バッグの中にすっぽりと収まる小ぶりさを謳う振り出し竿、ダイワ クロスビート SW 766TML。「コンパクトで軽く、使いやすい硬さ」「軽いルアーを投げやすい」と評判です。しかし、「グリップが短く、先重り感がある」との口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のプロックスやシマノなどの振り出し竿とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、振り出し竿選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
釣り歴は15年以上。投げ釣りやフカセなどの堤防からできる釣りをはじめ、ルアーフィッシングや船でのエサ釣りなどの幅広い釣りを経験してきた。釣りジャンルのYouTube出演や雑誌取材を多数経験後、自身も釣りに関するコンテンツのライターとして活動中。メインのカワハギ釣りでは、トーナメント大会に出場し決勝ステージ進出の経験もある。現在はmybestにて釣りジャンルのコンテンツ制作に注力し、ユーザーファーストを重視して正確で分かりやすい企画制作に日々努めている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
9,086円
ダイワ クロスビート SW 766TMLは、幅広い重量のルアーを楽に投げたい人にぴったりです。比較したほかの商品には、グリップの太さ・短さが気になり片手で持ちにくいものも。本品は「グリップが短く、先重り感がある」との口コミに反し、「ちょうどよい太さ」「曲がりがやわらかく2本継と遜色ない」とモニターから好評です。振り出し竿と思えない快適な使用感でした。
持ち運びやすさも良好です。比較したなかには仕舞寸法が70cmを超える商品があったのに対し、47cmと謳い文句どおりバッグに収納できるほどコンパクト。ソフトケースと竿先を保護するキャップも付属するので、持ち運ぶときに竿先を傷つけるリスクも軽減できます。
ガイド(ラインを通す部品)とリールシートには、品質に定評のある富士工業のものを採用。ゆがみや接着不足などもなく、丁寧に仕上げられていました。比較した安価なモデルにはガイドがねじれているものや斜めにつけられているものもあり、品質にもこだわる場合は本商品が選択肢になるでしょう。
投げやすさ・持ち運びやすさ・パーツの品質すべての検証項目で高評価を獲得。「コンパクトで軽く、使いやすい硬さ」との口コミにも納得できる一品です。ルアーの適合ウエイトが28gまでと、選択の幅が広いのも魅力。持ち運びやすさも投げやすさも譲れないなら、ぜひ検討してみてください。
そもそも振り出し竿とは、伸び縮みする釣竿のこと。別名テレスコピックロッドとも呼ばれます。使わないときはコンパクトに収納できて場所をとらないので、自転車・バイクでの釣行や電車などの公共交通機関を使用しての釣行にぴったりです。
今回ご紹介するダイワ クロスビート SW 766TMLもそのひとつ。曲がり方にクセがないとアピールする一品です。手軽さが魅力のモデルですが、上位機種と同じSiCガイドを採用しているのも特徴。手へのフィット感にこだわり、ダイワ独自のリールシートを使っています。
ダイワは、湖沼や海などフィールドを問わず、ロッド・リールなどさまざまな釣り用品を販売するメーカー。使い勝手や性能向上にこだわり、釣り場でのテストに重点を置いて製品を開発しています。
本商品に適合するのは、スピニングリール。全長は7.66フィートあり、メートル換算すると2.99mです。重量は116gで、仕舞寸法は47cm。トップカバーと竿袋が付属します。
適合ルアーウェイトは、5〜28g。適合ライン号数は6~12lbで、PEラインの場合は0.6~1.2号です。カサゴ・クロダイなどのルアー釣りだけでなく、チョイ投げや穴釣りなどのエサ釣りにも向いているとアピールしています。
ダイワの「クロスビート SW」シリーズには、長さ・硬さ違いのモデルが豊富にそろっています。狙う魚によって適したモデルが異なるので、やりたい釣りに合わせて選んでみてくださいね。
ラインナップは以下のとおりです。
<ラインナップ>
今回はダイワ クロスビート SW 766TMLを含む、振り出し竿全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
はじめは、快適に釣りをするうえで重要な投げやすさの検証です。
釣り経験のあるモニター5人が検証に参加。バイブレーションルアーを投げ、グリップの持ちやすさ・重量感の少なさ・思ったようにロッドを曲げられたかの3つの観点で総合的に評価しました。
グリップの持ちやすさについては、モニター5人全員が「満足」と評価。手へのフィット感を謳っているだけのことはあります。
比較したほかの商品には、グリップが太いうえに短くて片手で持ちにくいものや、クッション性がなく扱いにくいものが。対して本商品は、モニターから「手のひらへの収まりがよい」「細くて持ちやすい」と好印象でした。
なお、高評価をつけたモニターの一部から、「手が痛くなる形状」との指摘も。長時間釣りをするのには不向きと感じた人がいたものの、サクッと楽しむなら問題ないでしょう。
<グリップの持ちやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
検証の結果、比較したなかでも2.4m前後の商品が、パワーと扱いやすさのバランスがよく疲れにくいとわかりました。本商品は2.29mで、取り回しやすさは十分です。
なかには200gを超えるものもありましたが、本商品は116g。モニター5人全員が「軽い」と評価しており、「グリップが短く、先重り感がある」との口コミのような指摘は出ていません。
<重量感の少なさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較したなかでは万能竿よりもルアーロッドのほうが曲がりやすく、狙ったところに投げやすい傾向がありました。ルアーロッドである本商品も例に漏れず、モニターから「曲がり方にクセがなく、投げやすい」と好評です。
比較した商品には、やわらかすぎて狙った場所にルアーを投げにくかったものも。対してこちらは「狙った場所に投げられた」「2本継と遜色ない」などの声が集まり、モニター5人中4人が「曲がりやすく、楽に振り抜けた」と評価しました。
「軽いルアーを投げやすい」との口コミにも納得できる一品で、釣り初心者も扱いやすそうです。
<思ったようにロッドを曲げられたかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、持ち運びやすさの検証です。ハードケースの有無・ソフトケースの有無・キャップの有無・仕舞寸法の短さをチェックし、気軽に釣り場に持って行きやすいかを評価しています。
各商品を見比べた結果、50cm以下のものが持ち運びに便利と感じました。本商品は47cm。比較したなかには70cmを超える竿があったのに対し、謳い文句どおりバッグに収納できるほどコンパクトです。
比較した商品の多くにキャップがついていたように、キャップつきなのも利点。移動のときに竿を傷つけるリスクを軽減できます。
ソフトケースがつくのも魅力です。比較した商品にはより保護性能の高いハードケースつきのものもありましたが、ソフトケースは軽量で使わないときは薄くたためるなどのメリットがあります。どちらを選ぶかは好みなので、好きなほうをチョイスしてくださいね。詳細は以下のとおりです。
<持ち運びやすさの検証結果>
最後に、パーツの品質を検証しました。ガイドが富士工業製か・ガイドが問題なく接着されているか・リールシートが富士工業製か・リールシートのねじ山に手があたらないかを確認をチェック。加点方式で評価しました。
富士工業は釣竿のパーツメーカーで、日本の大手釣具メーカーのほとんどが採用。検証の結果、パーツが富士工業製だとガイドにねじれがなく、リールをスムーズに取りつけられるとわかりました。本商品もガイド・リールシートともに富士工業製を使用しており、高評価を獲得しています。
比較した安価な商品には富士工業のものを使用しておらず、ガイドがねじれているものや斜めに接着されているものも。長く使い続けることを考えるなら、パーツの品質にもこだわりましょう。
リールシートは特に装飾されていないので、握るとねじ山が手にあたります。とはいえ、釣りへの影響は感じられず、トラブルなく楽しめそうです。グリップはEVA素材で、ブラックで統一された見た目がスタイリッシュ。デザインにこだわりたい人にもおすすめできますよ。
<パーツの品質の検証結果>
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ダイワ クロスビート SW 766TMLは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで購入可能。ショップレビューや送料などを確認して購入するのがベターです。長さや硬さなどにもバリエーションがあるため、間違えないよう注意しましょう。
メーカー希望本体価格は、執筆時点で税込12,000円(公式サイト参照)。ECサイト経由の場合1万円以下で購入できることがあるので、お得に購入したい場合は要チェックです。
本商品が戻らなくなった場合は、床にゴムマットなどを敷いたうえで垂直に打ちつけます。固着した部分に油を注ぎ、隙間に油が入るようにしならせるとよいでしょう。
ただし、無理に外そうとすると竿が折れることも。何度か試しても固着が解消されない場合は、ダイワのアフターサービスセンター「SLP」に修理を依頼するのがベターです。
ガイドを取り外す場合は、ガイドを固定しているコーティング剤をライターなどで炙り、やわらかくなったところをカッターなどで剥がします。ガイドを取り外し、残ったコーティング剤をアクリル板などを使ってきれいにこそぎ落としましょう。
ガイドを取りつけるときは、接着剤で仮止めしたガイドを糸でロッド本体に巻きます。巻き終えたらコーティング材を筆などで均一に塗り、乾かしたら交換完了です。
ただし、仕上がりに不安がある場合は、無理に自分で交換しないのが吉。固着したときと同様、ダイワのアフターサービスセンターに交換を依頼するのもひとつの方法です。
ダイワ クロスビート SW 766TMLは、真水またはぬるま湯で洗います。頑固な汚れがついている場合は、台所用洗剤を含ませたやわらかいスポンジで洗いましょう。
洗浄後は洗剤が残らないようしっかりと拭き取り、直射日光のあたらない場所で陰干ししてくださいね。
最後に、持ち運びやすさ重視の人におすすめの商品をご紹介します。
仕舞寸法が短いものがほしいなら、プロックスマイクロソルトSE MSS80MLTSがおすすめです。仕舞寸法38cmと、比較した商品のなかでもトップクラスに小さく収納でき高評価を得ました。持ち運びに便利かつしっかり保護できるハードケースがつくので、旅に持って行くのにもぴったりです。
釣り初心者には、シマノブエナビスタコンボ S60MLがうってつけ。ラインが巻かれたリールがセットになっており、ルアーさえ用意すれば釣りに出かけられますよ。仕舞寸法は44.5cmとコンパクトで、リールをつけたまま持ち運べる専用ケースが付属するのも魅力でしょう。
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