1秒でサッと設置できると謳う、MOFT(モフト) 超薄型 ノートパソコンスタンド MS006-1。「軽くて安定したタイピングができる」と評判な一方で、「最初は使い方に戸惑う」「少しグラつく」といった口コミもあり、購入するか迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のエレコムやサンワサプライなどのノートパソコンスタンドとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ノートパソコンスタンド選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
MOFT 超薄型 ノートパソコンスタンド MS006-1は、外出先でも安定してタイピングできるものがほしい人におすすめです。比較したほかの商品には画面が顕著に揺れるものがあったなか、面でしっかり支える設計で、画面はまったくブレませんでした。外でWEB会議や長文を打つ際も、作業に集中できますよ。
携帯性も比較したなかでトップクラスです。重量89g・厚さ3mmと非常に軽量かつ薄く、ノートPCに貼りつけたまま楽に持ち運びが可能。比較した同じ折りたたみタイプの多くが200g以上、なかには900g越えと負担になる商品があったのに対し、カフェや出張先など出先で使いたい人にうってつけといえます。
収納もしやすく、「持ち上げれば勝手にたたまれる」とモニターから好評。組み立ては粘着シートを貼る位置に少し手間取るものの、一度貼ってしまえばさっと設置できました。しかし「最初は使い方に戸惑う」との口コミ同様、高さの調節方法ははわかりにくく、ある程度慣れが必要でしょう。
角度・高さの調節幅が狭いのも気になります。ECサイトでも人気の比較した「エレコム 折りたたみノートPCスタンド」は8段階で角度調整できたのに対し、本品は15度・25度の2段階のみ。机からの高さも5~8cmと低めでした。キーボード収納やスマホスタンドも付属していません。
執筆時点での値段は3,500円前後と比較したなかでは安くないものの、高い安定性や携帯性・レザー調の高級感あるデザインは魅力。外で使うことが多い人には向いています。とはいえ、より細かく角度や高さを調整したい人は、ほかの商品も検討してみてください。
実際にMOFT 超薄型 ノートパソコンスタンド MS006-1と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイノートパソコンスタンドと、使いやすさ・使用中のぐらつきにくさ・角度調節の幅・高さ調節の幅・携帯性・付加機能それぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
MOFT 超薄型 ノートパソコンスタンド MS006-1の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
アイリスオーヤマ
手軽に角度7段階調節可能。画面がまったく揺れないベストバイ
ノートパソコンスタンドは、首や肩のこりが気になる人におすすめのアイテム。目線や肘の位置をちょうどよい角度に調整することで、姿勢改善や筋肉の緊張をやわらげる効果が期待できます。長時間のPC作業による巻き肩に悩んでいる人にもぴったりです。
今回ご紹介する超軽量 ノートパソコンスタンド MS006-1は、スマホ関連機器・モバイルアクセサリーをてがけるMOFT(モフト)の商品。薄型・軽量ながら、パソコンの開閉や荷重に負けない耐久性と、パソコン作業による姿勢悪化を防ぐことをアピールしています。
折りたたみタイプで、ノートパソコンの背面に粘着部分を直接貼りつけて使用します。粘着剤や傷を残すことなく、繰り返し使えるのがメリット。汚れがついたり粘着力が弱くなったりした際は、ウェットシートで拭き取ることで、効果が復活すると謳っています。
高さは2段階に調節可能です。25度にセットすると、高さは8cmと座って背筋を伸ばしやすい角度に。15度では高さ5cmになり、膝の上に置いての操作や立ったままのタイピングがしやすいよう工夫されています。
対応しているパソコンのサイズは、11.6~16インチまで。耐荷重は8kgです。
本体サイズは幅22.4×奥行17cmで、厚みは3mm・重量は89gです。これより大きなサイズのMacBookやタブレットにも使用できますよ。PC背面から放熱できるよう、通気口が設けられているのもポイントです。
素材には、強度が期待できるファイバーグラスとポリウレタンを採用。継ぎ目のないシームレス構造なのも特徴です。フェイクレザー調のデザインを採用し、高級感のあるおしゃれな雰囲気を演出するでしょう。
カラーは6種類がラインナップ。気分やコーディネイトに合わせて好みのものを選んでさいね。
<カラー>
本シリーズでは、非粘着タイプも展開しています。PCやタブレットと使い分けたい人はチェックしてみてましょう。
今回は、MOFT 超薄型ノートパソコンスタンド MS006-1を含むノートパソコンスタンド全20商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、使いやすさ・使用中のぐらつきにくさの検証です。
モニター5名が実際に使用し、組み立てや角度調節・片づけが簡単にできるかをチェックします。加えて、パソコンでタイピング・クリック・スクロールの3つの動作を行いブレも確認。内蔵カメラで録画しながら、顔の輪郭のブレがないものほど高評価としました。
使いやすさは良好な評価を獲得。設置の際に粘着シールを貼る場所にやや迷うものの、収納はさっとたたむだけと簡単でした。粘着シールがしっかり密着しているわりに、スムーズに剥がせたのもよい点です。
比較した結果、折りたたみ式は据え置き式より支柱を操作する手間がかかりました。本品は折りたたみ式ですが、「パソコンを持ち上げるだけで勝手にたたまれるので、何もしないでよい」とモニターから好評です。
一方、角度調整する際の折り返し方がわかりにくい点はネック。「最初は使い方に戸惑う」との口コミ同様、モニターからも「わかりにくかった」という声が聞かれました。ただ感覚的にできたモニターも多くいたので、一度覚えてしまえば問題ない範囲といえます。
比較したなかでも「サンワサプライ ノートパソコンスタンド 折りたたみ 無段階角度調整」は、組み立て・収納ともに直感的に行えたうえ、PCを置いたままでも楽に角度調整できました。折りたたみ式で探している人はこちらもチェックしてみましょう。
<設置・角度調節・収納が簡単かについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
使用中のぐらつきはまったくなく、安定性はトップレベルの評価を獲得。比較した据え置きタイプの商品は、天板の支点が1つなので天板上部が揺れやすい傾向がありました。
対してこちらは、支柱ではなく面でしっかり支える構造。タイピングやタッチパッドでクリックやスクロールをしても、画面が揺れることはなく、本体の角度が変わることもありませんでした。「軽くて安定したタイピングができる」という口コミどおりの実力です。
検証の結果、見た目のしっかりした据え置きタイプより、折りたたみ式のほうが安定性が高い傾向がありました。本品は比較した折りたたみタイプのなかでも、内蔵カメラに映った顔の輪郭もまったくブレなかったのがメリット。WEB会議や集中したいときでも高いパフォーマンスを発揮するでしょう。
口コミには「少しグラつく」との声がありましたが、シールを貼る位置がズレると安定しない可能性があります。メーカーでは裏面の奥の端ギリギリに貼りつけることを推奨しているので、安定しないときは貼り直して調整してみてくださいね。
続いて、角度調節の幅・高さ調節の幅の検証です。
何段階の調節ができるかに加えt、最小から最大の角度と高さを確認。調節の幅が広いものを高評価としました。
角度調整は15度・25度の2段階と少なく、高評価には届かず。比較した無段階に調整できた商品と並ぶと、物足りない結果です。ECサイトで人気の「エレコム 折りたたみノートPCスタンド」は、8段階と多く好みに合わせて細かく調整できました。
比較したなかでは、3段階以下の商品は調節幅が狭く、さまざまな机に対応できない傾向が。机の高さを問わず姿勢を維持しやすいものがほしいなら、6段階以上ある商品がおすすめです。
高さは机の天板から5〜8cmまでと低く、高さ調節の幅も低評価に。比較したところ、本品のような貼りつけタイプは高さを出しにくい傾向がありました。
対して据え置きタイプは、外づけのキーボードでも使いやすい目線まで高くできるものが多めです。自宅の机や肘の高さに合わせて使いたい人は、据え置きタイプも検討してみましょう。
最後は、携帯性と付加機能の検証です。
携帯性は、折りたたみ時のサイズ・重量・薄さの観点で、コンパクトかつ軽量なものを高評価に。また、外づけキーボードやスマホなどを収納できる機能の有無も確認しました。
携帯性はトップクラスの評価を得ました。重量は89gと比較した全商品のなかでも最軽量(※執筆時点)。なかには3辺の合計が664mmもある商品があったのに対し、本品は397mmと折りたたみ式のなかでもコンパクトさが目を惹きました。
厚さも3mmと非常に薄く、貼りつけたままPCと一体化できるのも強み。外出用にひとつあると重宝しますよ。
一方、付加機能はほとんどなく物足りない結果です。脚に滑り止めがあるだけのシンプルなつくりのため、ノートPC1台を持ち運べれば十分な人向けといえます。
比較したなかでもエレコムの「折りたたみノートPCスタンド」は、外づけキーボードを収納できるほか、スマホスタンドもついていました。便利な機能も外せない人は、こちらもチェックしてみましょう。
対応パソコンサイズ | 11.6〜16.0インチ |
---|---|
角度調節段階 | 2段階 |
タイプ | 折りたたみ式、貼り付け式 |
高さ調節可能 |
良い
気になる
幅 | 22.4cm |
---|---|
奥行 | 17.0cm |
高さ | 5.0cm |
重量 | 89g |
耐荷重 | 8.0kg |
素材 | PU、ファイバーグラス、リムーバブルグルー |
折りたたみ可能 | |
キーボード収納あり |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
3,544円
(最安)
販売価格:3,580円
ポイント:36円相当
送料無料
(50件)
MOFT 超薄型 ノートパソコンスタンド MS006-1は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど大手ECショップで購入できます。正規取扱店舗は、MOD・株式会社EZLIFEです。価格や送料はサイトによって異なるので、よりお得な値段で手に入れてくださいね。
最後に角度調整の幅が広い商品をご紹介します。
使いやすさと角度調整の豊富さを兼ね備えていたのは、FOBELECのLaptop Stand MC。20~40度まで6段階で変更でき、目線や姿勢を好みの位置に合わせやすいでしょう。アルミフレームは動きがスムーズで、設置や操作も簡単に行えました。タイピング中も安定感があり、260gと軽量で持ち運びも簡単です。
さまざまな環境に広く対応するのは、ETSUMIの軽量ノートパソコンスタンド。角度は18~57度まで10段階に調整でき、姿勢を楽に保ちやすいですよ。重量は220gと軽量で、組み立て・設置も簡単。タイピング・クリックで若干の揺れはあるものの、自宅・外出時ともに活躍するでしょう。
対応パソコンサイズ | 17.0インチ以下 |
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角度調節段階 | 6段階 |
タイプ | 折りたたみ式 |
高さ調節可能 |
良い
気になる
幅 | 4.3~18.0cm |
---|---|
奥行 | 25.3cm |
高さ | 16.0cm |
重量 | 260g |
耐荷重 | 40.0kg |
素材 | アルミニウム合金、シリコン |
折りたたみ可能 | |
キーボード収納あり |
FOBELEC Laptop Stand MCをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
対応パソコンサイズ | 15.6インチ以下 |
---|---|
角度調節段階 | 10段階 |
タイプ | 折りたたみ式 |
高さ調節可能 |
良い
気になる
幅 | 6.0~21.5cm |
---|---|
奥行 | 28.1cm |
高さ | 9.5~20.5cm |
重量 | 220g |
耐荷重 | 不明 |
素材 | プラスチック |
折りたたみ可能 | |
キーボード収納あり |
エツミ 軽量ノートパソコンスタンドをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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