シロカ 電気圧力鍋をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

ポトフは野菜がやわらかく煮込まれ、口の中で溶けていくような食感です。しかし、野菜自体の味が抜けてしまって甘みが感じられないのが残念。スープも甘みはあるものの、後味があっさりしすぎて旨味が持続しません。

イワシの煮付けはやわらかく仕上がり、骨まで食べられるほどでした。臭みがなく、味もふっくら。まずまず合格点といったところでしょう。

豚の角煮もやわらかさは十分ですが、味が染み込んでいませんでした。薄味で、脂そのものを味わっているような感覚を覚えます。

フタを開ける際は、サイドについているロックピンを引っぱりながらハンドルを回す必要があります。シンプルな動作とはいえ片手操作はできず、置く場所によっては使い勝手が格段に悪くなってしまうので注意しましょう。購入前に設置場所を考えておくと安心です。

ボタンが少なく、電気圧力鍋に慣れていない方も操作しやすい作りです。材料を入れてスイッチを押せば完成というシンプル設計で、自動メニューも便利。炒めたり下煮をしたりといった機能はありませんが、基本的な調理には十分です。予約調理ができるのも助かりますね。

お好みモードでは、圧力調理時間を自由に変えることができます。1〜60秒までは1秒ごと、1〜60分までは1分ごとに設定できるので、仕上がりにこだわる方におすすめです。総合的に見て、操作性は合格点レベルと言えるでしょう。