急速充電に対応している、Anker(アンカー)高耐久ナイロン USB-C & ライトニング ケーブル。インターネット上では「申し分ない充電速度」と評判ですが、「耐久力がない」「コードが硬い」など気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、高耐久ナイロン USB-C & ライトニング ケーブルを含むライトニングケーブル全59商品を実際に使ってみて、耐久性・充電ロスの少なさ・使いやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
Anker 高耐久ナイロン USB-C & ライトニング ケーブルは、自宅で使うType-Cケーブルをお探しの人におすすめです。「耐久力がない」との口コミに反し、引っ張り250回・折り曲げ1,200回の負荷をかけても断線しませんでした。比較したなかには引っ張り50回・折り曲げ400回程度で断線した商品もあったの対し、外装の劣化すら見られません。
充電ロスも3.12%と少なく、18Wの規格値に対して17.44W給電できました。比較したType-Cケーブルの平均値17.68W(※執筆時点)を若干下回ったものの、ほとんど気にならないレベル。「申し分ない充電速度」との口コミどおりの結果です。USB PDに対応しているため、Type-Aより高速充電ができますよ。
一方で癖のつき方が強く、束ねにくいのはネック。二重構造で強度を増しているため、口コミにあったようにコードはかなり硬めでした。シリアルナンバーのタグが邪魔に感じるのも気になるところ。スッと束ねられないため、持ち運び用には不向きでしょう。上位商品のように束ねるためのケーブルバンドもついていません。
コードの長さは0.3・1.0・1.8・3.0mと豊富。パソコン周りや寝室など、自宅で使うケーブルとしては使い勝手のよい商品です。持ち歩く機会が多い人は、ほかの商品も検討してみてくださいね。
今回ご紹介するAnker 高耐久ナイロン USB-C & ライトニング ケーブルは、USB Type-C端子を採用した商品。高速充電規格であるUSB PD充電に対応しており、対応する充電器を用意すれば高速で充電できるのが特徴です。
ケーブル表面の素材には、二重に編み込まれた高耐久ナイロンを使用。メーカーは様々な加工や保護技術を施すことで、12,000回以上の折り曲げに耐える耐久性を実現したと謳っています。
ケーブルの長さは0.3・1.0・1.8・3.0mと豊富。カラー展開もシルバー・ブラック・ブルーホワイト・レッドの4色を用意しており、用途や好みに合わせて選べますよ。
正規認証品であることを示すMFi認証を受けているのもポイント。Appleの性能基準を満たしているため、アップデートで突然使えなくなるなどのリスクがありません。データ通信にも対応しているので、PCに接続してデータをバックアップするなどの用途にも使えますよ。
また、保証期間が長いのも大きな魅力。標準で18か月の保証がついているのに加え、Ankerに会員登録をすると24か月に延長されます。
今回はAnker 高耐久ナイロン USB-C & ライトニング ケーブルを含むライトニングケーブル全59商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、耐久性の検証です。
今回の検証では、引っ張りと折り曲げをそれぞれ行いました。引っ張りはコネクタに重りをつけて落下させる動作を250回実施し、50回ごとに断線や外装の消耗を確認。折り曲げはコネクタの根本を1,200回繰り返し曲げ、200回ごとに断線や外装のへたりをチェックしました。
検証の結果、断線も見た目の劣化も見られず、耐久性は高評価を獲得。二重に編み込んだナイロン生地に加工を施して強度を高めており、折り曲げ1,200回・引っ張り250回のどちらの負荷にも耐えました。謳い文句どおり高耐久であるといえます。
比較したなかでは、本品と同じくナイロン生地を使用した商品のほうが耐久性が高い傾向が。樹脂製のケーブルには400回の折り曲げで断線したものもあったことをふまえると、「耐久力がない」という口コミは払拭したといえるでしょう。
次に、充電ロスの少なさの検証です。
充電残量が30%前後のiPhone12 Proを実際に充電し、電流チェッカーを用いて電圧・電流を測定。規格値と実測値の差が少ないほど高評価としています。なお、本商品はType-Cのため、充電の際は18W出力の純正ACアダプタを使用しました。
充電ロス率は3.12%と低く、高評価を獲得しました。18Wの規格値に対して、実測値は17.43Wです。比較したType-Cケーブルの平均約17.68W(※執筆時点)はわずかに下回りましたが、体感ではわからないレベルでしょう。
高速充電規格のUSB PDに対応しているのもポイント。USB PD非対応のType-Aケーブルと比べて、スピーディに充電できます。「申し分ない充電速度」という口コミどおり、実使用において充電が遅いとは感じにくいですよ。
最後に、使いやすさの検証です。
実際にケーブルを束ねて、手に擦れて扱いにくくないか・束ねやすいかを確認。ケーブルを束ねて保管できるケーブルバンドがついているかもチェックしました。
「コードが硬い」という口コミどおり、束ねるのに力が必要なくらいの硬さでした。癖のつき方も強いため、スムーズにまとめられません。ケーブルバンドもついていないので、持ち運びにはあまり向かないでしょう。
ケーブルについているシリアルナンバーのタグが邪魔になるのも気になる点です。比較した商品には、スッと束ねられてバンドでまとめて保管できるものもありました。こちらは自宅用とし、持ち運び用は別で用意するのがよさそうです。
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最後に、ほかの魅力的なライトニングケーブルを紹介します。
CIOのシリコンケーブル AtoLは、ケーブルが絡まないほどしなやか。ケーブルバンドで束ねられるため、保管時に邪魔になりません。耐久性も高く、引っ張り・折り曲げの負荷をかけても外装の変化は見られませんでした。充電スポットで使いやすいType-Aケーブルがほしいなら、要チェックですよ。
AnkerのPowerLine III Flowは、カラー展開が豊富なType-Cケーブル。絡まらずスッと束ねられるほどやわらかい素材ながら、耐久性にも優れていました。ケーブルバンドが付属するため、持ち歩くときに邪魔になりません。充電ロス率も1.37%と低く抑えられており、すばやく充電できるでしょう。
素材 | シリコン |
---|---|
USBタイプ | Type-A |
データ通信機能 | |
対応端末 | スマートフォン |
対応モデル | iPhone、iPad、iPod |
最大対応電流 | 3.0A |
対応機種 | iPhone、iPad(Lightning端子搭載モデル)、AirPods、iPod |
最大対応電力 | 15W |
コネクタ形状 | I字 |
ケーブル長 | 不明 |
ラインナップ | 1.0m、2.0m |
ケーブルの形状 | 不明 |
ケーブル素材 | 不明 |
ケーブルバンド付き | 不明 |
ケーブルバンドの種類 | 不明 |
カラー | ホワイト、ピンク |
断線保証あり | 不明 |
折り曲げに耐えた回数(実測値) | 不明 |
SRの長さ | 不明 |
端子の耐久値 | 不明 |
端子(オス) | 不明 |
端子(メス) | 不明 |
対応OS | 不明 |
対応解像度 | 不明 |
MFi認証 | 不明 |
PD対応 | |
通話対応 | 不明 |
ハイレゾ対応 | 不明 |
巻き取り式収納 | 不明 |
メーカー保証期間 | 12か月 |
メーカー所在地 | 不明 |
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