犬おもちゃ 恐竜をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
恐竜のデコボコした見た目が特徴的な「犬用恐竜おもちゃ」。飾るだけでもかわいいデザインですが「糸がほつれやすい」「すぐに壊れて遊べなくなった」という口コミも多く見られ、いざ購入するとなると少し不安に感じてしまいますよね。
そこで今回は、口コミの真偽を確かめるべく犬用恐竜おもちゃを実際に使って、食いつき・耐久性・安全性を検証レビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね！
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【レビュー結果】力の強い犬は短時間で壊してしまうかも
犬用恐竜おもちゃは、大きめなサイズ感ながら耐久性が心配なため、小型～中型犬に適していることがわかりました。大人が両手で持ってもまだまだ余るサイズなので、大きさを基準にするなら大型犬にも遊んでほしいところ。しかし、力が強いほど糸がほつれやすくなり、安全に遊べる時間が短くなる可能性があります。
また、噛む力が弱めな小型犬なら長期的に遊べますが、性格によっては「こわい」と感じて避けてしまう可能性も…。前足で支えながら噛んで遊んだり、口に収まるくらいのボールで遊んだりする犬にとっても、興味の対象外となってしまうかもしれません。
そのため、犬用恐竜おもちゃは日頃からやわらかいおもちゃが好きな犬や、臆病ではない犬に与えるのがおすすめ。引っ張ったり投げたりして遊ぶのが好きな犬なら、楽しく遊んでくれるでしょう。デザイン性も重視して、おもちゃを選びたい方にもぴったりですよ。
犬おもちゃ 恐竜とは
犬用恐竜おもちゃは、犬だけでなく飼い主からも人気の高いぬいぐるみです。たくさんの飼い主から支持されていますが、犬用恐竜おもちゃの魅力はどんなところにあるのでしょうか。まずは、その魅力について詳しくお伝えします。
かわいい見た目とやわらかい感触が魅力のぬいぐるみ
恐竜おもちゃの魅力は、なんといってもそのかわいらしいデザイン。肉食恐竜を彷彿とさせる出で立ちですが、丸々として角のない見た目はぬいぐるみのおもちゃならではです。形が崩れなければ自立するので、家具と並べて置いておくこともできますよ。
やわらかい素材でできているため、硬いおもちゃだと怖がって遊んでくれない犬にもぴったり。ケガをしてしまう心配も少ないので、安心して遊ばせられます。
噛むたびに音が出る嬉しい仕掛けもプラス
音で犬の関心を引けるのも、犬用恐竜おもちゃの魅力のひとつです。お腹の部分には笛が入っており、噛んだときに歯が当たるとピーっと音が鳴る仕組み。
音が出るのが楽しくて遊び続ける犬も多いため、無音のおもちゃに反応しない場合にもおすすめです。噛むたびに音が鳴るので、犬のストレス解消にも役立ちますよ。
凹凸が犬の歯にフィット。遊びならオーラルケアできる
遊びながらオーラルケアができるのも、犬用恐竜おもちゃの魅力です。歯の生え変わりを迎える時期の子犬などは、その「歯がゆさ」から噛み癖がひどくなることもよくありますよね。犬用恐竜おもちゃは全身に凹凸があり、犬の歯と歯ぐきにフィットしやすいので、そんな歯がゆさの解消にも一役買ってくれます。
頭・背中・尻尾など凹凸の間隔が違うので、口に合わせて犬自身が好きな場所を噛めるのもポイント。歯が滑らずぬいぐるみに食い込むため、口の小さい犬でも咥えやすく、遊びながら歯の研磨・洗浄もできる便利なおもちゃです。もちろん、汚れたら手洗いもできるので衛生的に使えますよ。
口コミ①：音が小さい…
恐竜の愛らしい見た目と、ケガのリスクが少ないのが魅力的な犬用恐竜おもちゃ。しかし、なかには使用が不安になる口コミも…。実際にどのようなレビューがあるのか調査してみました。
お腹の中に備えられた笛の音が、想像よりも小さかったという声がいくつか見られました。大きな音が苦手な犬にとっては魅力的ですが、音の出るおもちゃが好きな犬には、興味を持ってもらえない可能性も…。
口コミ②：糸がすぐにほつれる！
実際に使ってみてわかった犬おもちゃ 恐竜の本当の実力！
糸のほつれやすさや音の小ささに不満の声も見られる犬用恐竜おもちゃ。もちろん高い評価もたくさんありますが、購入の際にはやはり悪い口コミが気になりますよね。
そこで今回は、犬用恐竜おもちゃを実際に使って、以下の3点を検証してみます。なお、検証には専門学校ビジョナリーアーツ ペットビジネス専攻の生徒さんにもご協力いただきました。
検証①：食いつき
検証②：耐久性
検証③：安全性
検証①：食いつき
まずは食いつきの検証です。ポメラニアンとボロニーズそれぞれに恐竜おもちゃを与え、どのような遊び方をするか観察します。食いつきに関して悪い口コミはあまり見られませんが、果たして結果はどうでしょうか。
食いつきの検証では、2匹の犬がどのくらいの時間遊ぶか・投げたら追いかけるか・口にくわえて遊び続けるかといったポイントをチェックします。
犬によって食いつき具合に差が見られる結果に…。
2匹の体格はそれほど違いがありませんが、食いつきには大きな差がありました。ボロニーズはすぐに食いつき、とても嬉しそう。軽くて遊びやすいのか、咥えながらぶんぶん振り回して楽しんでいるようでした。ただ音を出して遊ぶ様子は見られなかったので、口コミにあるとおり、少し音を出しにくいのかもしれません。
一方、ポメラニアンは視界に入った恐竜おもちゃを完全無視という結果に。おもちゃ自体が手に余る大きなサイズなので、体の小さなポメラニアンには少し大きすぎたのかもしれません。チワワやヨークシャーテリアのような超小型犬では、大きなおもちゃが怖くて遊ばない可能性もあるでしょう。
検証②:耐久性
実際に遊んでもらったあとは、ビジョナリーアーツのみなさんにもご協力いただきなら耐久性を検証します。「糸がほつれやすい」という声も多いですが、手に取って触ってみるとどうでしょうか。
犬用おもちゃは耐久性が重視されるため、すぐに壊れるような要素がないかをポイントにチェックしていきます。
力の強い犬が遊ぶと、すぐに縫い目が避けてしまう
背中と前足の部分に縫い目がありますが、耐久性はそれほどよくありません。ぬいぐるみのおもちゃ全体のデメリットでもありますが、口コミにもあったとおり遊んでいるうちに縫い目が避ける可能性も考慮したほうがよいでしょう。
噛む力が弱い犬であれば、比較的長い間遊べそうですが、噛む勢いのある犬や振り回して遊ぶのが好きな犬なら破損リスクが高くなるのは否めません。大型犬は力が強いので長くはもたないでしょう。
ぬいぐるみのサイズは大きめなので犬種を問わず与えたいところですが、中型程度の犬にとどめておくのが安心です。
検証③:安全性
最後は、安全性に関する検証です。犬が飲み込んでしまう部品がないか、取れやすいパーツがないかを観点にチェックしてみます。耐久性の検証に引き続き、ビジョナリーアーツのみなさんにもご協力いただきました。
犬用おもちゃでは硬さもケガのリスクを高めますが、ぬいぐるみである恐竜おもちゃは中の笛の誤飲が心配ですよね。裁縫や内部の綿も含めて検証していきます。
デザイン性が高く、綿が詰まっているので笛の誤飲リスクはあまりない
価格の安さでも評価の高い犬用恐竜おもちゃですが、デザインに安っぽさを感じない点は高ポイントです。裁縫も「ゆるすぎる」と感じるほどではなく、2人で引っ張っても縫い目が伸びたりちぎれたりしません。「糸がほつれる」という口コミは多く見られたものの、「突然足部分が丸ごと取れる」といった可能性は低そうです。
また、お腹部分の笛はしっかり綿に包まれているため、万が一糸がほつれても笛だけ出てきて誤飲する危険性はほとんどないでしょう。笛が綿にしっかり包まれていることが、音が小さく聞こえる原因なのかもしれませんね。
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