1,000種類もの海外ドメインを取り扱う独自ドメイン取得サービス、ゴンベエドメイン。しかし、口コミが少ないため、他社と比べて安いのか・リスク対策が充実しているのかがわからず、利用を迷っている人も多いのでは?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証しました。
さらに、主要な独自ドメイン取得サービスとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。中古ドメインが取得できるのか・移管できるかも調査したので、独自ドメイン取得サービス選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
おすすめスコア
.comの取得・更新費用の安さ
.jpの取得・更新費用の安さ
.co.jpの取得・更新費用の安さ
リスク対策の充実度
管理のしやすさ
個人情報の代理公開サービス |
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良い
気になる
ゴンベエドメインはほかにはない品ぞろえが魅力ですが、国内ドメインの料金の高さがネック。一般的なドメインである.comの取得費用・更新費用ともに、年間で2,530円かかります。比較したサービスの平均費用は、取得料が年間1,836円、更新料が年間2,274円でした。国内で事業を展開する人や、複数のドメインを取得する人には割高感があるでしょう。
クレジットカードによるドメインの自動更新は可能ですが、更新通知が来ないことも気がかり。支払い用のクレジットカード情報が更新された場合、ゴンベエドメイン側でも情報を反映していないと、ドメイン失効の恐れがあります。クレジットカード情報の更新漏れが心配なら、リマインドが複数回あるサービスも検討してくださいね。
一方、海外ドメインを取得したいなら有力候補です。比較したなかでは珍しい海外ドメインを取得できるサービスで、約1,000種類取り扱っていました。海外で事業を始めるなら、現地のドメインで取得するのが得策。業種ごとにどのドメインを取得するべきかも解説があり、自分の事業に合うものが見つかりますよ。
サイト運営のあらゆるリスクに備えられることもよい点。必須機能であるWhois情報公開代行をはじめ、ドメインブロック・DNSSEC・商標保護対策プログラムにも対応しています。個人情報の漏洩・乗っ取り・第三者による権利侵害などに備えたい人も、安心して利用できるでしょう。
海外ドメインを取得したいなら第一候補となるサービスですが、国内で一般的なサイトを運営する人には割高です。比較したなかには.comや.co.jpをもっと安く取得できるうえ、管理がしやすくセキュリティ面も充実したサービスがありました。.comや.co.jpを取得したいなら、他社も検討してみてください。
<おすすめではない人>
<おすすめな人>
エックスサーバー
独自ドメインを取得する人に!コストが非常に安い
GMOインターネット
.comの利用料金が安価。サーバーと同時登録で無料に
品ぞろえ日本一を謳う独自ドメイン取得サービス、ゴンベエドメイン。他社では取扱いのない海外ドメイン・特殊ドメイン・高額ドメインなど、特別なドメインを約1,000種類も用意しています。
レンタルサーバーも提供しており、特殊なドメインとレンタルサーバーの一括管理が可能。海外向けのサイトを立ち上げるなら、ほしいドメインが見つかりそうですよ。
安いドメイン取得サービスとして、ユーザーがとても満足できる基準を「ほかのドメイン取得サービスと比べて取得・維持費用が安いもの」とし、以下の方法で検証を行いました。
リスク対策が充実しているドメイン取得サービスとしてユーザーがとても満足できる基準を「Whois情報の公開代行が設定できて、ドメインの不正利用のリスクが抑えられるもの」とし、以下の方法で各サービスの検証を行いました。
管理がしやすいドメイン取得サービスとしてユーザーがとても満足できる基準を「ドメイン失効リスクを減らすためにドメインの自動更新設定ができ、リマインドも充実しているもの」とし、以下の方法で各サービスの検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
各独自ドメイン取得サービスを比較検証したところ、ゴンベエドメインには2つの気になる点がありました。1つずつ解説していくので、利用を検討している人は事前に確認しておきましょう。
一般的なドメインの料金は割高です。国内でよく取得されている.com・.jp・.co.jpの取得・更新費用は、比較したなかで安いとはいえない結果でした。
<一般的なドメインの費用>
海外ドメインや、他社にはないニッチなドメインを取得できるのは魅力。しかし、国内で事業展開する企業や、複数のドメインを取得したい個人は費用がかさみます。国内向けのサイトを作るなら、まずはほかのサービスを検討しましょう。
ちなみに、ほとんどの独自ドメイン取得サービスはドメイン更新通知が備わっていました。クレジットカードの情報更新を忘れそうな人は、リマインドが複数回あるサービスを検討してください。
ゴンベエドメインには気になる点がある反面、よい点も2つありました。利用を考えている人は、ぜひチェックしてください。
約1,000種類のドメインを取り扱っており、海外ドメインが豊富。比較したサービスのなかで、海外ドメインを取得できるサービスはほとんどありませんでした。
<海外ドメインの一例>
海外でビジネス用サイトを立ち上げるなら、現地のドメインを取得したほうがよいでしょう。現地のドメインのほうがSEOに効果的で、検索結果の上位に表示されることでアクセス数が見込めるからです。
ショッピングサイトを運営する場合も、現地ドメインのほうが安心感があるので、利用者が抵抗なくサイトを訪問してくれる傾向が。外国で事業を始める人は、まずゴンベエドメインをチェックしましょう。
取り扱っている各ドメインの意味や、おすすめの職業や業界もサイト内で紹介されています。自分の事業にぴったりのドメインが見つけられそうです。
Whois情報公開代行があると、ドメインサービスの情報を公開することで、自分の個人情報を掲載せずにドメイン管理者を示せます。ただし、Whois情報公開代行の初期設定時には、手数料が1,100円徴収されるので留意してくださいね。
あるとより安心な、DNSSEC・商標保護対策プログラムにも対応。DNSSECは、ドメインのIPアドレスを問い合わせる際のDNS応答が、正しいサーバーから応答されたものか検証できるもの。商標保護対策プログラムは、第三者の侵害を防ぎ商標の価値を守るものです。
セキュリティ面が充実しているので、個人はもちろん法人の利用にもぴったりですよ。
個人情報の代理公開サービス |
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良い
気になる
主な取得可能トップレベルドメイン | jp、co.jp、or.jp、ne.jp、gr.jp、com、net、org、info、biz、me、inc、shop、blog、tokyo、name、pro、mobi、asia、tel、site、xyz、club、work、tech、online、nagoya、osaka、kyoto、yokohama |
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商標保護サービスあり | |
支払い方法 | クレジットカード |
中古ドメインの取り扱い | |
海外ドメインの取り扱いあり |
中古ドメインも取得可能です。中古ドメインを利用すれば、過去に運営されていたサイトの評価を引き継いで、SEOに有利に働くことがあります。
ただし、使用したい中古ドメインが法的に許可されたものかの確認が必要です。過去に悪用されている・商標権を侵害している場合は使用できないため、注意してくださいね。
他社サービスからの移管も、ゴンベエドメインから他社へ移管も可能です。移管手続きは、公式サイトの移管専用ページから申請しましょう。
なお、移管するにはドメイン登録後60日が経過し、ドメイン有効期限が30日以上などの条件があります。移管が完了するまでに、2週間程度かかることにも留意してください。
最後に、国内ドメインを取得しやすい独自ドメイン取得サービスをご紹介します。
一般的なドメインの費用を抑えたい人には、Xserver Domainがおすすめ。.comの取得費用は年間770円(平均1,836円)・更新費用は年間1,602円(平均2,274円)と、比較したなかでトップクラスの安さでした。.co.jpの取得・更新費用も割安なので、個人・企業ともに初期費用を抑えられますよ。
お名前.comは、レンタルサーバーも探している人にぴったり。同社のレンタルサーバーと同時登録すれば、サーバー費用が最大2か月無料・ドメインがずっと無料で利用できます。サーバー契約なしでも.comの取得費用は年間916円・更新費用は年間1,721円と安いので、ぜひ検討してみてください。
個人情報の代理公開サービス |
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良い
気になる
主な取得可能トップレベルドメイン | jp、co.jp、or.jp、ne.jp、gr.jp、com、net、org、info、biz、mobi、asia、blog、site、xyz、tech、me、online、osaka |
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商標保護サービスあり | |
支払い方法 | クレジットカード、銀行振込、ペイジー、あと払い(ペイディ)、コンビニ払い、プリペイド |
中古ドメインの取り扱い | |
海外ドメインの取り扱いあり |
個人情報の代理公開サービス |
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良い
気になる
主な取得可能トップレベルドメイン | jp、co.jp、or.jp、com、net、org、info、biz、name、pro、mobi、asia、tel、inc、shop、blog、site、xyz、club、work、tech、me、tokyo、nagoya、kyoto、yokohama、online |
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商標保護サービスあり | |
支払い方法 | クレジットカード、銀行振込、コンビニ支払い |
中古ドメインの取り扱い | |
海外ドメインの取り扱いあり |
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