北山正積商店 パームたわし（M）をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

フライパンの外側を再現した汚れの落ちはいまひとつ。比較した商品内で高評価を獲得したものはピカピカになった一方、あまり変化が見られませんでした。

全体的にはやや薄まっているものの、頑固な汚れは残ったままの状態です。

一方カレーのコゲ汚れは、中央とごく一部に汚れが残っているものの、ほとんど落とせました。

どんな汚れも落とせるとはいえませんが、2種どちらも満足に対応できなかった商品と比べると汚れ落ちはまずまず。とくに、フライパンや鍋の内側のコゲ汚れを落としたい人におすすめといえます。

たわしの素材のなかでも硬いパームで作られているため、縦にいくつもの傷が入りました。しかし、比較したほとんどの商品で同様の細かい傷が入ったため、許容範囲内といえます。

とはいえ、ガラス製品・フッ素樹脂加工のフライパンなど、デリケートな材質には使わないように気をつけてくださいね。

サイズや形状的に小回りは利きにくいものの、1本1本の毛がしなるので五徳の細かい部分にも毛が届きます。なめらかに洗える感覚があり、ザルの目にもしっかり毛が入り込みました。

また、全面使えるつくりになっているので平面に触れる面積が多く、フライパンの洗いやすさも良好です。

比較したパーム素材の商品には細かい部分が苦手なものもあったのに対し、メーカーの売りどおり、さまざまな対象に幅広く使えるといえます。

洗濯板をたわしで50往復擦ってみると、やや抜け毛が見られました。とはいえ、比較した商品のなかではそこまで多くありません。

さまざまなものが洗えて抜け毛も少なめなので、使いやすさにこだわる人におすすめです。