギュッとまとめました。以降の見出しでは、それぞれについてより詳しく解説していきますね。

マイカーローンは銀行で最長10年、ディーラーローンの場合5～8年前後が一般的です。つまり10年でローンを組むということは、利用できる期間を最大限使って返済するということ。

マイカーローンの返済期間は５年前後で組む人が多いなか、10年でローンを組む場合どのようなメリットや注意点があるのでしょうか。以降の見出しでより詳しく解説していきます。

返済期間によって支払いの負担はどれだけ変わるのでしょうか。2020年販売台数No.1だったTOYTA・ライズを参考に、借入金200万円で返済額を比較してみました。

【毎月の返済額】※（）内は5年との比較

• 5年：¥35,056
• 10年：¥18,403（ - ¥16,653）

【ひと月あたりの利息負担】※（）内は5年との比較

• 5年：￥1,772
• 10年：¥1,736（ - ¥36）

【総返済額】※（）内は5年との比較

• 5年：¥2,103,331
• 10年：¥2,208,323（ + ¥104,992）

借入期間が長くなるほど、毎月の返済は減りますが総返済額は上がっています。

５年に比べ総返済額が10万円ほど上がっているので、５年で組むよりも余計にかかるコストは単純計算で年１万円ほど。これが高いか安いかは人それぞれですが、毎月の返済負担が軽くなることが、年間１万円のコストに見合っているかどうかを考えたうえで、10年で借りるべきかを決めるとよいでしょう。

10年で組む最大のメリットは、毎月の返済負担が小さく済むこと。

上記の例でいえば、5年で借りる場合に比べ月々の返済が約16,000円も安くなります。返済にゆとりができる分、普段は手の届かないワンランク上の高級車の購入だって可能です。

マイカーローンを10年で組む際、どのようなポイントに気をつければよいのでしょうか。ここでは長期間マイカーローンを借りることのデメリットを紹介します。

10年で組もうと思った人のなかには「期間の決め方がわからないからなんとなく10年にした」という人も多いのではないでしょうか。ここでは自分にとってベストな返済期間を決めるためのヒントを紹介します。

「毎月の返済負担は小さくしたいが、支払う利息もなるべく抑えたい」という人は、こまめに繰り上げ返済をするよう心掛けましょう。

ボーナスなどある程度まとまったお金が入ったタイミングでコツコツと返済していけば、毎月の返済額を抑えつつ、早期に完済することも可能です。毎月の返済負担が軽い分、無理のない範囲で積み立てをするのがよいでしょう。

車のローンの借入年数について理解することはできましたか？10年で借入することに抵抗のある人もいるかもしれませんが、メリットや注意点をきちんと理解していれば怖くはありません。

理解が深まったものの、実際にどこのローンにしようか迷っているという人も多いのではないでしょうか。そこで、雑誌やネットで人気のマイカーローンを徹底的に調査し、最もおすすめのマイカーローンをそれぞれ決定しました。

専門家に監修していただき、マイカーローンの選び方についてもご紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。