そこで今回は、ダイワ リバティクラブ ライトパック 20-240を含む振り出し竿全12商品を実際に使ってみて、投げやすさ・持ち運びやすさ・パーツの品質を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
釣り歴は15年以上。投げ釣りやフカセなどの堤防からできる釣りをはじめ、ルアーフィッシングや船でのエサ釣りなどの幅広い釣りを経験してきた。釣りジャンルのYouTube出演や雑誌取材を多数経験後、自身も釣りに関するコンテンツのライターとして活動中。メインのカワハギ釣りでは、トーナメント大会に出場し決勝ステージ進出の経験もある。現在はmybestにて釣りジャンルのコンテンツ制作に注力し、ユーザーファーストを重視して正確で分かりやすい企画制作に日々努めている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
ダイワ リバティクラブ ライトパック 20-240は、釣り場に電車やバイクなどで行く人におすすめ。比較したなかには、仕舞寸法60~70cmと長いものもあったのに対し、本商品は45cmまで短くなります。リュックに難なく入るので、公共交通機関でも移動しやすいですよ。ソフトケースやキャップが付属されており、傷つかないよう持ち運べるのも利点です。
餌釣り・ボート釣り向きの万能竿タイプで、ガイドとリールシートには品質に定評のある富士工業のパーツを採用。ECサイトで安く販売されている商品には、つくりが粗い部分があったものもありましたが、ゆがみや接着不良は見られませんでした。ラインが切れたり破損したりする可能性は少なく、集中して釣りを楽しめるでしょう。
しかし、グリップが太く手になじみにくいうえ、リール位置が手元に近いため投げにくさを感じます。実際に試したモニター5名からは、「重量感があり、両手で扱わないと疲れる」というコメントも。ロッド先端にも重量感があり、「キャストコントロールしづらい」と感じる人がいました。
どこにでも持っていきやすいコンパクトさは魅力ですが、「少し重たい」という口コミどおり、ロッドを持ち続けるシーンでは手が疲れる可能性が。より扱いやすい振り出し竿がほしい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
そもそも振り出し竿とは、伸びたり縮んだりする釣り竿のことです。釣りをするときは指し棒のように伸ばし、使わないときはコンパクトに収納可能。軽くて携帯性に優れたものが多いので、釣り初心者にも向いています。
今回ご紹介するリバティクラブ ライトパック 20-240は、釣り具総合メーカーのグローブライドが手がけるブランド、ダイワの一品です。
適した錘(オモリ)の大きさを示す錘負荷は15~25号。ルアーは7~30gのものに適合します。
リバティクラブ ライトパックの型番は、全12種類と豊富。サビキ釣り・ちょい投げ釣り・ルアーフィッシングなど、目的に合わせてそれぞれ選べます。
なお、今回は20-240を用意しました。
<スペック>
はじめに、投げやすさの検証です。
釣り経験者のモニター5名でバイブレーションルアーを投げ、グリップは持ちやすいか・ロッドは思うように曲げられたかなどをチェックしました。
EVA素材のグリップには、大半のモニターが「太くて持ちにくい」と回答しました。比較した商品には手になじみやすい形状のものも多いなか、モニターの反応はいまひとつです。
全長は2.48m。振り出し竿は2.1~2.9mの商品が多く、とくに2.4m程度の竿は初心者向きといえます。
重量は154gとさほど重くないものの、口コミの指摘どおり「重量感があり、片手では扱いにくい」という意見が。リールとグリップの間隔が狭いため、窮屈さも感じます。ルアーフィッシングなど、ロッドを持ち続ける釣りにはあまり向かないでしょう。
<グリップの持ちやすさのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
振り出し竿には、ルアーロッド・万能竿の2タイプがあります。両方を比較してみると、ルアーロッドタイプのほうがスムーズに曲がり、狙ったところに投げられる傾向にありました。
本商品は、餌釣り・ボート釣りに使いやすい万能竿タイプ。気軽に釣りをはじめるなら十分ですが、よりテクニカルなゲームを楽しみたい人は、ルアーロッドタイプを選びましょう。
<ロッドの曲げやすさのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、持ち運びやすさの検証です。
仕舞寸法(釣り竿を縮めた長さ)は45cmと短め。今回の比較では、50cm以下のものなら40Lサイズのリュックにすっぽり入りました。コンパクトに持ち運べるので、電車・自転車釣行といったシーンにも向いています。
キャップ・ソフトケースが付属する点も魅力。釣り竿の先端を保護し、ロッドの擦れを気にせず持ち歩けます。
最後に、パーツの品質を検証しました。
結果は以下のとおりです。
ガイドとリールシートには、クオリティが高い釣り具パーツメーカー、富士工業のものを採用。握ったときリールシートのねじ山が手に触れるものの、全体的に品質のよさが光ります。
比較したなかでは、ECサイトで安く購入できる商品に、ガイドのゆがみや接着不足などの問題が見られました。トラブルに悩まれず釣りをしたい人は、パーツの製造元にも注目してみてください。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
12,397円
(最安)
販売価格:12,397円
ポイント:0円相当
送料別
(79件)
12,402円
(+5円)
販売価格:12,402円
ポイント:0円相当
送料別
(7件)
13,450円
(+1,053円)
販売価格:13,586円
ポイント:136円相当
送料無料
(37件)
14,266円
(+1,869円)
販売価格:14,266円
ポイント:0円相当
送料別
(147件)
14,616円
(+2,219円)
販売価格:14,616円
ポイント:0円相当
送料別
15,024円
(+2,627円)
販売価格:15,024円
ポイント:0円相当
送料無料
(862件)
15,800円
(+3,403円)
販売価格:15,944円
ポイント:144円相当
送料無料
15,870円
(+3,473円)
販売価格:15,870円
ポイント:0円相当
送料別
(933件)
17,642円
(+5,245円)
販売価格:17,803円
ポイント:161円相当
送料無料
ダイワ リバティクラブ ライトパック 20-240は、全国の釣具店・AmazonやYahoo!ショッピングなどのECサイトで購入可能です。お近くの釣具店は、公式サイトで検索できますよ。
そのほか、ダイワには仕様の異なる振り出し竿も。今回の検証では、ダイワ モバイルパック・ダイワ クロスビート SWもレビューしているので、興味のある人はぜひチェックしてみてください。
最後に、思いどおりに投げられるとモニターから好評だった商品をご紹介します。
ダイワ クロスビート SW 766TMLは、小さな手にもなじみやすいグリップが魅力。「ロッドがしなやかに曲がり、狙ったところにルアーを投げられる」と高評価でした。収納時は47cmと短くなるので持ち運びも便利です。富士工業製のガイドとリールシートは品質がよく、快適な釣りが楽しめますよ。
アブガルシア XROSSFIELD XRFS-764L-TEは、2ピースロッド感覚で投げられる一品。独特の形状をしたグリップが持ちやすく、「重量感はなく、ルアーをテクニカルに動かせる」と好評でした。富士工業製のパーツを採用し、リールシートの握り心地も良好。付属のハードケースで破損を防止できます。
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。