4種類の保湿オイルを配合した、ENDOCA (エンドカ) ヘンプボディバター。口コミでは「内側から輝くようなツヤを感じる」とプラスの声がある一方で、「塗り心地が重い」「使い始めが固い」といった気になる評判も存在します。そのため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ENDOCA ヘンプボディバターを含むボディバター全9商品を実際に使って、成分評価・保湿力・べたつきにくさ・使用感を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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すべての検証は
マイベストが行っています
目次
ENDOCA ヘンプボディバターは、乾燥が気になる人におすすめです。塗布3時間後の肌水分量を測定すると、塗布直後より59.26%もアップ。商品全体の平均値である+30.94%(※執筆時点)を大幅に上回る数値です。うるおいが減少した商品も多いなか、トップクラスの保湿力を発揮しました。
成分を検証した専門家は、整肌成分のカンナビジオールに着目。比較したなかには保湿以外の成分をほとんど含まない商品もありましたが、こちらには「肌荒れ防止効果が見込める」とコメントしました。保湿成分のシア脂をはじめ、ほぼオイルのみの構成も「エモリエント効果が非常に高い」と好印象です。
質感は硬めで取り出しにくいものの、「体温で溶ける」という謳い文句どおり、肌に乗せるとオイルのようにとろけて広がります。ただし、商品を塗った手の甲をビーズに押し当ててみると18個が付着しました。比較した商品の平均値である13個(※執筆時点)を上回り、べたつきやすいことがわかります。
実際に商品を試したモニターからも、べたつきやテカリが指摘されました。口コミの懸念どおり、塗り心地は重めといえるでしょう。甘さが強い香りも好みが分かれがち。使用したモニターから「チョコレートのよう」「デザート感がある」といった声が集まりました。ボディケアアイテムとしては使いづらく感じる可能性がありますが、香り自体は好評ですよ。
1,000円前後の商品が多いなか10,000円超とやや高額ですが、乾燥による肌荒れを防ぎたいならぜひ試してほしい一品です。お得に手に入れたいなら、定期購入も検討してみてくださいね。
価格は執筆時・公式サイト参照
そもそもボディバターとは、油分の配合量が多く濃厚な使い心地の保湿アイテム。ボディクリーム・ローション・ミルクといった保湿アイテムのなかで、最も重めのテクスチャです。
今回ご紹介するENDOCA ヘンプボディバターもそのひとつ。北欧デンマーク発のCBDブランドとして有名なENDOCAの商品です。なお、CBDとは、カンナビジオールとも呼ばれる整肌成分。ヘンプ(麻)に含まれる主要成分のひとつです。
体温で溶ける設計で、肌にうるおいを与えながらマッサージをサポート。食物由来の原材料のみを使用しているのもこだわりです。
メーカーによると、顔まわりの筋膜・首・肩・腰・足の裏など全身のマッサージに使用可能。次のようなタイミングで使うことを推奨しています。
<使用するタイミング>
今回は、ENDOCA ヘンプボディバターを含むボディバター全9商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
まずは、成分評価です。
理系美容家のかおりさん協力のもと、商品の成分表示をチェック。肌荒れ防止成分や整肌成分の充実度を検証しました。
専門家は、ヘンプ(麻)から採取されたカンナビジオールを配合している点に着目。整肌成分をほとんど含まない商品もあるなか、こちらは「肌荒れ防止効果をはじめ、さまざまな整肌効果が見込める」と高く評価しました。
ほぼオイルのみで構成されているため、「エモリエント効果が非常に高い」ともコメント。1番目に記載された保湿成分のシア脂は酸化しやすいものの、「継続して使うのに適している」と好印象です。シア脂が2番目以降に記載された商品に比べ、肌水分のキープが期待できるでしょう。
続いて、保湿力の検証です。モニター3人の腕に商品を塗って肌水分量を測定。塗布直後と塗布3時間後の結果を比較しました。なお、測定にはCorneometer CM825(Courage+Khazaka)を使用しています。
すると、肌水分量が平均59.26%もアップ。高評価の基準とした+10%や、商品全体の平均値である+30.94%(※執筆時点)を大幅に上回る結果です。比較したなかには塗布直後より水分量が減少した商品も多く見られたなか、トップクラスの保湿力を発揮しました。
<個人の結果>
+84.5%
+42.31%
+50.97%
個人の結果を見ても、モニター全員の肌の水分量がしっかり増加。シア脂を高配合した成分構成が功を奏した印象です。乾燥肌の人にもうってつけですよ。
続いて、べたつきにくさを検証しました。
商品を手の甲に塗って3分放置。ビーズを散りばめた容器に押し当てて軽く左右に振り、手の甲に残った数を集計しました。
手の甲に付着したビーズは18個。高評価の基準とした15個以下はクリアできず、べたつきやすいことがわかりました。
そもそもボディバターは、ほかの保湿アイテムに比べ濃厚なテクスチャが特徴です。そのため、多少のべたつきはほとんどの商品で感じられました。とはいえ、商品全体の平均値は13個(※執筆時点)に収まっています。比較したなかでもやや重めの仕上がりなため、サラッとした質感に整えたい人にはあまり向きません。
最後に、使用感を検証しました。
女性モニター5人が実際に商品を使用し、香りのよさや強さを確認。さらに、テクスチャの塗り心地もチェックしました。
香りは甘さが強く、モニター全員が「好みではない」と回答。「チョコレートのような香り」「デザート感がある」といった感想が寄せられました。
比較したなかでは、爽やかなフローラル系や柑橘系の香りが支持される傾向がありました。こちらは、ボディケアとしては好みが分かれる印象です。甘い香りが苦手な人には使いづらいでしょう。
<香りのよさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
かなり固めのテクスチャで、「満足」と答えたのは5人中1人のみ。「使い始めが硬い」という口コミ同様、容器から取り出しにくいのはネックです。「スパチュラが必要」「取るときに苦戦する」といった声があがっています。
「体温で溶ける」という謳い文句どおり肌にのせると溶けてオイル状になりますが、テカリやべたつきが気がかり。テクスチャがゆるめの商品は塗りやすく肌なじみがよい傾向にありましたが、固めのこちらはべたつきが苦手な人には向きません。
ビーズを使った検証の結果と同様に重めの仕上がりなので、しっかり保湿されている感覚がほしい人に適した商品といえます。
<テクスチャについてについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
容器は大きめで、重さもあります。チューブタイプの商品に比べて持ち運びに向かないものの、中身を取り出しやすいのはメリットですよ。
自宅から気軽に注文するなら、公式オンラインショップがおすすめ。お得な定期購入も選べます。頻度は1か月・2か月ごと、もしくは15日・45日ごと。解約やスキップができるのは、2回目のお届け完了後からなので注意してくださいね。
<価格>
価格は執筆時点・公式サイト参照
最後に、べたつきにくさの検証で高評価を獲得した商品をご紹介します。
WELEDAスキンフード ボディバターは、保湿力とべたつきにくさを両立した一品です。保湿力の検証では、塗布から3時間後も+22.3%の肌水分量をキープ。それでいて、手の甲に付着したビーズは8個のみとべたべた感が少なめです。モニターからは、ふんわりとしたテクスチャ・爽やかな柑橘系の香りが好評でした。
DELONのBODY BUTTERは、塗り心地のよさにこだわる人におすすめ。柔らかく軽いテクスチャで、広範囲に塗り伸ばしやすいのが魅力です。こちらも塗布後の手の甲に付着したビーズは8個で、べたつきにくさはトップクラス。整肌成分の酢酸トコフェロールを配合しているため、肌荒れ防止にも期待できます。
主な保湿成分 | ヒマワリ種子油、カカオ脂、シア脂、グリセリン |
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植物油脂の種類 | カカオバター、シアバター |
分類 | 化粧品 |
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配合成分 | 水、ヒマワリ種子油、カカオ脂、グリセリン、クエン酸ステアリン酸グリセリル、シア脂、ステアリン酸、パルミチン酸、ペンチレングリコール、ローズマリー葉エキス、カミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス、サンシキスミレエキス、エタノール、ベタイン、カラギーナン、キサンタンガム、乳酸、カプリル酸グリセリル、(カプロイル/ラウロイル)ラクチレートNa、香料 |
無香料 | |
オーガニック | |
無着色 | |
アルコールフリー | |
パラベンフリー | |
アレルギーテスト済み | 不明 |
パッチテスト済み | 不明 |
ノンコメドジェニック処方 | 不明 |
低刺激処方 | 不明 |
容器 | ジャー |
特徴 | 不明 |
ヴェレダ スキンフード ボディバターをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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