大きな食材もそのまま入れるだけでジュースを作れると人気の、ヒューロム スロージューサーH-200。「後片付けが簡単」といった高評価な口コミがある一方で、「水っぽい味」「サイズが大きく場所を取る」といった気になる評判もみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ヒューロム スロージューサーH-200を含むスロージューサー全12商品を実際に使って、おいしさ・洗いやすさ・抽出量およびスピード・使い勝手・栄養素を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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すべての検証は
マイベストが行っています
ヒューロムのH-200は、作りやすさ・手入れのしやすさを重視する人におすすめです。実際に使ってみたところ、投入口がとても大きく、カットする手間なく簡単にジュースを作れました。一度にたっぷりできあがるので、大人数で飲みたいときにも重宝しますよ。
多くのパーツが食洗機対応なうえ、食材が詰まりやすい排出口やフィルターを楽に洗えるのも美点。フタが開いていると電源が作動しないので、ケガのリスクも少ないでしょう。搾りかすが本体に収納されるつくりで、調理中の見た目を気にする必要がないのもよいところです。
また、ジュースの抽出時間は約38秒と非常にスピーディーで、抽出量も190mLと十分な結果。仕上がったジュースの味についても、「ほどよい果肉感」「甘味があっておいしい」など、酸味が控えめなやさしい味わいが好評でした。
値段は執筆時点で税込65,780円(公式サイト参照)。今回検証した商品のなかでは高価格帯ですが、大きめの食材をそのまま入れられる手軽さは見逃せません。家族みんなで日常的にフレッシュジュースを楽しみたいなら、試してみる価値ありです。
スロージューサーのパイオニア的存在である、ヒューロム。1974年の創業以来、縦型タイプを中心に多くのスロージューサーを取り扱っています。
今回は数あるアイテムのなかから、オールインワンモデルのH-200をピックアップ。大きな投入口で、より簡単にジュースを作れるのが特徴です。
メガホッパーと呼ばれる、大型の食材投入口を搭載。ホッパー内径13.6cm・容量2Lと大きく、トマトやリンゴを丸ごと入れて調理できるのが魅力です。
ホッパー内部には回転刃があり、食材をカットしながらドラム部分へ押し出す仕様も注目ポイント。切る手間を省けるので、忙しいときでも使いやすいですよ。
ドラムには、スクリューとフィルターで搾汁する分離搾汁方式を採用。ゆっくり回転して最小限の摩擦熱で搾汁できるのがメリットです。
味や栄養素をキープしやすく、素材そのものの風味をしっかり味わえるでしょう。
フィルターは樹脂タイプ。網目に食材が詰まりやすいメッシュタイプと異なり、水でサッと洗い流しやすいのがうれしいところです。
ホッパーキャップ・ホッパー・掃除ブラシ・押し棒以外はすべて食洗機に対応しているので、後片付けも負担になりません。
サイズは幅28.6×奥行17.6×高さ44.5cmで、重量は6.5kg。ドラム容量は350mLです。搾りかすカップが本体に内蔵されており、調理中の見た目もすっきりしていますよ。
操作方法も、食材を入れたらキャップを閉じてスイッチをオンするだけとシンプルです。
付属品は、フィルター2種類(細め・粗め)・パッキンセット予備・掃除ブラシ・押し棒・レシピブックなど。レシピブックを活用すれば、体調に合わせたさまざまなドリンクを楽しめます。
フローズンアイスを作りたい人は、別売りのフローズンフィルターも要チェックです。
今回は、ヒューロムのH-200を含むスロージューサー全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:おいしさ
検証②:洗いやすさ
検証③:抽出量・スピード
検証④:使い勝手
検証⑤:栄養素
まずは、おいしさの検証です。
料理研究家の風間章子さんとmybestの計7人で、ジューサーで作ったオレンジジュースを試飲し、おいしさを評価しました。
実際に飲んだ人からは、「果肉がほどよく入っている」「とろみがあって果実も少し入っている」など、オレンジのつぶつぶした舌触りが好評です。
一部「味が少し薄い」「酸味が控えめ」と感じた人もいましたが、「甘味があっておいしい」「香りがよい」など、雑味のないやさしい味わいを楽しめました。
次に、洗いやすさの検証です。
使用後のジューサーを手洗いし、スムーズに洗えるかどうかをチェック。また、食洗機に対応しているものは加点対象としました。
洗いやすさの評価は、今回検証した商品のなかでもトップレベル。搾りかすの排出口が分解できるうえフィルターの目もやや粗く、スムーズに洗浄できました。ドラムも大きく、中までお手入れしやすいのもよいところです。
さらにほとんどのパーツが食洗機対応なので、毎日気軽に使えるでしょう。
続いて、抽出量・スピードの検証です。
オレンジ300gから取れたジュースの量と、かかった時間を計測しました。抽出量が多く、時間が短いものほど高評価としています。
オレンジ300gから取れたジュースの量は190mL。全商品の平均が186mLほどなので、比較的多く抽出できているといえます。
かかった時間もわずか約38秒と、全体平均の54秒を16秒も上回る申し分のない結果でした。これなら、忙しいときでも手早くジュースを用意できるでしょう。
続いて、使い勝手を検証します。使いやすさについて、次の4項目をチェックして評価しました。
投入口が大きくて扱いやすく、使い勝手も非常に優秀。りんごなどの大きな食材をそのまま入れられるため、カットの手間なく楽に作れるのがメリットです。ただ「切ったほうがよりスピーディ」との声もあがっており、より早く仕上げたい場合は切るのも手ですよ。
大容量のジュースを手軽に作れるので、大人数で飲みたいときにも大活躍するでしょう。
また、搾りかすが本体に収納される仕組みで、調理中にスタイリッシュな見た目をキープできるのも好印象。人目につくところに置いても嫌な感じがしないため、ゲストがいるときでも使いやすいですよ。
フタが開いていると電源が入らないようになっており、安全性に配慮されているのも良い点です。構造自体に複雑なところはなく、組み立ても直感的に行えました。
作動中の騒音は84.5dBと、電車の車内と同レベルの大きさ。今回検証したほとんどの商品が80~85dBほどだったため、まずまずの結果といえます。
ただし静かとはいえないため、使う時間帯には注意しましょう。
最後は、栄養素の検証です。
1個のオレンジを12等分し、それぞれのジューサーでオレンジジュースを抽出。ビタミンC含有量を、ビタミンC測定キットでチェックして評価しました。
100mLに含まれるビタミンCの量は4mg以上と、すべての商品において差はありませんでした。
食材が持つ栄養を含んだジュースに仕上がるといえます。
最後にほかのおすすめ商品もご紹介します。
濃厚な味わいとなめらかな舌触りが好みなら、HUROMのH26がぴったりです。作ったオレンジジュースは甘味と酸味のバランスがよく、飲みやすくておいしいと好評。渋味もなく、オレンジ自体の濃い旨味を楽しめます。操作が簡単なうえ洗いやすいので、ストレスなく使用できるでしょう。
クビンスのJSG-721で作ったジュースは、サラッとしたのどごしが好印象。酸味が強めのすっきりした味わいで、オレンジらしい爽やかさが好きな人にもってこいです。投入口も約7.5cmと大きめなので、カットする手間も抑えられますよ。
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