Surface Laptop Surface Laptop 5
Surface Laptop 5は、電源がない場所で長時間使いたい人におすすめです。バッテリー100%の状態から動画をフルHDで再生したところ、「バッテリーが長持ちする」との評判どおり連続12時間半も再生できました。比較したProシリーズ以上のバッテリー性能を発揮し、外出先でも充電切れを気にせず使えます。「少し重い」との口コミに反して本体は1272gと軽く、持ち運びやすさも良好でした。処理性能も優秀です。CPUには第12世代のIntel Core i5 1235Uを採用。CPUの処理性能を表すベンチマークスコアは平均7,102ptsと高く、Officeソフトを用いたデスクワークを快適にこなせます。画面の解像度は2,256×1,504と高めなので、視認性がよく細かい文字までくっきり見えるでしょう。迫力のある映像とサウンドが楽しめる点も魅力です。比較したGoシリーズは、持ち運びやすいものの画面が小さく迫力に欠けました。一方、こちらは13.5インチの大画面であるうえ、音が360度から聴こえるDolby Atmos対応スピーカーを搭載。モニターからも「音に立体感がある」と好評で、映画鑑賞にぴったりといえます。機能面もある程度充実していました。USB Type-Cは「Thunderbolt 4」に対応しており、急速充電やデータの高速転送が可能です。また、キーボードは浅く柔らかい打鍵感で、軽やかにタイピングできます。しかし、タイピング時の安定感はいまひとつなので、通勤・通学時間に膝の上に乗せて使うのには向きません。タッチパネルの感度がよくタッチペンの滑りもなめらかですが、折りたためない分ディスプレイが揺れやすく板書のしやすさはいまいちでした。とはいえ、バッテリー持ちがよいので出先でも活躍する一品です。ノートPCとしての使用がメインなら、ぜひチェックしてくださいね。<おすすめな人>電源のないところで長時間デスクワークできるモデルを探す人<おすすめできない人>キーボードを取り外してタブレットとして操作したい人ディスプレイを倒して、ペンでしっかり文字を書きたい人
マイクロソフト Surface Go 3 8VA-00015は、Windowsタブレットを探しているすべての人におすすめです。実際にベンチマークソフトを使用したところ、ストレージは読み込み1,730MB/s・書き込み843MB/sを記録。比較した商品の平均は読み込み約1062MB/s・書き込み約629MB/s(※執筆時点)だったのに対し、読み書きは高速であるといえます。CPUにはIntel Pentium Gold 6500Yを採用。マルチスコアは平均1,125ptと口コミどおり高評価の基準の2,000を下回ったものの、比較したなかには1,000pts以下の商品も多く見られました。Core i3以上の商品には及ばない程度で、簡単な作業や映像鑑賞には十分対応できますよ。8GBのメモリスコアも平均1,780と良好で、処理能力は比較的高めです。外出先でも快適に使えます。重量はキーボード込みで約1kgと、比較したなかでもトップクラスの軽量性。評判どおり楽々持ち運びが可能です。バッテリー持ちも6時間45分と長いので、電源がない場所でも困りません。30分動画を見ても本体温度は30.5℃と低温で、「すぐに熱くなる」との口コミも払拭しました。長時間の使用でも不快に感じにくいでしょう。操作の快適さも大きな魅力。実際に使用したモニターからは、「精密に操作できる」と好評です。どんな作業をしてもラグやカクつきがなくスムーズに動作しました。思いどおりに操作でき、タッチも非常に正確です。比較したより高性能なCPUを搭載した商品以上に快適な操作性で、読み込みも速いのでWEBサイトの閲覧もスムーズですよ。フルHD画質のディスプレイは輝度が270nitのため、屋外だとやや暗くみえるかもしれません。とはいえ、解像度1920×1280・コントラスト比1500:1と鮮やかに映像を映し、エンタメ鑑賞も十分楽しめるスペックです。PD(急速充電)対応のUSB-C・マイクロSD・Wi-Fi6・Bluetooth5.1に対応しており、機能も充実していました。執筆時点の値段は公式サイトで78,980円と比較したなかでは標準的ですが、優れた携帯性・操作性を兼ね備えたコスパのよい一台です。Officeを使った作業やネット閲覧・動画視聴などで使うWindowsタブレットをお探しなら、ぜひ手に取ってはいかがでしょう。
Pixel Tabletは、用途問わず快適に使える高性能なAndroidタブレットをお探しの人におすすめです。CPUにGoogle独自の「Tensor G2」を搭載しており、ベンチマークテストでは842,517ptと高スコアを記録。比較したAndroidタブレットのなかでは最高値(※執筆時点)で、iPad miniの処理性能も上回りました。高負荷な作業が得意で、3Dゲームや動画編集にもぴったりです。自然な色表現や高い解像感が魅力で、実際に写真を見たモニターからは「拡大してもきれい」という声があがりました。動画は暗いシーンのときにややぼやけることもありましたが、明るいシーンはとてもクリア。画面サイズも約11インチと比較したなかでは大きく、臨場感のある映像を楽しめました。タッチ操作も軽やかで、モニターからは「反応がよくタップも正確」と好評です。比較した「OPPO Pad Air」はスクロールで少しカクついたのに対し、こちらはスクロールからピンチ・スワイプまで自由自在に操作できました。バッテリー持ちは10時間以上動画を再生できた「Xiaomi Redmi Pad」には及ばなかったものの、約6時間24分再生できました。「バッテリー持ちがいまひとつ」との口コミは払拭したといえます。電源がない場所で使うのにも、不便はないバッテリー容量ですよ。しかし、大画面かつ重量490gとやや重めです。「大きくて持ち運びにくい」との口コミどおり、長時間手で持つと疲れるでしょう。加えて、動画を10分間再生したあとの表面温度は最高39.3℃と高め。映画やアニメなど長めの映像作品を見るときは、スタンドを使用することをおすすめします。執筆時点の値段は、税込79,800円(公式サイト参照)。比較したなかでは高価ですが、Pixelシリーズならではの優れた写真編集機能やフルレンジスピーカー搭載の充電ホルダーなど、他社製品にはない魅力も満載です。「エンタメのニーズすべてに応えるプレミアム タブレット」と謳うとおり、幅広い用途で使える高性能な一台。スペック重視の人は、ぜひ手に取ってみてください。
サムスン Galaxy Tab A9+は、場所を問わずきれいな映像を楽しみたい人におすすめです。実際に映画を視聴したオーディオ&ビジュアルライターの折原一也さんは、鮮やかな発色や細かな部分までわかる解像度の高さを評価。「動画がカクカクする」との口コミに反して動きも滑らかでした。比較したノイズが気になる商品とは異なり、スマホとは一線を画した美しい映像で作品の世界に没入できそうです。画面の明るさも申し分ありません。白100%の画像を出力して合計5か所の輝度を調べると、平均487.86ニトを記録。満足の基準とした400ニトや、比較した全商品の平均約419ニト(※2025年2月時点)を優にクリアしました。屋内・屋外のどちらでも、表示画面がクリアに見えやすいでしょう。スピーカー性能も高めです。映画を視聴したモニターからは、セリフがクリアで聞き取りやすい点が好評。低音もパワフルで、映画館のような迫力ある雰囲気を味わえました。「音質は広がりがあってよい」との口コミどおりで、イヤホンやヘッドホンを使わなくても臨場感を得られます。バッテリー持ちもよく、フル充電の状態から20%になるまで明るさMAXで6時間26分持続。全体平均の6時間16分(※2025年2月時点)を超えており、ロングフライトなどでも追加充電なしで映画を続けて2本は視聴できますよ。通勤・通学時に使う場合でも、2日程度は残量を気にせず済みそうです。操作も快適で、スクロール・スワイプ時のカクつきは見られず、タッチにも正確に反応。ただ、許容範囲内ではあるものの、アプリ切り替え時や高速スクロール時に若干なめらかさに欠けたのが気になりました。画質・音質が優秀ながら3万円台で買える手頃さは魅力ですが、なめらかな操作性を追求したい人はほかの商品も検討しましょう。<おすすめな人>臨場感ある美しい映像にこだわる人屋内外問わず、画面が見やすいものがほしい人予算が3万円程度の人<おすすめできない人>なし
Google Pixel Tabletは、動画や音楽などのエンタメを快適に楽しみたい人におすすめです。実際に操作してもカクつきはなく、意図したとおりの場所へ正確にタッチできました。比較した商品には素早くスクロールすると滑らかさに欠けるものもあったなか、素早く表示。アプリの切り替えもスムーズだったので、SNS・動画アプリなどを行き来したりブラウジングしたりと、あらゆる操作をサクサク行えます。映像は眩しすぎず暗すぎず、バランスのよい発色です。実写は全体的に明るく映り、アニメはやや赤色の発色が強いものの、動きは滑らかです。10.95インチの画面のなかでは十分な解像感があり、専門家からは「欲張らない高画質」とのコメントが寄せられました。特別高画質とまではいえませんが、見にくさはありません。スピーカー性能は、比較した商品内でトップクラスです。人の声はクリアで聞きやすく、効果音や音楽には低音の迫力があります。実際に映画を視聴したモニターからは「映画の世界観により入り込めた」など絶賛されました。映画館のように、音に包まれる感覚で映画・音楽の臨場感を楽しめるでしょう。口コミに反してバッテリー持ちは十分です。バッテリー残量が100%から20%になるまでの時間は6時間以上と長持ちでした。また、画面の平均輝度は494.77ニトと、比較した全商品の平均である419ニト(※2025年1月時点)を上回る明るさ。屋内外問わず見やすいでしょう。総合的にみても高性能なタブレットで、デメリットは見当たりません。128GBモデルの価格は、公式サイトで68,800円・ECサイトで5万円台(※2025年1月時点)です。サクサク動作するAndroidタブレットを探しているなら、ぜひチェックしてみてくださいね!<おすすめな人>動画・音楽などのエンタメを快適に楽しみたい人高音質なサウンドで音楽・映画の世界観に没入したい人サクサク操作できて使いやすいものがほしい人<おすすめできない人>とくになし
今回検証したGRANPLEのポータブルテレビは、画質にこだわる方にはおすすめできません。映像は人や物の輪郭にピントがあっていないような印象で、全体的にボケ気味なのが気になります。また実際の色味より発色が強く、細部の安定感に欠けるのもデメリット。高精細な映像とはいい難く、画質の評価は伸び悩みました。音質は実用上問題ないレベルではありますが、音声の広がりにいまひとつ物足りなさを感じます。一方で、使い勝手は高評価。4時間の充電に対し2時間しか再生できない点は惜しいものの、防水性能はIPX7を搭載。一時的な水没に耐えるため、キッチンやお風呂などの水周りでも問題なく使用できます。また、録画機能がついているのも好印象です。重量も1.15kgと軽いため、手軽さを求める方にはおすすめ。しかし、きれいな映像を楽しみたい方は、他の商品を検討してみてはいかがでしょうか。