NECのLAVIE T8は、幅広いアプリを楽しめる、コンパクトなAndroidタブレットをお探しの人におすすめです。画面占有率は約76%と高めで、8インチながら動画やゲームに没入しやすいのが利点。重量は305gと軽く、片手で持ち続けてもそれほど負担を感じません。人気アプリをGoogle Playからダウンロードできるのもメリット。3Dゲームの動作はやや遅めですが、そのほかは起動・切り替えともにスムーズでした。操作性についても、スクロールは若干もたつくもののタッチ反応は上々。調べ物や動画視聴など、カジュアルに使いたい人には重宝しますよ。また、ディスプレイの発色がよく、映像をクリアに再現できていたのもよい点です。拡大しても細部までクリアに描写し、ほどよい没入感も味わえました。音質は、スピーカーが片側1つのため聴こえ方に偏りがあり、低音も控えめ。ただ高音はパワフルなので、ある程度の迫力は感じられる印象です。動画の連続再生時間が約9時間半と長く、顔認証でロック解除できるのもうれしいポイント。価格も3万円ほどと手が届きやすく、NECならではの手厚いサポート体制も整っています。毎日手軽に使える1台がほしいなら、候補に入れてみてはいかがでしょうか?
NEC LAVIE T11は、高画質の大画面で動画やゲームを楽しみたい人や、日本ブランドにこだわる人におすすめです。11.5インチの大スクリーンで、画面占有率はトップクラスの約84%。OSにはAndroid 10を搭載し、スマホのAndroidユーザーにも使いやすい1台です。彩度・コントラストに優れた画質のよさも魅力。拡大しても細部までしっかり描写され、奥行きも感じられました。音質もクリアで、高音と低音のバランスが絶妙。スピーカーが左右に4つ備わっており、包み込まれるような臨場感と迫力も味わえますよ。動画の世界に没入したい人にもぴったりです。CPUにSnapdragon 730Gを搭載し、処理性能も悪くありません。起動・動作にはもたつきがなく、スクロールやタップ操作もサクサク行えました。ネットサーフィンから3Dゲームまで、ストレスなく楽しめるでしょう。Google Play対応で主要アプリをすべてカバーできていたのもメリットです。機能性については、顔と指紋でロック解除できる生体認証が便利。動画の連続再生も約8時間半ほどあるので、充電頻度もそれほど多くありません。価格は4万円台と安くはありませんが、大きさや性能を考慮するとコスパは優秀。国産のAndroidタブレットがほしいなら、ぜひ検討してみてくださいね。
Amazon Fire 7は、取り回しに優れた低価格なタブレットがほしい人や、Amazonユーザーにおすすめです。画面7インチ・重量286gのコンパクトサイズで、片手でも持ちやすいのがメリット。検証時点の公式価格は税込5,980円と非常に安く、お試しやサブ機としても重宝しますよ。また、Prime VideoやkindleといったAmazonコンテンツを堪能できるのも大きな強み。音声のみで手軽に操作可能な、Alexaにも対応しています。ただしGoogleプレイは使用不可のため、お気に入りのアプリがある場合はインストールできるか事前にチェックしておくとよいでしょう。性能については、スクロールやタッチ操作の反応がやや遅く、アプリ起動や写真表示にもタイムラグがありました。動画の連続再生時間も約5時間とほかの商品と比べて短めです。画質・音質も少々粗いので、動画やゲームよりも読書や調べ物などに向いています。とはいえ、携帯しやすさやサッと扱える手軽さは見逃せないポイント。利用制限をかけられるキッズモードや、目にやさしいブルーライトカット機能もついています。カジュアルに使えるコンパクトなものをお探しなら、ぜひ検討してみてくださいね。
Google Pixel Tabletは、動画や音楽などのエンタメを快適に楽しみたい人におすすめです。実際に操作してもカクつきはなく、意図したとおりの場所へ正確にタッチできました。比較した商品には素早くスクロールすると滑らかさに欠けるものもあったなか、素早く表示。アプリの切り替えもスムーズだったので、SNS・動画アプリなどを行き来したりブラウジングしたりと、あらゆる操作をサクサク行えます。映像は眩しすぎず暗すぎず、バランスのよい発色です。実写は全体的に明るく映り、アニメはやや赤色の発色が強いものの、動きは滑らかです。10.95インチの画面のなかでは十分な解像感があり、専門家からは「欲張らない高画質」とのコメントが寄せられました。特別高画質とまではいえませんが、見にくさはありません。スピーカー性能は、比較した商品内でトップクラスです。人の声はクリアで聞きやすく、効果音や音楽には低音の迫力があります。実際に映画を視聴したモニターからは「映画の世界観により入り込めた」など絶賛されました。映画館のように、音に包まれる感覚で映画・音楽の臨場感を楽しめるでしょう。口コミに反してバッテリー持ちは十分です。バッテリー残量が100%から20%になるまでの時間は6時間以上と長持ちでした。また、画面の平均輝度は494.77ニトと、比較した全商品の平均である419ニト(※2025年1月時点)を上回る明るさ。屋内外問わず見やすいでしょう。総合的にみても高性能なタブレットで、デメリットは見当たりません。128GBモデルの価格は、公式サイトで68,800円・ECサイトで5万円台(※2025年1月時点)です。サクサク動作するAndroidタブレットを探しているなら、ぜひチェックしてみてくださいね!<おすすめな人>動画・音楽などのエンタメを快適に楽しみたい人高音質なサウンドで音楽・映画の世界観に没入したい人サクサク操作できて使いやすいものがほしい人<おすすめできない人>とくになし
OPPO Pad Airは、くつろぎながら長時間動画やゲームを楽しみたい人におすすめです。動画を流して連続再生時間を計測したところ、約6時間24分と高評価基準を上回る優秀な結果に。比較したなかには3〜4時間で電源が切れてしまうものもありましたが、こちらはバッテリーが長持ちします。動画を10分間再生したあとの表面温度は最高32.4℃。人気のサムスンが40℃を上回ったなか、本品は比較した商品のなかではかなり低い数値を記録し、長く手に持っていても熱さが気になりません。処理性能を示すベンチマークスコアは312,426ptと、比較した商品のなかでは高いほうです。アプリの立ち上がりも早く、重い処理でなければ問題なく操作できました。動画鑑賞や2Dゲームのプレイがメイン用途であれば、十分なスペックです。今回の比較では、50,000円以上するものはサクサク操作できる傾向がありましたが、40,000円以下の本品もスムーズに操作でき、ハイコスパといえます。画質もよく、モニターからは「色味が自然できれい」と好評でした。動画になるとやや彩度が下がる傾向がありましたが、解像感は良好。人物の表情や細かい部分までよく見てとれました。比較したなかには画質が粗く迫力が感じられないと指摘されるものもあるなか、こちらは美しい発色と10.3インチという大きめの画面で、戦闘シーンなどの迫力も十分に味わえます。「画面がきれい」という口コミとも一致する結果です。本体重量は428gと、比較した10インチクラスの機種のなかでは軽め。腕が疲れにくく、手持ちで使うときもさほど苦にならないでしょう。また、タッチやスクロールの反応も良好です。スクロール時に多少カクつくことはありましたが、ピンチ・スワイプはスムーズでほぼ不満はありません。比較したなかにはスクロールから数秒遅れて動き始めるものもありましたが、こちらは快適に使えそうです。執筆時点の販売価格は、64GBモデルで税込37,800円(公式サイト参照)。価格のわりに処理性能が高く、トータルで見てもバランスのよい商品といえます。コスパ重視の人にはまずおすすめしたいAndroidタブレットです。
今回検証したGRANPLEのポータブルテレビは、画質にこだわる方にはおすすめできません。映像は人や物の輪郭にピントがあっていないような印象で、全体的にボケ気味なのが気になります。また実際の色味より発色が強く、細部の安定感に欠けるのもデメリット。高精細な映像とはいい難く、画質の評価は伸び悩みました。音質は実用上問題ないレベルではありますが、音声の広がりにいまひとつ物足りなさを感じます。一方で、使い勝手は高評価。4時間の充電に対し2時間しか再生できない点は惜しいものの、防水性能はIPX7を搭載。一時的な水没に耐えるため、キッチンやお風呂などの水周りでも問題なく使用できます。また、録画機能がついているのも好印象です。重量も1.15kgと軽いため、手軽さを求める方にはおすすめ。しかし、きれいな映像を楽しみたい方は、他の商品を検討してみてはいかがでしょうか。