手で搾ったようなフレッシュな味わいが魅力の、ヒューロム H26。「ジュースがなめらかでおいしい」といった高評価な口コミがある一方で、「使用後の掃除が大変」といった気になる評判もみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ヒューロム H26を含むスロージューサー全12商品を実際に使って、おいしさ・洗いやすさ・抽出量・スピード・使い勝手・栄養素を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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すべての検証は
マイベストが行っています
ヒューロムのH26は、素材の味が活きたなめらかなジュースを飲みたい人におすすめです。実際にオレンジジュースを試飲したモニターからは、「甘味と酸味のバランスがよい」「なめらかで濃厚なおいしさ」と満足の声が。雑味や渋味のない、食材そのものの風味を味わえますよ。
搾汁スピード・抽出量も申し分ないレベルです。オレンジ300gを搾ってみると、約45秒で200mLができあがり、ほか商品と比べても優秀な性能を発揮。組み立てや操作が簡単なうえ、食材投入後は詰まることなくスムーズに巻き込まれていった点も好印象でした。忙しい朝でも快適に扱えるでしょう。
また、排出口・投入口のどちらも大きくて洗いやすく、お手入れもとても簡単。ほとんどのパーツが食洗機で洗えるので、何個も洗うのは面倒という人にもぴったりです。
価格は執筆時点で税込39,999円(公式サイト参照)。ストレーナーをつけ替えれば、豆腐やフローズンスイーツなど、幅広いメニューに活用できるアイテムでもあります。スロージューサー初心者にはもちろん、おいしさ・使いやすさの両方にこだわりたい人も、ぜひ検討してみてくださいね。
ヒューロムは、1974年に創業したスロージューサーの専業メーカー。縦型タイプを中心に取り扱っており、世界88か国での販売実績を持っています。
今回ご紹介するヒューロム H26は、ジュースのほかスムージーやフローズンも作れる、汎用性の高さが魅力です。
2005年に世界ではじめて開発した、低速搾汁方式のスロースクイージングテクノロジーを採用。
食材を上からプレスするスクイーザーに、ツイストしながらゆっくり搾るスクリューを組み合わせた技術で、食材にかかるストレスや熱を最小限に抑えているのが特徴です。
またダブルスクリューにより、羽と溝でジュースを効率よく搾汁。食材が持つおいしさや栄養素を活かせるよう、金属刃は使用せず1分間に約40回転というスピードでやさしく抽出します。
人の手で絞ったような、フレッシュな仕上がりを楽しめるでしょう。
安定して駆動するACモーターを搭載しており、どんな硬さの食材も同じスピードで搾り取れるのも注目ポイントです。
摩擦などでオーバーフローする心配も少ないでしょう。
使用方法は、作動スイッチをONにしたあと、投入口に食材を落とすだけ。ドラムは半透明で中の状況を確認しやすく、食材の入れすぎや詰まりも防げます。
漉し器の目の大きさは0.3mmと細かいため、食材の繊維が取り除かれた、なめらかな舌触りが期待できますよ。
サイズは幅18×奥行22.3×高さ40.7cmで、重量は4.8kg。容量は450mLです。スリムな形状なので、キッチンの置き場所にも困らないでしょう。
ドラムキャップ・押し棒以外はすべて食洗機で洗えるのもうれしいポイントです。
付属品には、豆腐用キット・掃除ブラシ2種類・押し棒・レシピブックなどがあり、ストレーナーはスムージー用・フローズン用もついてきます。
ストレーナーをつけ替えれば、バナナスムージーやアーモンドミルク・フローズンデザートもお手のもの。このほかスープ・ジャム・豆腐など、さまざまなメニューを楽しめますよ。
今回は、ヒューロム H26を含むスロージューサー全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:おいしさ
検証②:洗いやすさ
検証③:抽出量・スピード
検証④:使い勝手
検証⑤:栄養素
まずは、おいしさの検証です。
毎日ジュースを飲むなら、味は重要なポイント。そこで、スロージューサーでオレンジジュースを作り、料理研究家の風間章子さんとmybestで試飲しておいしさを評価しました。
おいしさの評価は、今回検証した全商品のなかでもトップレベル。
「甘味より酸味がやや強め」と感じた人もいましたが、「甘味と酸味のバランスがよく飲みやすい」「酸味が多すぎずしっかりオレンジの味がする」といった声が多く、ほんのりした甘さとほどよい酸味にほとんどのモニターが満足しました。
「渋味もない」とのコメントもあり、オレンジのよさを活かしつついらないものをしっかり取り除けている印象です。
また、口当たりについても、「サラッとしているけれど濃厚」「ほどよくとろみがあって舌触りもなめらか」と、まろやかな飲み口が好評。
濃厚さがありながらもサラッとなめらかに仕上がり、毎日おいしく飲み続けられるでしょう。
次は、洗いやすさの検証です。
使用後のジューサーを手洗いし、総合的な洗いやすさをチェックしました。なお、食洗機対応のものには加点しています。
洗いやすさの評価も非常に優秀です。ドラムについている小さなパーツは分解できませんが、搾りかす排出口・投入口ともに大きくて洗いやすいと好評。汚れもたまりにくい印象です。
そのほかのパーツについても、手入れしやすいうえ食洗機で洗えるものがほとんど。これなら、毎日気軽に使えるでしょう。
続いて、抽出量・スピードの検証です。
オレンジ300gからジュースを作り、搾り取れた量とかかった時間を計測します。ジュース量が多く、短い時間でできたものを高評価としました。
オレンジ300gから搾り取れたジュース量は200mL。検証に使用した全商品の平均が186mLほどのため、比較的多く抽出できているといえます。
また、かかった時間は45秒と、こちらも平均の約54秒と比べてかなり速いことがわかりました。抽出量・スピードともに十分で、時間のない朝でも使いやすいでしょう。
続いて、使い勝手を検証します。
毎日ストレスなく使えるかどうか、下記の4項目をチェックして評価しました。
実際に使ってみてところ、電源操作がとてもシンプルなうえ、ベーシックなつくりで組み立ても簡単に行えました。
また、投入口に食材を入れると、押し棒が必要ないほどスムーズに巻き込まれていった点も好印象。「手を離して使用できそう」との声も聞かれました。安定感もあるため、ストレスなく快適に使えるといえます。
また、使用中の騒音値は85.0dB。今回検証したほとんどの商品が、地下鉄の車内に相当する80~85dBほどだったため、まずまずの結果です。
ただしけして静かとはいえないため、子どもが寝ているときや深夜の使用には注意してくださいね。
最後は、栄養素の検証です。
ジューサーでオレンジジュースを作り、ビタミンC量をビタミンC測定キットで確認しました。なお、オレンジによって栄養素に差が出ないよう、1個を12等分しています。
100mLに含まれるビタミンCの量は、約4mg以上。検証に使用したすべての商品が同じ結果となり、差は見られませんでした。
スロージューサーを選ぶ際に、栄養素の量を気にする必要はそれほどないでしょう。
最後にほかの魅力的な商品もご紹介します。
より手間なくジュースを作りたい人は、ヒューロムのH-200をチェック。投入口はリンゴが丸ごと入るほど大きいうえ、自動でカットしながら搾汁するので楽に作れるのがよいところです。果肉感を味わえ、おいしさも上々。フタが開いている間は電源がつかないので、ケガのリスクも少ないでしょう。
クビンスのJSG-721は、大きめの投入口が特徴的。投入口の直径が約7.5cmと広く、食材をカットする手間もほとんどかかりませんでした。注ぎ口・排出口の分解はできないものの、パーツが大きく手洗いしやすいのも美点。サラッとした仕上がりの、爽やかなジュースを楽しめますよ。
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