200万の車ローンの返済額は？算出方法や300万・500万の場合についても解説！

200万円を借入した場合、借入期間によってどのくらい差が出るのか見てみましょう。最も一般的な借入期間である3年と5年で比較してみました。金利は銀行ローンの相場である3.0%で計算しています。

【毎月の返済額】※（）内は3年との差

• 3年：58,162円
• 5年：35,937円（-22,225円）

【総返済額】※（）内は3年との差

• 3年：2,093,847円
• 5年：2,156,243円（-62,396円）

このように、毎月の返済額は3.5～6万円弱程度です。期間によって毎月の返済負担は大きく変わりますが、総返済額はそこまで大きく変わりません。そのため、ある程度ゆとりをもって返済したいなら、少し期間は長めにとっても問題ないでしょう。

次に200万円と300万円・500万円で借入した場合を比較してみます。借入期間は５年で金利３.0％で試算しました。

【毎月の返済額】※（）内は200万円との差

• 200万円：35,937円
• 300万円：53,906円（+17,969円）
• 500万円：89,834円（+53,897円）

【総返済額】※（）内は200万円との支払う利息の差

• 200万円：2,156,243円
• 300万円：3,234,364円（+78,121円）
• 500万円：5,390,607円（+234,364円）

100万円増額すると、支払う利息は８万円ほど増えることがわかります。このように、借入金額の増額は利息に与える影響が大きいです。もし頭金を用意できるのであれば、できるだけ借入金額を減らすようにしましょう。

【毎月の返済額】※（）内は3.0%との差

• 3.0%：35,937円
• 5.0％：37,742円（+1,805円）

もし、用意できるなら頭金を出すようにしましょう。借入金額が下がる分審査に通りやすくなるうえに、返済も楽になります。

ただし無理に出す必要はありません。審査においては「今後継続して収入が確保できるか」が重視されているので、申し込みの時点で頭金を出せないからといって不利になることはありません。あくまで借入金額を下げて返済を楽にするものと捉えておきましょう。

毎月返済したい額を決めてから、返済期間を逆算して決めるのがおすすめです。

たとえば、借入金額200万円で毎月の返済を2万円に抑えたい場合で計算します。200万円÷2万円≒100回返済、つまり8年4か月が理想の返済期間です。ここでは利息を考慮していませんが、おおむね正しい期間が出てきます。

また、一般的には毎月の返済額は月収の20～25%以内に収めるのが理想。これを目安にしつつ上記の方法で計算してみるとよいでしょう。

車を購入したあとの維持費用も念頭に借入・返済計画を立てましょう。車には主に以下のような維持費がかかります。

• ガソリン代
• 自動車税
• 自動車保険料
• 車検費用
• メンテナンス代

自分の限界いっぱいまで借りてしまうと車の維持が難しくなってしまうので十分注意してくださいね。

200万円もあれば、普通車のコンパクトカーや上級グレードの軽自動車が候補になります。

【例】

• TOYTA：プリウス
• TOYOTA：アクア
• ダイハツ：N-BOX Custom

とくに20～30代あたり人気の車種が多く、手ごろかつ初めての1台にぴったりな車が購入できる印象です。

中古であれば、型落ちのSUVや大きめのファミリーカーも十分選択肢に入ります。中古車業者によって値段がまちまちなので具体的な車種は挙げられませんが、ワンランク上の高級車も十分購入できる金額といえるでしょう。