シマノ ブエナビスタコンボ S60MLをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
適度な長さと携帯性のよさを謳う振り出し竿、シマノ ブエナビスタコンボ S60ML。リールとセットになっており、ラインも巻かれているので、購入してすぐに使えます。「コンパクトで使いやすい」と評判ですが、実際のところ口コミどおりなのか気になっている人も多いのではないでしょうか？
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
- 投げやすさ
- 持ち運びやすさ
- パーツの品質
さらに、人気のプロックスやDAIWAなどの振り出し竿とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、振り出し竿選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
釣り歴は15年以上。投げ釣りやフカセなどの堤防からできる釣りをはじめ、ルアーフィッシングや船でのエサ釣りなどの幅広い釣りを経験してきた。釣りジャンルのYouTube出演や雑誌取材を多数経験後、自身も釣りに関するコンテンツのライターとして活動中。メインのカワハギ釣りでは、トーナメント大会に出場し決勝ステージ進出の経験もある。現在はmybestにて釣りジャンルのコンテンツ制作に注力し、ユーザーファーストを重視して正確で分かりやすい企画制作に日々努めている。
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本コンテンツに記載の検証結果は2024年02月までの情報です
目次
- はじめに結論！長時間の釣りに持っていきたい人におすすめ。比較した商品のなかでもとくに軽量
- シマノ ブエナビスタコンボ S60MLとは？
- ロッドとリールが一体化した構造
- ラインがあらかじめ巻かれているので、購入後すぐに使える
- 幅広いウェイトに対応
- 実際に使ってみてわかったシマノ ブエナビスタコンボ S60MLの本当の実力！
- グリップが握りやすく、初心者でも使いやすい投げやすさ
- 仕舞寸法が44.5cmと持ち運びやすいサイズ
- パーツには信頼と実績のある富士工業製
- シマノ ブエナビスタコンボ S60MLの価格比較
- シマノ ブエナビスタコンボ S60MLはどこで買える？
- シマノ ブエナビスタコンボ S60MLが戻らないときは？
- シマノ ブエナビスタコンボ S60MLのガイドの交換方法は？
- シマノ ブエナビスタコンボ S60MLの洗い方は？
- より投げやすさを重視するなら、こちらの商品もおすすめ
はじめに結論！長時間の釣りに持っていきたい人におすすめ。比較した商品のなかでもとくに軽量
シマノ ブエナビスタコンボ S60MLは、手に負担がかかりにくい商品をお探しの人におすすめです。実際に使ったモニターからは「先重りしない」「長時間使用でも腕が疲れない」とわずか102gの軽量さが高評価。比較では、200g以上の商品もあったなかで重量感のない投げやすさでした。触り心地のよいコルク素材のグリップも魅力です。
また、適度にしなって曲がり方もスムーズ。クセのない使いやすさなので、初心者でもコントロールできるでしょう。比較した硬すぎてほとんどしならない商品よりも、滑らかな使い心地です。
持ち運びやすさも高評価を獲得。肩掛けベルトつきのハードケースがついているうえに、ロッドの仕舞寸法は44.5cmと非常にコンパクト。比較の平均は48.2cm（※執筆時点）だったことを考えると、「適度な長さと携帯性のよさ」と謳うだけあり、リュックに入れて移動しやすいといえます。
パーツの品質も申し分なく、ガイド・リールシート（ロッドとリールの繋ぎ目のパーツ）は、国内釣り具パーツのトップシェアを誇る富士工業製。ネジ山が手にあたらないように設計されているところも好印象です。
はじめて振り出し竿を使う人でも投げやすいしなやかさと軽量さに加えて、「コンパクトで使いやすい」という評判どおり、携帯性にも優れています。釣りに行くのに電車や自転車を使う機会が多い人は、ぜひ検討してみてくださいね。
シマノ ブエナビスタコンボ S60MLとは？
そもそも振り出し竿とは、伸び縮みする釣り竿をいいます。別名テレスコピックロッドとも呼ばれ、中空構造になっているので縮めれば持ち手部分にすべて収納できるところがメリットです。コンパクトになるので電車や自転車釣行でも活躍しますよ。
コンパクトに持ち運べる点はパックロッドに似ていますが、パックロッドは分割してケースに入れる必要があるのに対して、振り出し竿は1本に縮めて持ち運びが可能。ただし、投げやすさはパックロッドのほうが優れているので振り出し竿は手軽に釣りを楽しみたい人におすすめです。
国内の大手釣り具メーカーとして知られるシマノから販売されている振り出し竿が、シマノ ブエナビスタコンボ S60ML。川や池での釣りに対応できる頑丈さを備えています。堤防でのサビキ釣り・穴釣り・ちょい投げまでサポートしてくれる、コンボセットです。
ロッドとリールが一体化した構造
また、狙ったルアーを自由自在に動かすのに役立つ緻密に設計されたリールシートも特徴。釣りの技術をより一層磨けます。ロッドの性能を十分に発揮させるため、相性のよい口径のガイドを採用しているところもうれしいポイントです。
ラインがあらかじめ巻かれているので、購入後すぐに使える
さらに収納時に竿先を保護するためのロッドキャップや、移動や保管時に竿を守る専用ケースも付属。1.5号のラインが130m巻かれているので、ルアーや仕掛けを結べばすぐに釣りを始められ、あとから自分の好みに合わせてライン交換できます。
幅広いウェイトに対応
全長は1.83mで、仕舞寸法は44.5cmと、適度な長さがありながらも携帯性に優れています。重量は102gと軽量で、長時間の釣りでも手首に負担がかかりにくいのが魅力です。
今回の比較ではS60MLを使用しましたが、全長1.68mで仕舞寸法が49cmのS56Lも展開。カラーもブラック・グレーからそれぞれ選べますよ。なお比較に使用した色はブラックです。
実際に使ってみてわかったシマノ ブエナビスタコンボ S60MLの本当の実力！
今回はシマノ ブエナビスタコンボ S60MLを含む、振り出し竿全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
- 投げやすさ
- 持ち運びやすさ
- パーツの品質
グリップが握りやすく、初心者でも使いやすい投げやすさ
まずは、投げやすさの検証です。リールのついたロッドでルアーを投げたことがある5人のモニターに各商品のグリップの持ちやすさ・重量感の少なさ・楽に振り抜けたかをチェックしてもらいました。
細めのコルク素材が手になじみやすい
コルク素材のグリップが心地よいという点も特徴。「細めのうえ、コルク素材が使用されているので、心地ちよい持ちやすさ」との声が寄せられています。
比較した商品のなかにはグリップが太すぎて持ちにくいものもありましたが、「グリップがボトム部分にアクセントがあり、形状もやや細めで握りやすい」といった評価も見られ、見た目のデザインと機能性も高評価でした。
＜グリップの持ちやすさについてのモニターコメント＞
- 「ルアーロッドのグリップで投げやすく、グリップが細身で快適」
- 「細めのうえ、コルク素材が使用されているため、心地ちよい持ちやすさ」
- 「グリップがボトム部分にアクセントがあり、形状もやや細めで握りやすい」
コメントは一部抜粋
わずか102gという軽量さで、長時間使っても負担にならない
比較では、長さ2.4mの商品ほどちょうどよい長さで疲れにくく扱いやすい傾向にあったので、より投げやすさを求めるなら全長2.49mあったプロックス マイクロソルトSE MSS80MLTSもチェックしてみてくださいね。
比較した200g以上の商品は重量感があって投げにくい傾向にありましたが、本商品はその半分以下の重さであり、その軽さが投げやすさを底上げしています。
＜重量感の少なさについてのモニターコメント＞
- 「重量感はほとんどなく、先重りもしない」
- 「かなり軽く、長時間使用でも腕が疲れないと感じた」
- 「やや軽めで投げやすい」
コメントは一部抜粋
適度にしなってスムーズに曲がる。しなやかで調整もしやすい
「よくしなるので、キャストしやすい」という声や「しなやかで、調整がしやすい」という意見からも、品質の高さが伺えます。比較したほかの商品には、硬すぎてほとんどしならないものも。本商品なら、細い形状としなやかさを活かして、思うように曲げられますよ。
＜思ったようにロッドを曲げられたかについてのモニターコメント＞
- 「やや柔らかすぎる」
- 「よくしなるので、キャストしやすい」
- 「形状が細いのでよくしなり、思うように曲げれた」
コメントは一部抜粋
仕舞寸法が44.5cmと持ち運びやすいサイズ
続いて、持ち運びやすさの検証です。各商品のハードケースの有無・ソフトケースの有無・キャップの有無仕舞寸法の短さをチェックしました。
本商品は、ロッドの仕舞寸法が44.5cmと短く、リュックに収納可能なサイズなので「コンパクトで使いやすい」という評判どおり持ち運びに非常に便利です。専用のハードケースとキャップもついており、安全に保管しやすいところも魅力といえます。
- ハードケース｜〇
- ソフトケース｜×
- キャップ｜〇
- 仕舞寸法｜44.5cm
比較した商品では、本商品のように仕舞寸法が50cm以下のものほどリュックに入れて持ち運びやすい傾向にありました。加えてハードケースが付属する商品は、比較した商品のなかでも約3割だったので、本商品の移動時における利便性の高さが伺えます。
比較の仕舞寸法の平均値は48.2cm（※執筆時点）、最小値は37.5cm（※執筆時点）、最大値は70.5cm（※執筆時点）。本商品は、平均値よりも短く、最小値に近いので数値で見ても持ち運びやすさが際立ちました。
パーツには信頼と実績のある富士工業製
最後に、パーツの品質の検証です。ガイドが富士工業製か・ガイドが問題なく接着されているかなどを基準に評価しました。
パーツが富士工業製という点が高評価を獲得。ガイドの接着にも問題がなく、リールシート（リールとロッドの接続部分）も国内トップシェアの信頼と実績のある富士工業製。また、ダウンロック仕様なので、使い込むことでグリップにネジ山がむき出しになるという心配も少ないでしょう。
- ガイドが富士工業製 ｜〇
- ガイドが問題なく接着されている｜〇
- リールシートが富士工業製｜〇
- リールシートのねじ山に手があたらない｜〇
富士工業製のパーツは、ガイドにねじれが出るという問題がなく、リールもスムーズに取り付けられます。なお比較した商品のなかでは、ガイドが富士工業製のものは約7割、リールシートが富士工業製のものは約8割という結果でした。
シマノ ブエナビスタコンボ S60MLの価格比較
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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販売価格：15,454円
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シマノ ブエナビスタコンボ S60MLはどこで買える？
シマノ ブエナビスタコンボ S60MLは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの購入が可能です。
振り出し竿と一緒に、ロッドケースも購入しておきましょう。リミテッドプロ タフ＆ウォッシュ ロッドケースは、衝撃や汚れに強く、丸洗いも可能です。
＜税込価格＞
- シマノ ブエナビスタコンボ S60ML：税込17,710円
- リミテッドプロ タフ＆ウォッシュ ロッドケース：税込54,450円
価格は執筆時点・公式サイト参照
シマノ ブエナビスタコンボ S60MLが戻らないときは？
税込1,650〜2,200円で対応してもらえるので、自分で直そうとせず、プロに任せましょう。
シマノ ブエナビスタコンボ S60MLのガイドの交換方法は？
シマノ ブエナビスタコンボ S60MLのガイドを交換したいときは、シマノカスタマーサービスに依頼しましょう。
交換の基本料金は税込880円で、交換のために外すガイドの本数1本あたり税込110円が追加されます。
例えば、竿先から数えて4番目のガイドを交換する場合は、1～3番目のガイドを外す必要があるので税込330円が追加されて合計税込1,210円。くわしくは相談してみてくださいね。
シマノ ブエナビスタコンボ S60MLの洗い方は？
洗うときは、まず水洗いで汚れや塩分を落とすことが基本。十分に水気を取り除き、風通しのよい場所で十分に乾燥させてください。また、ロッド部へのケアも重要。洗浄後、しっかりと乾燥させましょう。柔らかい布などで、乾拭きするのも忘れず行ってくださいね。
より投げやすさを重視するなら、こちらの商品もおすすめ
最後に、本商品以外で投げやすさが高評価を獲得した商品をご紹介します。
プロックス マイクロソルトSE MSS80MLTSは、全長2.49mというほどよいサイズが魅力。15cmグリップを伸ばせるエクステンショングリップもついています。重量感が少なく、手元の操作だけで軽快にルアーの操作が可能。仕舞寸法も38cmとコンパクトなので、旅先での釣りにもおすすめです。
DAIWA ダイワ クロスビート SW 766TMLは、手が小さい人でも握りやすいコンパクトさ。クセのないしなやかな曲がり方で、ルアーを狙ったところに投げられました。パーツの品質や持ち運びやすさも申し分ないので、振り出し竿の購入を検討しているなら、選択肢に入れてほしい商品です。
グローブライドDAIWA ｜ ダイワ クロスビート SW ｜ 766TML
ダイワ クロスビート SW 766TMLをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
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