さまざまな釣り場で使いやすいサイズと謳うバッカン、34(サーティーフォー) MSバッグIII。使い勝手のよさを評価する声も多く、「4つのロッドホルダーが多用途で使える」と評判です。しかし、実際のところ口コミどおりなのか気になっている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のDAIWA(ダイワ)やシマノなどのバッカンとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、バッカン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
釣り歴は15年以上。投げ釣りやフカセなどの堤防からできる釣りをはじめ、ルアーフィッシングや船でのエサ釣りなどの幅広い釣りを経験してきた。釣りジャンルのYouTube出演や雑誌取材を多数経験後、自身も釣りに関するコンテンツのライターとして活動中。メインのカワハギ釣りでは、トーナメント大会に出場し決勝ステージ進出の経験もある。現在はmybestにて釣りジャンルのコンテンツ制作に注力し、ユーザーファーストを重視して正確で分かりやすい企画制作に日々努めている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
34 MSバッグIIIは、場所を変えながら釣りを楽しみたい人におすすめです。実際にモニターに5kgの重りを入れた状態で持ち運んでもらったところ、横幅36cmというコンパクトさと肩掛けベルトが好評でした。比較したほかの商品には肩掛けできないものがあったのに対し、「疲れずに持ち運べる」「とても安定して持ち運べそう」と満足の声が出ています。
機能性も優秀です。「4つのロッドホルダーが多用途で使える」という評判どおり、ロッドやタモ網を差せて便利。ペンチやハサミとして使えるプライヤー用のホルダーも付属し、ラインが絡まったときにもすぐ取り出せます。底面のキズが気になりにくい底面カバーつきで、岩場にも持っていきやすいでしょう。
ファスナーはなく、バックルで簡単に開閉が可能。内部に折り目のないハードタイプなので、ルアーケースなどもきれいに収納しやすいですよ。ただし、持ち手が本体の天面に対してフラットにならないので、上に荷物を置けない点が惜しいポイント。車への積み込みはやや気を遣うといえます。
とはいえ、「さまざまな釣り場で使いやすいサイズ感」という謳い文句どおりの持ち歩きやすさは大きな魅力です。最小限の荷物で釣り歩きたい人にうってつけなので、この機会にぜひ検討してみてください。
実際に34 MSバッグIIIと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
34 MSバッグIIIよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
そもそもバッカンとは、持ち手がついた釣り用のケースのことです。バッカンには目的に合わせた3種類があり、エサを入れるエサバッカン・魚を活かしておく活かしバッカン・釣り具を入れるタックルバッカンから選べます。
今回ご紹介する34 MSバッグIIIは、ライン(釣り糸)やジグヘッド(釣り針)などの釣りグッズを中心に取り扱うサーティーフォーが販売。さまざまな釣りグッズを収納できる、タックルバッカンです。旧型のMSバッグIIよりもサイズアップしており、あらゆるゲームで使いやすいと謳っています。
本体サイズは、幅36x奥行25x高さ31cm。EVAやPVCなどの複数の樹脂を組み合わせた素材を使っており、表面を軽く水拭きするだけでお手入れできます。カラーはブラックカモに加えて、サークル限定カラーも展開していますよ。
別売りの「MSインナーバッグII」や「活かし水汲みバッカンIV」と、組み合わせられるのもうれしいポイントです。より収納力がアップするので、道具が多い人はあわせてチェックしてみてください。
今回は34 MSバッグIIIを含むバッカン全13商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、持ち運びやすさの検証です。モニター5人に、5kgの重りが入った各商品を持ち上げる動きと、持ったまま移動をしてもらいました。より負担が少なく持てたものほど高評価としています。
比較した持ち手を合体できる商品に比べると「握りづらい」「安定感に欠ける」との声も出ていましたが、疲れを感じるほどではありません。
<持ち手の握りやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較したなかでも、本商品のように肩掛けベルトがついているものは重さを気にせず持ち運べました。肩掛けできれば、駐車場から距離がある釣り場へも移動しやすいでしょう。
<移動のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に、使いやすさの検証です。各商品のファスナーが大型か、ハードタイプかなどを基準に使いやすい工夫が多いものほど高評価としました。
ハード素材のため、比較したソフト素材の商品のように折り目がないのも高ポイント。 ルアーケースなどを入れて整理整頓したい人にぴったりです。
比較したなかでは横幅が40cm以上あるとタモやバケツも難なく収納できましたが、本商品の横幅は36cmとコンパクト。持ち手が本体の天面に対してフラットにならないので、上にほかの荷物を積みにくく感じました。
車で移動する人よりも、荷物が少なく徒歩や電車で移動する人向きのバッカンといえるでしょう。
最後は機能性の検証です。各商品の底面カバー・エアポンプポケットなどの有無をチェックしました。
エアポンプポケットがついていないので、釣った魚は入れられません。ただ、ペンチやハサミとして使えるプライヤーホルダーつきで道具入れとしての機能は十分。詳細は以下のとおりです。
「4つのロッドホルダーが便利」との口コミどおり、複数のロッドを収納できるのがメリット。凹凸のある岩場に置いてもキズが気にならない、底面カバーがついているのもうれしいポイントです。比較した底面カバーのないほかの商品に比べて、磯釣りや堤防釣りにも気軽に持っていけるでしょう。
34 MSバッグIIIは、公式サイトやAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの購入が可能です。
本商品にはポケットがついていないので、小物入れとして34カードホルダーもおすすめ。首にかけられる紐がついており、身につけたりバッカンにくくりつけたりして使うと便利です。冒頭で紹介したインナーバッグや活かし水汲みバッカンもあわせてチェックしてみてください。
<価格>
価格は執筆時点・公式サイト参照
最後に、使いやすい工夫が施された商品をご紹介します。
DAIWA プロバイザー キーパーバッカンFD(E)は、エアポンプホルダーつきの活かしバッカンです。透明の中フタもついているので、閉めた状態でも魚の状態をチェック可能。中フタは一部メッシュになっており、水が捨てやすいのも利点です。快適に釣りを楽しむなら、検討してみてくださいね。
シマノ ロッドレスト タックルバッグ BK-021Rは、指に合わせた形のグリップが特徴。持ち手は合体できるので、重くても安定して持ち運べます。さらに持ち手は本体の天面・側面に対してフラットになり、ほかの荷物を置いてもかさばりません。車移動が多い人にうってつけのバッカンです。
幅 | 48cm |
---|---|
タイプ | 活かしバッカン |
奥行 | 33cm |
素材タイプ | ハードタイプ |
高さ | 31cm |
良い
気になる
重量 | 4.10kg |
---|---|
容量 | 不明 |
素材 | EVA |
フタのバタつき防止機能 | |
丸洗い可能 | |
魚の投入口あり | |
中フタ付き | |
エアポンプポケット付き | |
持ち手付き | |
持ち手がフラットになる | |
ルアーホルダー付き | |
メジャー付き | |
メッシュのフタ付き | |
大型ファスナー | |
プライヤーホルダー付き |
ダイワ プロバイザー キーパーバッカンFD45(E)をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
幅 | 43cm |
---|---|
タイプ | タックルバッカン |
奥行 | 27.5cm |
素材タイプ | ハードタイプ |
高さ | 27.5cm |
良い
気になる
重量 | 2.10kg |
---|---|
容量 | 27L |
素材 | EVA |
フタのバタつき防止機能 | |
丸洗い可能 | |
魚の投入口あり | |
中フタ付き | |
エアポンプポケット付き | |
持ち手付き | |
持ち手がフラットになる | |
ルアーホルダー付き | |
メジャー付き | |
メッシュのフタ付き | |
大型ファスナー | |
プライヤーホルダー付き |
シマノ ロッドレスト タックルバッグ BK-021Rをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。