東芝ライフスタイル 電気圧力鍋 RCP-30Rをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

豚の角煮にはほどよい弾力と硬さがあり、噛みごたえがあります。口の中でほろっと崩れるほどではないものの、筋も箸でほぐせる程度に柔らかく調理されていました。

比較したほかの商品には肉の繊維を感じたものもあったなか、本品で調理した角煮は赤身部分にパサつきがなく、脂身はプリッとした食感に。噛むと肉汁が溢れ、味わいはジューシーです。

またイワシの煮付けは、箸で触れると崩れそうなほど身がかなり柔らかく、ふんわりしています。

比較したほかの商品には、身の水分量に物足りなさを感じたものもありましたが、本品で調理したイワシにはパサつきは感じず、口内ですぐにとろけていきました。

モニターからは「じゅわっと脂が出てくる」「満足感がある」との声も。骨は適度に残っているものの、しっかり噛めばそのまま食べられます。

豚の角煮・イワシの煮付けともに味の染みもよく、おいしく仕上がりました。

説明書には操作方法だけでなく、「画面にどのように表示されるのか」というところまでイラスト付きで記載されています。カラーではないものの、わかりやすく初心者でも操作に迷いません。

またフタにはひらく・しまるの表示があり、圧力調整おもりの説明もフタの奥に書いてあります。

さらに比較したほかの商品には、圧力表示ピンの動きがわかりづらいものもあったなか、本品のピンは出っぱっていて視認しやすいのも高評価です。

自動調理メニューは画面に番号しか出ないものの、本体側面にはメニュー表がついています。

自動調理と手動調理のメニューが混在しているため、モニターからは「作りたいメニューを見つけづらい」との声があがったものの、慣れてしまえば問題はありませんでした。手動調理は1分単位で時間を設定できるので、料理上級者にも向いていますよ。

お手入れも簡単。おもり・調整弁・圧力表示ピンの細部に入り込んだ汚れは、竹串やつまようじで取り除く必要はありますが、内鍋・フタ・フタパッキンは中性洗剤を使ってお手入れが可能です。

本体も濡れた布巾で拭くだけと簡単なので、洗う際にもストレスは感じないでしょう。

豚の角煮の調理工程は、炒め10分・煮込み15分・ピンが下がるまでの時間は19分を記録。完成までにに要した時間は、合計44分でした。

比較したほかの商品には検証開始から60分以上も時間がかかったものもあったなか、スピーディーに調理を行えます。普通の鍋では完成に1時間半近くかかる豚の角煮が、半分の時間でできあがるのはうれしいですね。

10種類の自動調理メニューを搭載しており、すべて予約での調理が可能です。さらに保温機能・70℃での再加熱機能も備えているため、いつでもあたたかい料理を食べられます。

また付属のレシピブックには、50種類ものレシピを掲載。高機能かつ、簡単に料理のレパートリーを増やせるので、料理が苦手な人にもおすすめですよ。