オブジェのようにインテリアになじむ座布団・フロアクッション、ベガコーポレーション クッション座椅子。インターネット上では「ボリュームがあって座り心地がよい」と評判がよい一方で、「安定感に欠ける」「腰に負担がかかる」という口コミも存在し、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ベガコーポレーション クッション座椅子を含む座布団・フロアクッション全36商品を実際に使ってみて、座り心地のよさ・熱のこもりにくさ・手入れのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
ベガコーポレーション クッション座椅子は、ゲームやテレワークなど長時間座るシーンにおすすめです。実際に座ったモニターからは、「お尻の形に沿ってゆっくりフィットする」と好評でした。比較したほかの商品にはクッション性がほぼないものもあったなか、モニター6人中4人が座り心地がよいと答え、高評価を獲得しています。
しっかり厚みがあり、底つき感もほぼありません。体圧がきれいに分散されるので、負担もかかりにくいですよ。ただ一部の人からは、「腰に負担がかかる」「安定感に欠ける」といった口コミと同じ意見も。柔らかな座り心地は魅力ですが、好みによっては「お尻が沈みすぎる」と感じるかもしれません。
とはいえ、長く座っていてもムレにくい点はメリット。電気あんかを使って熱のこもり具合をチェックすると、比較した全商品の温度上昇の平均が+15.8℃(※執筆時点)だったのに対し、+10.5℃にとどめました。熱がこもりやすいウレタン素材ながら通気性が高く、通年でも使いやすいでしょう。
クッション自体は丸洗いできませんが、カバーは取り外して洗濯可能。表裏で座り心地を変えられるのもうれしいポイントです。スッキリしたデザインなので、室内のどこに置いても悪目立ちしません。ボリューミーで座椅子のように使える一品を、ぜひ候補に加えてみてください。
座布団には、昔ながらの和室で使用する座布団以外にもさまざまなサイズや形があります。洋室の床に敷くフロアクッションや、椅子の上で使うチェアパッド・シートクッションも座椅子の仲間。長座布団を選べば、寝転んだり二つ折りにしたりと自在に使えますよ。
今回ご紹介するベガコーポレーション クッション座椅子は、肉厚で座椅子感覚で使えると謳うフロアクッションです。販売しているのは、家具などの通信販売事業を手掛けるベガコーポレーション。同社が展開するインテリアブランド、LOWYAの商品です。
サイズは46×40cmで、厚みは17cmあるスクエア型。重量は1.3kgです。
低反発と高反発の2層構造で、ひっくり返すだけで座り心地を変えられます。硬さの好みが違う家族がいても、共有しやすいでしょう。
カバーの素材はポリエステル100%。形は本記事でご紹介するスクエア型のほか、ラウンド型もあります。どちらの形も、インテリアに馴染みやすいグレー・ダークグレーの2色展開です。
複数購入して、重ねて使ったり1つを背もたれ代わりに使ったりと、自由に組み合わせてみるのもよいでしょう。
今回は、ベガコーポレーション クッション座椅子を含む座布団・フロアクッション全36商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、座り心地のよさの検証です
6人のモニターが各商品に座り、疲れないか・底つき感はないかなどをチェック。加えて、外部検証機関で体圧分散性も測定しました。
モニター6人中4人が「座り心地がよい」と答え、高評価を獲得。クッション素材はほどよい柔らかさのウレタンフォームで、お尻の形に沿ってゆっくりフィットする感覚が好評でした。
ただし、「腰に負担がかかる」「安定感に欠ける」といった口コミと同じ意見が、少数ながら寄せられています。ポイントは、沈み込みの深さとクッション性。「深く沈んで心地よい」と感じる人がいる一方で、「沈みすぎる」と感じる人もいました。
クッションの柔らかさは魅力ですが、「ふかふかで体が揺れるため、真ん中に座らないと安定しにくい」との声も。感じ方にはやや個人差があるようです。とはいえ、比較したほかの商品にはクッション性がほぼないものがあったことを思うと、不満に思うレベルではありません。
<クッション性・フィット感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較した商品には床に直接座っているのと変わらないものあったなか、モニター6人中5人が「底つき感がない」と答えました。謳い文句どおり座椅子感覚で使えるので、長時間座るときに重宝しそうです。
<底つき感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、熱のこもりにくさの検証です。
室内温度が24±2℃という条件のもと、各商品で表面の温度を測定。その後、電気あんかを置いて一定時間放置し、表面温度の変化を調べました。
電気あんかを置いたあとの表面温度は、10.5℃上昇。比較した全商品の平均が+15.8℃(※執筆時点)だったことをふまえると、熱のこもりにくさは優秀です。
比較した商品のなかでも、ウレタンフォーム素材は熱をうまく逃がせない傾向がありました。本商品はウレタンフォームながら、ムレにくいのが大きな魅力。通気性と適度な反発感を兼ね備えており、通年でも快適に座れるでしょう。
最後は、本体やカバーが洗濯できるか・カバーの着脱をしやすいかなどから、手入れのしやすを検証しました。
調べたところ、カバーは取り外して手洗いまたは洗濯機の弱コースで洗えます。洗い替えを用意しておけば、いつでも清潔に使えるでしょう。
ただ、比較したなかには本体ごと手洗いできるものがあったのに対し、丸洗いは不可。カバーをつけ替える手間が発生し、評価を伸ばしきれませんでした。
ベガコーポレーション クッション座椅子は、公式サイトのほか、楽天市場やAmazon・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。価格は税込3,990円(執筆時点・公式サイト参照)です。
本商品はカバーしか洗えませんが、ものによっては本体を洗える場合もあります。ここでは、座布団を浴槽で洗う手順をご紹介。ぜひ参考にしてみてくださいね。
<座布団の洗い方>
1.洗濯表示から、洗えることを確認する2.40℃数前後のお湯を浴槽に張り、洗濯用の中性洗剤を入れてよく溶かす
最後に、クッション本体も洗える商品をご紹介します。
やや硬めの座布団がほしい人には、Think Form ジェルクッションがおすすめです。高弾力ポリマー素材と、体圧を分散させる2層ハニカム構造を採用しています。硬さの好みは分かれましたが、しっかり体を支えるという点で座り心地は高評価に。クッションはまるごと水洗いできるので衛生的ですよ。
ムレにくさを重視するなら、エアウィーヴ 座布団をチェック。湿気がたまりにくいエアファイバー素材を使っており、熱のこもりにくさの検証では温度の上昇を13℃程度に抑えました。カバーはもちろん、本体も丸洗い可能(手洗いのみ)なので、汚れを気にせず使えるでしょう。
洗濯機使用 | カバー可能、本体手洗いのみ |
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クッション素材 | ジェル |
重量 | 約1.2kg |
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滑り止め |
Think Form Coottie ゲルクッションをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
洗濯機使用 | カバーのみ可能(弱水流)、本体手洗いのみ |
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クッション素材 | エアファイバー |
重量 | 約700g |
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滑り止め |
エアウィーヴ 座布団をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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