ダイソー 電動鉛筆削りをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

まずは、削りの速さの検証です。2Bの鉛筆を三度削りその平均値を計算。5秒以内で削れるものを高評価としました。

続けて、芯の折れにくさも検証。10本のHB鉛筆を削り、途中で芯が折れることなくこれ以上削れない短さまで達した本数を計測します。本数が多いほど高評価としました。

次は、便利機能の豊富さの検証です。無駄削り防止機能・のぞき窓・折れ芯排出機能・オートストッパー機能などがあるかをチェック。子どもでも問題なく使えるものを高評価としました。

結果、本商品の便利機能は、削りカスの溜まり具合を確認できるのぞき窓のみ。執筆時点で税込330円（※公式サイト参照）とリーズナブルに購入できるぶん、機能は限られています。高機能なものがほしい人には不向きです。底の滑り止めは機能せず本体がくるくる動くので、危ない印象も受けました。

比較したほかの商品には、必要以上に削るのを防ぐ無駄削り防止機能や、熱による故障を防ぐオーバーヒート防止機能を備えたものも。「Tihoo 電動シャープナー」のように、ダストボックスを取り外した状態では作動しないオートストッパー機能を搭載したものもありました。子どもが使う場合は、削りすぎないよう大人が見守るようにしてくださいね。

1. 無駄削り防止機能 ｜×
2. のぞき窓（削り粉のたまり具合を目視で確認できるか）｜⚪︎
3. 折れ芯排出機能 ｜×
4. オートストッパー機能（削り粉ケースを外すと自動的にモーターが停止する）｜×
5. オーバーヒート防止機能（オーバーヒートを起こす前に電源回路が停止する）｜×
6. 使用中に機械が動かないか｜×

最後に、静音性の検証です。電動鉛筆削りから10cmの場所に設置した測音計で音の大きさを測定。HB鉛筆を削っている最中の音量を3回測定し、音の小さなものを高評価としました。

静音性は良好です。作動音の3回の平均値は76.1dBと、高評価の基準とした75dBに近い数値を記録。比較した全商品の平均値80.4dB（※執筆時点）も下回りました。とても静かとはいえないものの、夜間でもそれほどまわりを気にせず使いやすいでしょう。