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象印 ミルつきミキサー BM-SS10をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

硬い材料もパワフルに細かくカットできると謳う、象印 ミルつきミキサー BM-SS10。「分解洗浄がしやすい」「軽くて使いやすい」と評判ですが、「ハンドルに水が入ってしまって不衛生」との気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえた、レビューをご紹介します。


  • 仕上がりのよさ
  • 使いやすさ
  • 手入れのしやすさ
  • 静音性

さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のミキサーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ミキサー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2024年11月29日更新
相野谷大輔
ガイド
バリスタ・焙煎士/マイベスト キッチン・食品担当
相野谷大輔

製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。

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本コンテンツに記載の検証結果は2024年03月までの情報です

目次

はじめに結論!手入れを楽にしたいならコレ!なめらかなスムージーが作れ、液だれせず注げる

象印マホービン
ミルつきミキサーBM-SS10

7,660円

ミルつきミキサー

象印 ミルつきミキサー BM-SS10は、手入れしやすいミキサーがほしい人におすすめです。貼りつきやすいパッキンを含め、分解可能なパーツの取り外しが簡単なのが特徴。比較した商品には細かな溝や刃の周りの囲いがあって洗いにくいものもありましたが、こちらは隅々まで洗えました。掃除用のブラシもあり、衛生的に使い続けられるでしょう。


容器にガラスより軽量な、コポリエステル樹脂を使用しているのもポイントです。注ぐ際も洗い物のときも手への負担が少なく、容器自体に傷・においもつきにくいですよ。「ハンドルに水が入ってしまう」と口コミにあったように中が空洞で液体が入ると洗いにくいのは惜しいものの、液だれせず周囲も汚れません。


肝心のスムージーの仕上がりも良好です。実際に作ったスムージーを料理家が試飲したところ、「若干粗さはあるものの、十分なめらかな仕上がり」と評価されました。比較した平刃の商品にはザラつきが気になるものもあったのに対し、こちらは若干繊維のつぶつぶ感を感じる程度。野菜のえぐみは出ず、飲みやすい味わいでした。


使い勝手もよく、ダイヤル式なのでボタンを押し続ける必要はありません。フタはワンタッチで外せ、スムーズにコップに注げます。稼働音も比較的静かで、高速モードでは78dBを記録しました。航空機の機内ほどの音(参照:環境省)ですが、比較した商品には90dBを超えるものもあり、ミキサーとしては許容範囲の音でしょう。


値段は執筆時点で税込12,100円(公式オンラインショップ参照)。特別安くはないものの、おいしいスムージが作れて手入れも楽な一品です。毎日使い続けやすいミキサーをお探しなら、ぜひチェックしてみてくださいね。予算を抑えたい人・スムージーのなめらかさにこだわる人は、ほかの商品も要チェックです。

象印 ミルつきミキサー BM-SS10とは?

象印 ミルつきミキサー BM-SS10とは?

今回ご紹介する象印 ミルつきミキサー BM-SS10は、象印独自の「クラッシュ&カット チタンコートブレード」を備えた一台。硬い食材を粉砕するパワフルさと葉物野菜を細かくカットできる高い性能を謳っています。


象印マホービンは、日々の暮らしを豊かにする家電製品・雑貨類を扱う会社。保冷・保温力に優れた魔法瓶で知られていますが、キッチン家電も豊富に扱っています。

容量はたっぷり1L。コーヒー豆を挽けるミル機能つき

容量はたっぷり1L。コーヒー豆を挽けるミル機能つき
出典:zojirushi.co.jp

容量は1Lと大きめで、200mLのスムージーなら4〜5杯分は一度に調理可能。ボトルは底を絞った形で、1人分の少量の食材にも対応できると謳っています。ボトルは重いガラスではなく、軽量なコポリエステル樹脂を採用。注ぐときや洗い物が楽になるでしょう。


高速・低速の2段階速度調節に加えて、手動でダイヤルを回して運転できるフラッシュモードも搭載。氷にも対応しているため、幅広い調理に使用できます。スムージーをなめらかに仕上げやすい波刃を採用しているのも魅力的です。


ミル機能がついているのも特徴的。コーヒー豆を挽くときはもちろん、ふりかけやドレッシングなど、さまざまな調理に活用できます。詳しいスペックは以下をご確認ください。


<スペック>

  1. 容量|1L
  2. サイズ|幅15×奥行き15×高さ36.5cm
  3. 重量|1.9kg
  4. 刃の形状|波刃
  5. 速度調節機能|〇(高速・低速)
  6. フラッシュモード|〇
  7. 回転数|-
  8. 対応できない食材|肉/魚介類・ねばり気の強い食材・硬い食材など
  9. 氷の使用|〇
  10. 食洗器対応|✕
  11. 目盛りつき|〇
  12. ミルつき|〇
  13. 真空機能|✕
  14. 安全機能|容器ロック・ふたロック
  15. 耐熱温度|-
  16. 付属品|ヘラつきブラシ

マット調のデザインで出しっぱなしでもおしゃれ

サイズは幅15×奥行き15×高さ36.5cm、重量は1.9kg。ダイヤルがついた本体部分は、光沢を抑えたマット調のシンプルなデザインです。どんな雰囲気の部屋・インテリアにも馴染みやすく、棚やキッチンに出しっぱなしにしたい人にもよいでしょう。


構造面では、ブレードの周りに囲いがないのが特徴。ブラシが入りにくい刃の周りも隅々手入れできるよう、ヘラつきのブラシが付属します。

実際に使ってみてわかった象印 ミルつきミキサー BM-SS10の本当の実力!

今回は象印 ミルつきミキサー BM-SS10を含む、ミキサー全30商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. 仕上がりのよさ
  2. 使いやすさ
  3. 手入れのしやすさ
  4. 静音性

なめらかでおいしいスムージーが作れた。野菜のえぐみも出ず、飲みやすい味わい

なめらかでおいしいスムージーが作れた。野菜のえぐみも出ず、飲みやすい味わい

まずは、仕上がりのよさの検証です。りんご・バナナ・小松菜を使ってスムージーを作り、料理家の風間章子さんに試飲していただきました。


その結果、料理家は「若干粗さはあるものの、十分なめらかな仕上がり」とコメント。比較したところ、本商品のように高速・低速の2つのモードを搭載したものは、どれも問題なくおいしいスムージーが作れました。


「繊維のつぶつぶ感が少しだけ残っている」との指摘はありましたが、野菜のえぐみは出ておらず飲みやすいですよ。フラッシュモードが搭載されているので、追加でのかく拌や食感の調整も可能です。


モード以外で差がついたポイントは、刃の形状。比較した平刃採用のミキサーはスムージーにザラつきを感じたのに対し、本商品のような波刃のものはなめらかに仕上がる傾向がありました。

軽量で注ぎやすく、液だれもしにくい。分解洗浄も簡単で手入れしやすい

軽量で注ぎやすく、液だれもしにくい。分解洗浄も簡単で手入れしやすい

続いて、使いやすさと手入れしやすさの検証です。


使いやすさの検証では、料理家の風間章子さんにスムージーを作ってもらっている際、操作性・持ちやすさ・注ぎやすさ・液だれの有無などのポイントを評価してもらいました。


手入れしやすさの検証では、実際に使用後の商品を洗浄。洗うパーツの数や本体の重さ、パーツの分解しやすさなどをチェックしました。

フタをワンタッチで取り外せる。モードの切り替えも簡単

フタをワンタッチで取り外せる。モードの切り替えも簡単

フタは、ボタンを押すとワンタッチで外せる仕様。使用後の液だれもなく、容器や周囲を汚さずに使えます


操作も簡単です。低速・高速・フラッシュモードの3つのモードがありますが、ダイヤルで調整するだけでOK。比較した商品にはボタンを押している間だけ稼動するものもありましたが、押し続ける必要がなく手が疲れません。


容器にコポリエステル樹脂(トライタン)を採用しており、1.9kgと軽いのも魅力です。比較した同じ1L容量の商品のなかには3kg前後のものもありましたが、こちらは注ぐ際も負担に感じにくい重量感でした。

刃を隅々まで手入れできる。取っ手部分の空洞は液体が入ると洗いにくい

刃を隅々まで手入れできる。取っ手部分の空洞は液体が入ると洗いにくい

構造を確認したところ、比較したなかでもとくに手入れはしやすい設計でした。ボトルやカッター台など、分解洗浄が必要なパーツはすべて着脱が簡単。貼りつきやすいパッキンもスムーズに取り外せます。


複雑なパーツや溝もなく、汚れはほとんど残りません。ボトル台は刃の周りに囲いがなく、付属のブラシで隅々まで掃除できます。比較した商品には汚れが溜まりやすい部分があるのが気になるものもありましたが、こちらは衛生的に使い続けられるでしょう。


容器に軽量なコポリエステル樹脂(トライタン)を採用しているのもポイント。洗う際に手に負担がかかりにくいだけでなく、容器に傷・においもつきにくいですよ。


ただし、取っ手はやや洗いにくい構造です。「ハンドルに水が入ってしまう」と口コミで指摘されていたように中が空洞のため、ドロドロとした液体が入り込むと洗いにくいのが気になりました。

稼働音は高速モードで78dB。比較したミキサーのなかでは静か

稼働音は高速モードで78dB。比較したミキサーのなかでは静か

静音性の検証では、使う時間帯を選ばないほど静かに稼働するかどうかを評価。スムージーを作っているときに本体から1mの場所に騒音計を置いて、稼働音が最も大きかったときの数値を比較しました。


高速モードの稼働音は78dBと、比較したなかでも静か。騒音レベルは航空機の機内ほどの音(参照:環境省)ですが、90dBを超える商品もあったことをふまえると静音性に優れているといえます。

象印 ミルつきミキサー BM-SS10の価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    7,591円

    (最安)

    販売価格:7,660円

    ポイント:69円相当

    送料無料

  2. 2

    8,094円

    (+503円)

    販売価格:8,168円

    ポイント:74円相当

    送料別

  3. 3

    8,230円

    (+639円)

    販売価格:8,230円

    ポイント:0円相当

    送料別

    ヤマキシヤフー店
    4.64

    (14,216件)

  4. 4

    8,323円

    (+732円)

    販売価格:9,155円

    ポイント:832円相当

    送料別

  5. 5

    8,393円

    (+802円)

    販売価格:8,470円

    ポイント:77円相当

    送料無料

象印 ミルつきミキサー BM-SS10はどこで売っている?

象印 ミルつきミキサー BM-SS10は、公式オンラインショップや、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。


実物を見たい人は、ビッグカメラやヤマダ電機などの家電量販店に足を運びましょう。取扱店舗によって値段は異なるので、お得に購入できるところを探してみてください。

象印 ミルつきミキサー BM-SS10で作れるおすすめのレシピ!

象印 ミルつきミキサー BM-SS10で作れるおすすめのレシピ!

ここでは、象印 ミルつきミキサー BM-SS10で作れる「小松菜とりんごのグリーンスムージー」をご紹介します。取扱説明書にレシピが掲載されているので、ぜひ作ってみてくださいね。


材料(60kcal/1人分)

  • 水:150mL
  • バナナ:1本(120g)
  • レモン:10g
  • りんご:1/2個(105g)
  • 小松菜:1/3束(85g)

手順

①皮や芯、へたがある場合は取り除く

②簡単に取り除ける種は取り除く

③なめらかに仕上げたいなら、かんきつ類は薄皮をむく

④材料を水・バナナ・レモン・りんご・小松菜の順に入れる

⑤高速モードで1分30秒〜2分ほどかく拌する

(参照:取扱説明書

違った魅力のある、こちらの商品もチェック

最後に、BM-SS10とは異なる特徴をもった商品をご紹介します。


どのミキサーを選ぶか迷ったら、KOIOSのミキサー BL219Bがおすすめです。ボトルを押し込むだけの簡単操作で使え、繊維感がほぼないなめらかなスムージーを作れました。細部までスポンジが届くため、手入れもしやすいですよ。500mLのハイカップなら、コップ2杯分をまとめて作れます。


作ったスムージーを持ち歩きたいなら、パナソニックのタンブラーミキサーが便利。実際に使うと、ボトルを切→入に軽く回すだけで小松菜の繊維を感じさせないスムージーが作れました。野菜のえぐみも感じにくいですよ。付属のフタをして持ち歩くのはもちろん、そのまま飲めて洗い物を減らせます。

KOIOS
ミキサーBL219B

ミキサー 1
ミキサー 2
ミキサー 3
ミキサー 4
ミキサー 5
ミキサー 6
ミキサー 7
最安価格
3,424円
最安価格
3,424円
30cm
奥行20cm
高さ13cm
容量ショートカップ:300mL/ハイカップ:500mL
重量1.59kg
容器の素材プラスチック
刃の形状フラットブレード:平刃、クロスブレード:波刃+平刃
定格時間1分
使用できない食材不明
氷の使用
電源100V
消費電力400W
食洗機対応不明
電源AC100V
氷の使用
稼動音(実測値)81dB
消費電力(W)400W
1分あたりの回転数約23,000回/分
洗うパーツ数4
速度調節機能不明
食洗機対応不明
本体重量1.59kg
本体サイズ20×30×13cm
耐熱機能不明
刃のチタンコーティングあり不明
耐熱温度不明
スイッチ操作不明
コードレス不明
代表的なメニュー不明
電源コードの長さ不明
フラッシュ機能不明
容器の重量不明
低速・高速切り替えあり不明
目盛り付き不明
ミル付き
真空機能不明
連続稼働不明
安全機能
付属品ハイカップ×2、クロスブレード、飲み口キャップ×2、フラットブレード、ショートカップ
蓋付き不明
特徴不明
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ミキサー

KOIOS ミキサー BL219Bをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

パナソニック
タンブラーミキサーMX-XP102

おすすめスコア
4.50
スムージーの滑らかさ
4.80
フローズンドリンクの滑らかさ
3.85
撹拌力の高さ
5.00
スムージー作りの速さ
3.30
調理のしやすさ
4.00
安全性の高さ
5.00
手入れのしやすさ
5.00
稼動音の静かさ
3.52
タンブラーミキサー 1
タンブラーミキサー 2
タンブラーミキサー 3
タンブラーミキサー 4
タンブラーミキサー 5
タンブラーミキサー 6
タンブラーミキサー 7
タンブラーミキサー 8
タンブラーミキサー 9
タンブラーミキサー 10
最安価格
Amazonで売れています!
6,055円
在庫わずか
最安価格
Amazonで売れています!
6,055円
在庫わずか
容量400mL
容器の素材トライタン
消費電力260W
定格時間4分
持ち運び可能
コードレス
刃の形状
のこぎり刃
氷の使用
(家庭用冷蔵庫で作った氷のみ)
冷凍フルーツ対応
フローズンドリンク対応
ロック機能
自動停止機能
洗うパーツ数
3個
本体重量
1.2kg

良い

  • スムージーの仕上がりが滑らか
  • トライタン製の容器で、ニオイや傷がつきづらい
  • 洗うパーツが3個だけで手入れが楽

気になる

  • 定格時間は4分で、スムージー作りにやや時間がかかる
  • 家庭で作る氷は使えるが、冷凍フルーツは非対応
12.3cm
奥行12.3cm
高さ32.7cm
使用できない食材かたいもの:市販の氷、乾燥大豆、生大豆、ウコン、冷凍した食材(野菜・果物)、かたい種(もも・かき・プラムなど)、昆布、氷砂糖、黒砂糖(かたまり)、穀類、乾燥物(じゃこ・干しエビなど)/粘りけの強いもの・水分が少ないもの:ゆでたじゃがいも、とろろいも、ゆで野菜、ドライフルーツ(レーズンなど)、乾燥したままのシード類(チアシード・バジルシード)/繊維や筋が多いもの:肉類、魚類/ペースト状の食事:介護用、離乳食など/油分の出るもの:ピーナッツ、くるみなど/膨張するもの:40℃以上の熱い材料、炭酸
稼動音(実測値)69.6dB
食洗機対応
容器と刃の分解可能
刃のチタンコーティングあり
耐熱温度40℃
電源コードの長さ1.0m
付属品掃除用ブラシ、レシピブック
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タンブラーミキサー

パナソニック タンブラーミキサー MX-XP102の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!

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