ムームードメインの取得料・更新料は？サーバーと同時契約が安い？料金や解約方法を徹底調査

ドメイン費用は、比較したなかでも安く抑えられました。人気ドメインである.comの取得費用は1,221円、更新費用は2,112円とどちらも比較した全体平均を下回る結果に。評価に入れていませんが、.co.jpの取得・更新費用も5,352円と安めです。.jpの更新費用は若干高くつきましたが、取得費用は1,210円とかなりお値打ちでした。

「安くておしゃれな.comが取れた」との口コミどおり、ドメインによっては取得費用を安くできるので、最初の出費を抑えたい人によいでしょう。ただしドメインの新規取得・更新料の請求に対し、10～20％程度のサービス調整維持費がかかる点に注意。利用の際は、トータルの料金が高くなりすぎないかチェックしてください。

＜.com＞

1. 取得費用：1,221円（全体平均1,836円）
2. 更新費用：2,112円（全体平均2,274円）

＜.jp＞

1. 取得費用：1,210円（全体平均2,636円）
2. 更新費用：4,088円（全体平均3,659円）

＜.co.jp＞

1. 取得費用：5,352円（全体平均7,051円）
2. 更新費用：5,352円（全体平均5,859円）

2025年6月時点。キャンペーン・セット契約による割引は含めず評価

不正利用や乗っ取りといったリスク対策も充実していました。なかでも、Webサイトを運営するうえで重要なWhois情報公開代行サービスに無料対応している点がメリットです。ドメイン管理者の情報をムームードメインに置き換えられるため、個人情報の掲載を防げるでしょう。

第三者によるドメインの乗っ取りを防ぐドメインロックにも対応しています。また、比較したなかには対応しているサービスが少なかった商標保護対策プログラムにも対応していました。第三者による商標の権利侵害を防げるので、商標保持者は注目してください。

一方、正当な発信元かを検証するDNSSECに非対応な点はネックです。必ずしも必要というわけではありませんが、偽サイトなどへの誘導には注意しましょう。

更新忘れによるドメイン失効のリスク対策も申し分ありません。クレジットカード決済やおさいぽ！決済でドメイン取得を行うと自動的に自動更新が適用され、別途設定の必要なしに使い続けられます。異なる支払い方法でドメインを取得した場合でも、あとからクレジットカード情報を追加すれば自動更新へ設定変更が可能です。

自動更新をしない場合は、メールアドレス宛に有効期限30日前から3回以上の更新案内メールが届くため、更新忘れを防げるでしょう。有効期限を超えても更新されないドメインは、SMSでも通知が届きます。比較したなかにはリマインドが1回以下のサービスも多くありましたが、こちらは更新手続きを忘れやすい人にも便利です。

Webサイトをはじめて開設する人は、レンタルサーバーとの同時契約がお得です。比較したなかには同時契約の特典がないサービスもあった一方、ムームーサーバーとの同時契約でドメインの取得費用と更新費用が永年無料になります（※1）。サーバー代も最初の2か月間は無料なので、安く始めたい人にもおすすめです。

1.クレジットカードでドメインを取得・ドメインを1年契約で取得・ムームーサーバーの継続利用で適用されます。

対象ドメインは.jp・.com・.netをはじめ、45種類以上から選べます。ドメインとサーバーの契約・管理が一緒にできるため、複雑な手続きが苦手な人にもよいでしょう。

また、ロリポップのレンタルサーバーとの同時契約でもドメインの無料サービスが適用されます（※2）。こちらは無料となるドメインが最大2個（※3）なので、サブドメインを作成したい人にもぴったりです。サーバー代を安くしたい人はムームーサーバー、2個目のドメイン取得をお考えの人はロリポップのサーバーと使い分けてくださいね。

2.ハイスピード・エンタープライズのいずれかのプランでの契約・12か月以上の契約期間での契約・12か月以上の自動更新の設定で適用されます。

3.2個目のドメインは上記とあわせて、1個目のずっと無料ドメインをすでに取得していることが条件です。

ドメインの料金は比較的安価であるものの、サービス維持調整費がかかる点には注意が必要です。サービス維持調整費とは、ドメインの新規取得・更新・移管の際に、ドメインの価格に追加で加算する費用のこと。料金に対して10～20％程度の費用がかかるため、トータルの金額を考慮する必要があるでしょう。

サービス維持調整費は、サーバーとの同時契約でドメインが無料になる分にもかかる場合があります。比較したなかにはシンプルな料金体系で安く利用できるサービスもあったため、料金重視の人はほかのサービスもチェックしましょう。