懐紙入れのおすすめ人気ランキング【2025年】

着物や浴衣など、和服に合わせるなら伝統的で和風なデザインのものをチェックしましょう。桜・市松模様・うさぎ柄など、落ち着いた印象のものから華やかでかわいらしいものまで幅広く選べます。着物を用いた大人なコーディネートを楽しむのにうってつけです。

なかでも「名物裂（めいぶつぎれ）文様」は茶道と深い関わりが。名物裂とは、千利休など著名な茶人が認めた茶道具である「名物」とともに使用された絹織物のこと。格式高いデザインとして知られます。茶席にふさわしいのはもちろん、普段の和服コーデにも洗練された雰囲気をプラスできますよ。

日常生活で使用するなら、おしゃれでモダンなデザインがおすすめ。水玉やストライプなどの柄ものに加え、タッセル付きなど遊び心を感じられるものもあり、和服と洋服どちらにも合わせやすく便利です。大きめの懐紙入れならクラッチバッグとしても使用できます。

ただし、茶道などの正式な茶席で使用する場合は、カジュアルなデザインは避けたほうがよいでしょう。

子ども用なら、ポップなデザインもチェックしてみましょう。猫やパンダなどの動物柄・花柄・ハート柄など、かわいいデザインも豊富です。気に入った柄の懐紙入れなら、部活動や習い事をより一層楽しめるでしょう。

扇子や帛紗など、ほかの道具も必要なら初心者用のセットも選択肢のひとつ。手頃な価格で必要なアイテムをそろえられます。ただし、扇子や帛紗などは流派によって使用できるサイズや色が異なるため、購入前に確認しましょう。

本格的な茶席で使用する場合は、絹製の懐紙入れがおすすめ。柔らかさと落ち着いた光沢が特徴の絹織物は、上品で高級感があり、正式な茶席に好適です。なかでも伝統的工芸品に指定される西陣織は、多彩な色と美しい模様で知られており、装いを華やかにします。

また、着物に合った値段のものを選ぶのもポイント。高級な着物に安価な懐紙入れを合わせると不釣り合いに見えてしまいます。絹製の懐紙入れは安いもので数千円、西陣織や名物裂のものになると価格が上がり、数万円のものも。着物とのバランスにも注意して選びましょう。

大人の嗜みとして懐紙を持ち歩くなど、普段使いするなら綿やポリエステル製をチェックしましょう。絹と比べカジュアルで、幅広いデザインから選べます。1,000円前後からと安価なものも多く、コーディネートや季節に合わせて持ち替えたい人向きです。

和服と洋服のどちらにも合わせやすいバランス感を求める人は和紙製に注目しましょう。カラフルでモダンなデザインも多く、洋服での普段使いや、浴衣でのお出かけにぴったりです。

耐久性が高い和紙は、長く使用するにつれて布のように柔らかくなり、味が出てくるのが魅力。値段が数千円程度と手頃なのもうれしいポイントです。

女性用の懐紙を入れるなら幅15cm以上、扇子も入れたい場合は幅16~20cm以上のものを選びましょう。女性用の懐紙は14.5×17.5cmが一般的で、扇子は流派によって5～6.5寸（約15〜19.5cm）を使用します。帛紗や菓子切りなども入れる場合は、マチありや少し大きめのサイズも確認しましょう。

男性用の懐紙を入れるなら幅18cm以上、扇子も入れる場合は幅20cm以上のものを選びましょう。男性用の懐紙は大きめの17.5×20.6cmが一般的。扇子は流派によって6～6.5寸（約18～19.5cm）を使用します。ゆったりとした大きめの懐紙入れなら、道具の出し入れもしやすくなり便利です。

普段使いにパスポートや通帳を入れるなら、幅15cm程度を選びましょう。パスポートは約9×13cm、通帳は約9cm×14cmが一般的で、女性用の懐紙入れにちょうど収まるサイズ。持ち歩きの際に角が折れてしまったり、カバンの中で行方不明になってしまったりといったトラブル防止にも役立ちます。

マスクケースとして使用するなら、19cm前後の懐紙入れを選択しましょう。一般的な不織布マスクのサイズは15～18cmほど。大きめの女性用や、男性用の懐紙入れがちょうどよいサイズです。マスク用のクリアケースが付属しているものもあり、予備のマスクを衛生的に持ち運べます。