




約75℃の高温水洗浄と回転アーム×天井ノズルのW噴射式洗浄による高い洗浄力を謳う東芝 食洗機 DWS-33A。ガラス製品などの繊細な食器も洗いやすいモード選択も可能です。「グラスや皿もツルツルになる」と評判ですが、「どうしても水分が残ってしまう」「皿のおさまりが弱い」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の9つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のタンク式食洗機とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、タンク式食洗機選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
東芝 食洗機 DWS-33Aは、食洗機の使用に慣れていない2人暮らし世帯におすすめです。実際に使ったモニターからは「イラストつきで説明書に食器の入れ方が書かれているのでわかりやすい」と好評。高さがあるので、27cmの皿も楽に入れられました。カゴの取り外しが可能なので、固定されている商品に比べて、自分の置きやすい位置で食器をセットしやすいところも魅力です。
洗浄力も申し分なく、放置されたカレーやごはん粒の汚れも予洗いなしできれいにできました。乾燥力も十分で、ほとんどの食器を乾かせていたので、自然乾燥の時間を短縮できそうです。洗浄や乾燥機能のほかにも、約75℃の高温を活用した除菌コースも搭載。比較した商品には除菌機能つきの商品が少なかったこともあり、評価を伸ばしました。
使用後の庫内に汚れが残りにくく、お手入れの頻度が少なく済むところも好印象。加えて、ランニングコストの安さも高評価を獲得したので、手間だけでなくコストも少なくできます。電気代は15.81円、水道代は1.2円と、比較に使用した商品全体の平均がそれぞれ16.46円・1.3円だったことを考えるとかなり抑えられそうです。
一方で、フライパンやまな板などは入らないので、手洗いする必要があります。モニターから「ラックの突起が引っかかってで大皿やフライパンが入らない」という声もあり、調理器具の洗浄には不向きかもしれません。また、稼働音も51.2dBとやや大きいので、寝室とキッチンが近い場合は就寝時の使用は避けたほうがよいでしょう。
スリムな設計とはいいがたく、奥行が43.5cmあります。サイズが大きめなうえに給水口が上にあるので、カップいっぱいの水を入れるには腕に負担がかかりそうです。ある程度キッチンスペースが確保できて、ハイスペックな食洗機をお探しの人は検討してみてくださいね。
実際に東芝 食洗機 DWS-33Aと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
東芝 食洗機 DWS-33Aよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
そもそもタンク式食洗機は、工事をすることでシンク下に設置するビルドイン食洗機に比べて、置くだけなので工事不要で設置できるところがメリットです。
東芝 食洗機 DWS-33Aは、幅広い家電を展開する大手メーカーである東芝から販売されているタンク式食洗機。頑固な汚れも落としやすい強力コース・軽い汚れにぴったりなスピーディコース・ガラス製品などの繊細な食器用の低温コース・しっかり除菌できる高温除菌コースの4コースから選べます。
使用水量の節約も可能で、メーカーで算出した手洗い時の使用水量が、2Lペットボトル約20本分なのに対して本商品を使ったときの水量は2Lペットボトル約3本分。約17本分の節約ができますよ。標準収納容量は以下を参考にしてみてくださいね。
<スペック>
洗浄力が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「こびりついた油汚れやご飯粒をきれいに落とせる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
乾燥力が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「乾燥後に食器に水滴が全くついていない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
電気代・水道代の安さが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「毎回の運転で手洗いよりも節約できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
食器の入れやすさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「日頃から食洗機を使用しているモニターがより食器を入れやすいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
給水のしやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「腕に負担をかけずに、すぐにタンクへ給水できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
静音性が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「就寝時に近くで稼動しても安眠を妨げない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
お手入れのしやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「運転後の庫内の汚れ残りが少なく、残さいフィルターにまとまっている商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
脱臭・除菌力が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「脱臭・除菌の機能がついていて、洗浄後庫内にニオイが充満していない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
設置のしやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「一人暮らしの小さなキッチンでも余裕を持って設置できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
全9商品のタンク式食洗機と東芝 食洗機 DWS-33Aを比較したところ、6つのよい点があることがわかりました。
カレーやごはん粒などの汚れがついた状態で放置した食器を、予洗いなしで洗浄機にかけたところ、カレー汚れがしっかり落ちて皿やスプーンの汚れ残りはありませんでした。
さらに箸やお椀についたごはんの汚れ残りもほとんど見られず、フォークについた卵の汚れも残らず落とせたので、十分な洗浄力といえるでしょう。同じ汚れをほかの商品でも洗って比較しましたが、なかにはごはん粒がかなり残ってしまったものもあったことを考えると、本商品の洗浄力の高さが際立ちます。
結果、1回使用あたりの電気代は15.81円で水道料金は1.2円となり、合計でも17.01円とかなりランニングコストを抑えられそうです。比較に使用した商品全体の平均金額が電気代16.46円で水道代は1.3円だったことを考えても、十分に節約できるといえるでしょう。
使用後の庫内の汚れの残り具合をチェックしたところ、側面以外のドア裏・上面・扉・背面・底面では、ほとんど残っておらず高評価を獲得。お手入れの頻度は少なく済みそうです。
対して、比較した商品のなかには底面に汚れが目立つものも。それに比べると、使用後の庫内の掃除が楽でしょう。
各商品の脱臭・除菌機能の有無や庫内の換気がしやすいかを確認。すると、本商品には75℃の高温を活用した除菌コースの機能が搭載されていました。さらに、UV除菌機能も搭載されており、食器の衛生面への配慮が伺えます。
比較した商品全体をとおしてみても、除菌機能を備えているものは珍しく、脱臭や扉の自動開閉機能にいたっては非搭載のものがほとんどでした。本商品にもこの2つはついていませんが、除菌機能がついているだけでも十分な機能性といえます。
そもそも比較した商品のなかに完全に食器を乾燥できたものはごくわずかだったなかで、少し自然乾燥させるだけですぐに洗った食器をしまえそうです。
また、カゴを引き出せるので、カゴを自分にとって入れやすい位置に置けるところもメリット。モニターからも「ほかの場所で入れられるから、ストレスなく食器を入れられる」と好印象なコメントが目立ちました。カゴが固定されていて使いにくさを感じたほかの商品と比較しても使い勝手がよさそうです。
ほかにも「説明書に書いてあるとおりに食器を入れられた。説明書にイラストもあるのでわかりやすかった」と説明書の見やすさを評価するモニターも。はじめて食洗機を使う人でも使いやすいでしょう。
<食器の入れやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
高い洗浄力が高評価を獲得した東芝 食洗機 DWS-33Aですが、4つの気になった点もあったので、ご紹介します。
<食器の入れやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
ほかにも、給水タンクを取り外して直接給水できるものなどもあったので、給水時の負担を軽減したい人は検討してみてくださいね。
今回比較に使用した商品のほとんどが50dB程度だったので、キッチンと寝室が近い場合は使う時間帯に注意しましょう。
同じく奥行をほかの商品も測りましたが、なかには22cm程度のスリムな設計のものもあったので、置き場所の確保が難しい人はコンパクトさにもこだわって選んでみてくださいね。
| 食器容量 | 3人分 |
|---|---|
| 分岐水栓でも給水可能 |
良い
気になる
| 重量 | 13kg |
|---|---|
| 標準収納容量(収納可能な食器点数) | 18点 |
| 標準使用水量 | 6L |
| 消費電力 | 725W |
| 稼動音 | 50Hz:約41dB/60Hz:約43dB |
| タンクへの給水方式 | 本体上部のタンクへ給水 |
| 運転コース | 標準、強力、スピーディー、低温、高温除菌、庫内洗浄、UV温風 |
| 乾燥機能 | |
| 脱臭機能 | |
| 除菌機能 | |
| 直径26cmのフライパンを入れられる | |
| 500mLの水筒を立てて入れられる |
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洗浄力や乾燥力は十分でしたが、サイズが大きいうえに給水時には負担がありそうでした。デメリットが気になる人は、以下のような少雨品も検討してみてくださいね。
パナソニック 食洗機 タンク式 NP-TSP1は、奥行が約25.8cmとスリムな設計。キッチンスペースを節約して使えるので、キッチンが狭く食洗機を置けるか不安な人におすすめです。
コンパクトな見た目に反して、十分な容量で、食器のほかにも1人用のフライパンや45cm程度のまな板なら余裕で入れられるほどでした。扉が大きく開くので食器が入れやすいところも好印象です。
実際に食器を入れてもらったモニターからも「ラックの引き出しが十分にあり、高さがあるので非常にスムーズに入れられる」と好評でした。本商品同様、イラストつきで食器の置き方が書かれた説明書がついているので、食洗機初心者も使いやすいですよ。
東芝 食洗機 DWS-33Aは、3ステップで使える簡単さも魅力。庫内に食器と洗剤を入れ、給水カップを使って水を入れたらコースを決めてスタートボタンを押すだけです。
排水ホースを使ってバケツなどに排水すれば、シンク横に置かなくても使えます。このとき、使うバケツは7L以上のものを用意してくださいね。
東芝 食洗機 DWS-33Aは、最安値でも40,000円台と決して低価格とはいえません。購入価格を抑えたいなら、20,000円台で買えるKuraca 食器洗い乾燥機 KCDD-01Aも検討してみてくださいね。
価格の安さに対して、洗浄力は十分で、カレーやごはん粒の乾いた汚れもしっかり落とせました。とくに給水がしやすいところが魅力で、給水口が下にあるので、カップいっぱいの水も注ぎやすいですよ。分岐水栓による給水も可能なので、蛇口が対応していれば、より給水が楽になります。
工事不要食洗機の検証で上位を獲得した商品をご紹介します。東芝の卓上型食器洗い乾燥機以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
| 食器容量 | 4人分 |
|---|---|
| 分岐水栓でも給水可能 |
良い
気になる
| 重量 | 19kg |
|---|---|
| 標準収納容量(収納可能な食器点数) | 24点 |
| 標準使用水量 | 9L |
| 消費電力 | 1165W |
| 稼動音 | 54.0dB |
| タンクへの給水方式 | 本体下部のタンクへ給水 |
| 運転コース | 乾燥のみ、低温ソフト、お手入れ、汚れレベルL1、汚れレベルL2、汚れレベルL3 |
| 乾燥機能 | |
| 脱臭機能 | |
| 除菌機能 | |
| 直径26cmのフライパンを入れられる | |
| 500mLの水筒を立てて入れられる |
パナソニック 食洗機 タンク式 NP-TSP1を徹底レビュー!実際に使用してわかったメリット・デメリットは?
| 幅 | 55.0cm |
|---|---|
| 奥行 | 29.0cm |
| 高さ | 50.0cm |
| サイズ | 550×500×290mm |
| 重量 | 16kg |
| 重量. | 16kg |
| ドア開放時の奥行 | 62cm |
| 重量(実測値) | 不明 |
| タイプ | ドアタイプ |
| 食器容量 | 4人分 |
| 標準収納容量(収納可能な食器点数) | 24点 |
| 庫内容積. | 36L |
| 庫内容積 | 36L |
| 標準使用水量. | 8L |
| 標準使用水量 | 8L |
| 消費電力. | 1185W |
| 消費電力 | 1185W |
| 標準コースの消費電力(実測値) | 不明 |
| 稼動音. | 不明 |
| 稼動音 | 不明 |
| 稼動音(実測値) | 不明 |
| 必要な最小設置幅 | 幅:530mm、高さ:620mm、奥行き:263mm |
| ドア開閉方法 | 上下開き式 |
| 給湯設備 | 不明 |
| 対応電圧 | 100V |
| 給水方式 | 分岐水栓式 |
| タンクへの給水方式 | 不明 |
| 洗浄方式 | 回転ノズル噴射式 |
| 乾燥方式 | 強制排気乾燥式 |
| 吸水ホースの長さ | 1.2m |
| 排水ホースの長さ | 1.0m |
| 電源ケーブルの長さ | 不明 |
| 形状 | 不明 |
| 運転コース | 汚れレベル(1/2/3)、低音ソフト、お手入れ、乾燥のみ |
| 運転時間目安 | 汚れレベルL1:約73〜78分、汚れレベルL2:約88〜93分、汚れレベルL3:113〜118分 |
| 標準コースの運転時間目安 | 93分 |
| 設置方法 | 卓上 |
| 製造国 | 不明 |
| ドアタイプ | 不明 |
| 乾燥機能 | |
| 脱臭機能 | |
| 液体洗剤自動投入機能 | 不明 |
| 除菌機能 | |
| 予約機能 | |
| 分岐水栓でも給水可能 | |
| 洗剤なし洗浄機能 | |
| 運転後ドア自動オープン機能 | 不明 |
| 食洗機専用洗剤の標準使用量 | 5g |
| 直径26cmのフライパンを入れられる | |
| 500mLの水筒を立てて入れられる | |
| 時短モードあり | 不明 |
| 設置工事不要 | 不明 |
| 庫内洗浄モード付き | 不明 |
| スチーム機能 | 不明 |
| 特徴 | 不明 |
パナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TSK1をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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