大きな投入口でジュースを作りやすいと人気の、クビンス ホールスロージューサーJSG-721。「繊維のないサラッとした口当たり」といった高評価な口コミがある一方で、「洗うのが大変」「大きくて重い」といった気になる評判もみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、クビンスのJSG-721を含むスロージューサー全12商品を実際に使って、おいしさ・洗いやすさ・抽出量・スピード・使い勝手・栄養素を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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クビンスのJSG-721は、手間なくジュースを作りたい人におすすめです。食材の投入口が広いため、細かくカットする必要なく入れられるのがよいところ。パーツが大きくて洗いやすいため、お手入れにも時間がかかりません。操作や組み立ても簡単なので、忙しい朝にも活躍するでしょう。
オレンジジュースは、繊維がしっかり除去されたなめらかな舌触りが好印象。酸味が強めのすっきりした味わいで、渋味もなくおいしく飲めました。抽出時間も47秒と、今回検証した商品のなかではスピーディー。抽出量も180mLと全体平均と変わらない量が取れています。
価格は執筆時点で税込43,780円(公式サイト参照)。安くはありませんが、組み立てからお手入れまでスムーズに行えるのはうれしいポイントです。雑味のないおいしいフレッシュジュースで、いつもの生活にヘルシー習慣をプラスしてみてはいかがでしょうか?
ジューサーやブレンダーをはじめとした家電を手がける、クビンス。スロージューサーは、ワイドな投入口が特徴の縦型を主に取り扱っており、世界各国で愛用されています。
今回は数あるアイテムのなかから、JSG-721をピックアップ。ジュースに加えてフローズンデザートなども作れる、クビンスの人気モデルです。
投入口が7.6cmと大きく、食材を丸ごと入れられるのが大きな魅力。材料を細かくカットする手間がかからないため、忙しい朝にもぴったりです。
1分間に60回転する石臼式低速スクリューを採用しており、圧力をかけながらゆっくりすりつぶします。刃は不使用のため、摩擦熱が発生せず栄養が損なわれにくいのも利点ですよ。
パーツを正しくセットしないと電源が入らない設計で、作動中の安全性にも配慮されています。
サイズは22.8×20.8×44.6cmで、重量は6.9kg。ドラム容量は400mLです。
付属品として、ストレーナー(通常用&フローズン用)・洗浄用ブラシ3種類・押し棒・レシピブックなどがついてきます。別売りのスムージーストレーナーを使えば、レシピの幅もより広がりますよ。
同メーカーのスロージューサーには、全6種類がラインナップ。食材投入口をさらに大きくしたEVO-820や、初心者にも使いやすいJSG-821、さらに業務用も展開しています。
気になる人は、公式サイトものぞいてみてくださいね。
今回は、クビンス ホールスロージューサーJSG-721を含むスロージューサー全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:おいしさ
検証②:洗いやすさ
検証③:抽出量・スピード
検証④:使い勝手
検証⑤:栄養素
まずは、おいしさの検証です。
スロージューサーでオレンジジュースを作り、料理研究家の風間章子さんとmybestで試飲して評価しました。
実際に試飲した人からは、「サラッとした飲み口でカスが少ない」「なめらかな舌触りでスイスイ飲める」など、すっきりしたのどごしと口当たりのよさが高評価です。
果実の繊維がしっかり除去されており、雑味や渋味も感じられませんでした。
味わいに関しては、「甘味も酸味もあまりない」との声もありましたが、「酸味は強め」と感じた人が多数。また、「甘さがちゃんとある」「味が濃くてとろっとしている」など、すっきりしていながらレンジの濃い味を堪能できたのもよいところです。
素材のおいしさが活きた、酸味のある爽やかなジュースに仕上がるといえます。
次は、洗いやすさの検証です。
使用後のジューサーを手洗いし、楽に洗えるかどうかを評価しました。また、食洗機に対応しているものは加点対象としています。
チェックしてみたところ、ジュース口・搾りかす排出口ともに分解不可能で、食洗機にも対応していませんでした。
ただ、つくりが大きくて洗いやすい点は好評です。パーツごとの洗浄用ブラシもついているので、比較的スムーズにお手入れできるといえます。
続いて、抽出量・スピードの検証です。
オレンジ300gからジュースを作り、搾り取れたジュース量と、搾り取るまでにかかった時間を計測。量が多く、短時間でできたものほど高評価としました。
オレンジ300gから取れたジュースの量は180mL。全体平均の186mLとそこまで変わらず、抽出量は良好といえます。
また、かかった時間は47秒と、全商品の平均を7秒ほど上回るスピードでした。比較的早く仕上がるので、忙しいときでも使いやすいでしょう。
続いて、使い勝手を検証します。総合的な使いやすさについて、下記の4項目をチェックして評価付けしました。
直径7cm以上ある大きめ投入口で、食材を入れやすいと高評価です。大きなまま入れられるため、下ごしらえの手間も省けました。
操作・組み立ても難しくないため、作業をスムーズに進められるでしょう。
静音設計のオリジナルモーターが搭載されていますが、騒音値は81.6dB。検証した12商品の平均84.7dBと比べると、若干抑えられていました。
ただ、なかには「機械の振動が大きく、音がうるさい」との意見も。静かとはいえないため、使用する時間帯には注意してくださいね。
最後は、栄養素の検証です。
ジューサーで作ったオレンジジュースのビタミンC含有量を、ビタミンC測定キットで確認しました。なお、1個を12等分して使用しており、オレンジの個体差にも配慮しています。
100mLに含まれるビタミンCの量は4mg以上。検証したほかの商品と変わらない量のビタミンCが含まれていました。
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最後にほかのおすすめ商品もご紹介します。
ヒューロムのH26は、抽出量・スピード・おいしさを兼ね備えたアイテム。抽出にかかった時間は45秒と、全商品の平均より10秒早く仕上がりました。ジュースの量も200mLとたっぷりです。できあがったオレンジジュースのおいしさも好評で、甘味・酸味のバランスがとれた濃厚な味わいを楽しめますよ。
同じくヒューロムのアドバンスド100も、短時間でたっぷり搾り取れるのが魅力です。抽出時間はわずか33秒と、全体平均を20秒以上も上回る結果。抽出量も200mLと多く、食材をムダなく搾りきれていました。食材の形状によって挿入口を選べるため、使い勝手も良好です。
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