360度にまんべんなく噴射されるお湯によって高い洗浄力を謳うタンク式食洗機、REDHiLL 食洗機 dwd001。汚れなどに合わせて5つのモードから選べるところも魅力です。「汚れがきれいに落ちて、食器がたくさん入る」と評判ですが、「大きくてキッチンスペースを占領してしまう」「乾燥力が弱い」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の9つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のタンク式食洗機とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、タンク式食洗機選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
1回使用あたりのランニングコストを抑えて使えるところも魅力で、電気代は11.16円、水道代は1円に抑えられました。電気代の平均金額が約16.46円で水道代は約1.3円だったことを考えると、節約して使えそうです。
洗浄力も申し分なく、食器についたカレーやごはん粒の乾いた汚れもしっかり落とせていました。加えて、落とした汚れが庫内に散らばることもなく、使用後はきれいな状態なので比較した底面などに汚れが目立った商品よりもお手入れもしやすいでしょう。
分岐水栓による給水が可能なホースがついているところもうれしいポイント。付属の専用カップで上から直接給水もできます。1~2人暮らしや小さい子どもとの3人暮らしで使う分には十分な容量で、実際に食器を入れたモニターからも「中皿やお椀など2人分なら入れやすい」と好評。カゴも引き出せるので、固定されている商品よりもスムーズに使えます。
一方で、フライパンやまな板までは入らない点がネック。乾燥もやや不十分で、乾燥後と洗浄前とでは0.38gの重量差がありました。稼働音が53dBと寝室の近くで使うには大きく、奥行きが42.5cmとやや場所を取るので、使う時間や場所が限られてしまう可能性も。除菌機能や洗浄力の高さに魅力を感じた人はぜひ検討してみてくださいね。
そもそもタンク式食洗機のメリットは、ビルドイン食洗機(工事によってシンク下に設置するタイプ)に比べて、工事不要で設置できるところにあります。
REHiLL食洗機dwd001は、360度のお湯の噴射により、固まった汚れも落とすほどの高い洗浄力を謳うタンク式食洗機。操作はタッチパネル式で、直感的に操作できるところもうれしいポイントです。
UV除菌機能つきで99.9%の除菌率を謳っており、衛生面でも使いやすい点もメリット。さらに5つの洗浄モード(通常洗・スピード洗浄・エコ・強力洗浄・水洗い)から、お皿の汚れ具合などに応じて選べます。付属の小物用水切りカゴも、小皿やカトラリーなどの乾燥に便利です。
全9商品の脱毛器とREDHiLL 食洗機 dwd001を比較したところ、以下6つのよい点があることがわかりました。
電気・水道代を合計しても12.16円にとどめられるので、節約したい人におすすめのタンク式の食洗機といえるでしょう。
運転後の庫内をチェックしたところ、背面・側面・底面・ドア裏・上面・扉のいずれにも汚れが残っていませんでした。お手入れの頻度自体を少なくできそうです。
同様に、ほかの商品の使用後の庫内を確認しましたが、なかには底面などに汚れが目立つものも。それに比べると気軽に食洗機を使いたい人にぴったりの商品といえます。
今回検証した商品のほとんどで高い洗浄力が確認できたので、洗浄力の部分ではあまり気にしなくてもよいでしょう。
比較したほかの商品のなかにも、分岐水栓の使用が可能なものが多かったことから、給水するうえで不便を感じることはほとんどないといえるでしょう。
庫内の清潔さを保つ脱臭・除菌機能や、風通しのよさを左右する扉の自動開閉機能の有無をチェック。すると、UV消毒機能が搭載されていました。
脱臭機能や扉の自動開閉機能はついていないものの、比較した商品のなかにはこれらの機能を搭載したものはなし(※執筆時点)。除菌機能を搭載した商品も本商品を含めて3商品のみだったので、子ども用の食器や哺乳瓶の洗浄にも使いたい人にぴったりです。
また、食器を固定する棒が長く配置の自由度が高いため、「区切りが少なく自由に配置できるスペースが広いので、スムーズに食器の出し入れが可能」と評価する声もありました。比較したカゴが固定されていたものに比べて、スムーズな使いやすさです。
<食器の入れやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
洗浄力の高さに加えて除菌機能もついており、好評のREDHiLL 食洗機 dwd001ですが、気になった点もあったのでご紹介します。
対して、ほかの商品とも比較してみると、フライパンやまな板と一緒に食器も洗浄できる食洗機もあったので効率よく食器洗いを済ませたい人には不向きでしょう。
<食器の入れやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
乾燥力の高さを比較するために、食器を洗浄前と乾燥後で重量の変化をチェックし、洗浄前と重量が変わらないものほど高評価としました。結果、乾燥後の重量差は0.38gとやや水気の残りが気になり、完全には食器を乾かせない点がネックです。
自然乾燥を待たずに食器をしまいたい人には向かないかもしれませんが、今回比較に使用した商品のなかで、完全に食器を乾燥できたものは1商品しかなかったことを考えると、食洗機に対してはあまり高い乾燥力を求めないほうがよいでしょう。
本体から約1m離れた位置で、稼働音を測定すると、53dBと高めの数値。騒音とまではいかないにしても、寝ている部屋の近くで使うには音が大きいので、寝室とキッチンが近い間取りに住んでいる場合は寝にくいかもしれません。
とはいえ、比較した商品のほとんどが50dB程度だったので、食洗機を使う際にはある程度の稼働音ができることを承知しておきましょう。
食器容量 | 2人分 |
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分岐水栓でも給水可能 |
良い
気になる
重量 | 13kg |
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標準使用水量 | 6L |
消費電力 | 850W |
稼動音 | 53.0dB |
標準収納容量(収納可能な食器点数) | 16点 |
タンクへの給水方式 | 本体上部のタンクへ給水 |
乾燥機能 | |
脱臭機能 | |
除菌機能 | |
運転コース | 通常洗浄、スピード、エコ、強力洗浄、水洗い、乾燥 |
直径26cmのフライパンを入れられる | |
500mLの水筒を立てて入れられる |
1~2人分の食器を入れるには十分な容量ではあるものの、フライパンなどは入れにくく気になる人もいるでしょう。ほかの商品も検討するなら、以下もおすすめです。
さらに、「水筒の細かいパーツを入れるスペースもあり、迷子にならずに使える」という評価も。家事のサポートアイテムとして重宝するでしょう。
REDHiLL 食洗機 dwd001の使い方は非常にシンプル。汚れた食器を庫内に入れたら、電源オンにします。
モード選択をし、スタートボタンを押せば洗浄が開始。ノズルからお湯が噴出して食器の汚れを落としてくれます。
ランニングコストを抑えられるREDHiLL 食洗機 dwd001ですが、購入価格も抑えたいという人には、20,000円台で購入可能なKuraca 食器洗い乾燥機 KCDD-01Aもおすすめです。
30,000円台のREDHiLL 食洗機 dwd001に比べるとリーズナブルですが、洗浄力の高さは十分。とくに給水のしやすさが高評価で、分岐水栓が可能なうえに給水が下からなので、上から給水するよりも腕への負担が少なく済みます。
洗浄力や使いやすさを損ねずに費用を抑えたいという人は、ぜひ検討してみてくださいね。
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