初心者でもおいしいジュースを手軽に作れると人気の、ヒューロム スロージューサーアドバンスド100。「組み立てから洗浄まで簡単」といった高評価な口コミがある一方で、「洗いにくい」「本体が大きい」といった気になる評判もみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ヒューロムのアドバンスド100を含むスロージューサー全12商品を実際に使って、おいしさ・洗いやすさ・抽出量・スピード・使い勝手・栄養素を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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すべての検証は
マイベストが行っています
ヒューロムのアドバンスド100は、できるだけ短時間でジュースを作りたい人におすすめです。オレンジ300gを搾るのにかかった時間は約33秒と、今回検証した商品のなかでもトップレベルの早さ。抽出量も200mLと多く、果汁をムダなく搾り取れるでしょう。
また、2つの投入口から食材をスムーズに流し込めるのもメリット。本体のつくりもシンプルで、操作・組み立ても簡単に行えます。お手入れについても、多くのパーツが食洗器に対応しており、フィルターや排出口などの汚れもスムーズに落とせました。
おいしさの検証では「酸味が少なくごくごく飲める」といった声が多く、控えめな酸味とさっぱりした味わいが好印象です。ただ、オレンジの繊維も混ざってしまうため、なかには渋味や苦味が気になる人もいました。
価格は執筆時点で税込33,110円(公式サイト参照)。スピーディーにジュースを作りたい人や、操作・お手入れが簡単なスロージューサーを探している人は、試してみる価値ありですよ。
スロージューサーの代表的存在ともいえる、ヒューロム。「1杯のジュースで人々を健康にしたい」という理念のもと、高性能のスロージューサーを多く手がけています。
今回ご紹介するアドバンスド100は、使いやすさにこだわって作られたエントリーモデルです。
食材を2方向から投入できる、デュアルホッパーを採用しているのが特徴。
上部の穴には葉物野菜やにんじんを、隣の広い穴にはぶどうやミニトマトのような小さい食材を入れられます。
搾汁方法は、スクリューと2種類のフィルターでゆっくり抽出する分離搾汁方式です。フィルターの目が粗いので、お手入れもスムーズに行えるでしょう。
また、ヒューロム独自のリフトレバーも注目ポイント。ぎゅっと圧縮して水分を搾りきるので、食材をムダなく使いきれます。
ドラムには2か所に安全装置がついており、正しく組み立てないと作動しない仕様です。
組み立て方法もパーツを順番に差し込んでいくだけとシンプルで、初心者でも簡単に扱えると謳われています。
サイズは幅29.3×奥行21.1×高さ46.2cmで、重量は5.8kg。ドラム容量は350mLです。
付属品として、フィルター2種類(細目・粗目)・フローズンフィルター・押し棒・パッキンセット予備・掃除ブラシ・レシピブックなどがついてきますよ。
今回は、ヒューロム スロージューサーアドバンスド100を含むスロージューサー全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:おいしさ
検証②:洗いやすさ
検証③:抽出量・スピード
検証④:使い勝手
検証⑤:栄養素
まずは、おいしさの検証です。
今回は、料理研究家の風間章子さんとmybestがモニターとして参加。スロージューサーで作ったオレンジジュースを実際に試飲して評価しました。
実際に飲んでみると、「甘味が強く酸味もほどほど」「酸味が少なくごくごく飲める」など、控えめな酸味とすっきりした味わいが好評です。
一方で、「さっぱりしているけれど物足りない」「味は少し薄め」という声もあり、濃さについては賛否両論でした。
また、「オレンジの筋が残っている」「渋味が気になる」との感想もあがっています。果肉以外の繊維などが混ざってしまい、渋味・苦味が顔を出している印象でした。
苦味が嫌いでなければ、さっぱりした味わいを楽しめるでしょう。
次は、洗いやすさの検証です。
使用後のジューサーを手洗いし、手入れ時の手間のかかりにくさを評価しました。なお、食洗機対応のものは加点対象としています。
ジュースや搾りかすの排出口が大きく、洗いやすい点が好印象。フィルターの目も粗いので、繊維があまり詰まらず簡単に洗い流せました。ほとんどのパーツが食洗機に対応しているのもメリットです。
ただ、各部品が大きめなので、人によっては洗うのが大変と感じる可能性もあるでしょう。
続いて、抽出量・スピードの検証です。
オレンジ300gから抽出したジュース量とかかった時間をチェックし、量が多く短い時間で仕上がったものを高評価としました。
オレンジ300gから取れたジュースの量は200mL。今回検証した全商品の平均が186mLほどなので、抽出量は多いといえます。
かかった時間もわずか33秒と、平均の54秒を20秒ほど上回るトップレベルの性能を発揮。できるだけ短い時間でジュースを作りたい人にぴったりです。
続いて、使い勝手を検証します。使いやすさに関わる以下の4項目を確認して評価しました。
「小さな食材を一気に流し込める」「食材を横からスライドさせて入れられる」など、付属の押し棒が必要ないほどスムーズに投入できたのが美点です。
また、電源の操作もシンプルで簡単。ベーシックなつくりで、直感的に組み立てられるのも好印象でした。
一方、重量5.8kgと重さがあるのは惜しいところ。コップ置きがあるぶん幅も30cmほどあるため、購入前に収納スペースを考えておく必要があるといえます。
ただ、「重厚感があってかっこいい」との声も多く、デザイン性重視の人にはよいでしょう。
最後は、栄養素の検証です。
ジューサーで作ったオレンジジュースに含まれるビタミンC量を、ビタミンC測定キットを使用して調査しました。
100mLに含まれるビタミンCの量は4mg以上と、検証したほか商品と差はありませんでした。
ジューサーを検討する際に、栄養素を気にする必要はあまりないといえます。
最後にほかの魅力的な商品もご紹介します。
味のバランスと口当たりを重視するなら、ヒューロムのH26をチェック。甘味や酸味がちょうどよく、濃厚ながらサラッと飲みやすいと高評価でした。舌触りはなめらかで、渋味も感じられません。抽出スピードも比較的早く、忙しい朝にも向いているでしょう。
クビンスのJSG-721は、酸味が活きたすっきりした味わいが好評。ほどよい果実感と爽やかな口あたりで、おいしく飲めました。渋味もなく、余計なものを取り除けている印象です。食材の投入口が7.5cmほど広めなので、食材を大きいまま入れられるのもよい点です。
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