マイクロソフト Surface Go 3 8VA-00015は、Windowsタブレットを探しているすべての人におすすめです。実際にベンチマークソフトを使用したところ、ストレージは読み込み1,730MB/s・書き込み843MB/sを記録。比較した商品の平均は読み込み約1062MB/s・書き込み約629MB/s(※執筆時点)だったのに対し、読み書きは高速であるといえます。CPUにはIntel Pentium Gold 6500Yを採用。マルチスコアは平均1,125ptと口コミどおり高評価の基準の2,000を下回ったものの、比較したなかには1,000pts以下の商品も多く見られました。Core i3以上の商品には及ばない程度で、簡単な作業や映像鑑賞には十分対応できますよ。8GBのメモリスコアも平均1,780と良好で、処理能力は比較的高めです。外出先でも快適に使えます。重量はキーボード込みで約1kgと、比較したなかでもトップクラスの軽量性。評判どおり楽々持ち運びが可能です。バッテリー持ちも6時間45分と長いので、電源がない場所でも困りません。30分動画を見ても本体温度は30.5℃と低温で、「すぐに熱くなる」との口コミも払拭しました。長時間の使用でも不快に感じにくいでしょう。操作の快適さも大きな魅力。実際に使用したモニターからは、「精密に操作できる」と好評です。どんな作業をしてもラグやカクつきがなくスムーズに動作しました。思いどおりに操作でき、タッチも非常に正確です。比較したより高性能なCPUを搭載した商品以上に快適な操作性で、読み込みも速いのでWEBサイトの閲覧もスムーズですよ。フルHD画質のディスプレイは輝度が270nitのため、屋外だとやや暗くみえるかもしれません。とはいえ、解像度1920×1280・コントラスト比1500:1と鮮やかに映像を映し、エンタメ鑑賞も十分楽しめるスペックです。PD(急速充電)対応のUSB-C・マイクロSD・Wi-Fi6・Bluetooth5.1に対応しており、機能も充実していました。執筆時点の値段は公式サイトで78,980円と比較したなかでは標準的ですが、優れた携帯性・操作性を兼ね備えたコスパのよい一台です。Officeを使った作業やネット閲覧・動画視聴などで使うWindowsタブレットをお探しなら、ぜひ手に取ってはいかがでしょう。
Xiaomi Redmi Pad SEは、リーズナブルな価格で美しい映像を楽しみたい人におすすめです。エントリーモデルながら、鮮やかな発色と解像感の高さが特徴。映像を見たオーディオ&ビジュアルライターからも、「肌の質感まで伝わる」と好評でした。比較したなかにはぼやけが気になる商品もありましたが、こちらはくっきりと表現されています。画面は11インチとやや大きく、スマホよりも没入感を得られるでしょう。スピーカーからは上下左右の移動感や衝突音など、ある程度の音の立体感を味わえました。視聴したモニターからは、「エンジン音や衝突音の低音が体に響く」との声も多く、低音の迫力も好印象。声の聞き取りやすさはモニターの意見が分かれたものの、極端に聞こえにくいほどではありません。映画館のような臨場感・迫力には届かないものの、YouTubeなど動画なら快適に視聴できるでしょう。画面の明るさは最大輝度で411.30ニトと、比較したハイエンドモデルのXiaomi Pad 6の405.39ニトを上回りました。明るい屋外で暗くならずに使えるのも魅力です。バッテリー持ちも良好。100%から20%まで減るのにかかった時間を調べると、6時間39分と比較したなかでも長く、「電池持ちがよい」との口コミどおり外出先でも使いやすいといえます。一方、操作の快適さは高評価に一歩及ばず。ディスプレイが1秒間に映像を更新する回数を示すリフレッシュートは90Hzと、144Hzの上位商品より性能に期待できません。実際に商品でブラウンジング・アプリの切り替えを行ったところ、スムーズにタッチ・スワイプ操作できたものの、スクロール・アプリの切り替え時にカクつきや若干の遅延がありました。「動作のレスポンスに若干遅延が感じられる」との口コミにも頷けます。比較したXiaomi Pad 6は、操作時にカクつきや遅延が気にならなかったのに対し、Xiaomi Pad 6の半額程度の値段で買える本商品は(※2025年1月時点、公式サイト参照)操作時の快適性に劣ります。「ホームシアターのような臨場感あふれるサラウンドオーディオを楽しめる」と謳うだけあって、迫力のある低音や美しい映像を楽しめますが、ブラウザ閲覧がメインの人はほかの商品も検討してください。<おすすめな人>予算2万円前後でAndroidタブレットを手に入れたい人画面表示の明るさ・美しさを重視する人<おすすめできない人>ゲーム・ブラウジングなどをサクサクこなしたい人
Surface Pro Surface Pro 8
Surface Pro 8は、タブレットとノートPCの2役を備えたSurfaceがほしい人におすすめです。CPUの処理性能を表すベンチマークスコアは平均5040.67ptsと、高い処理性能を発揮。比較したSurface Goシリーズでは5000ptsに満たない商品が多くあったことをふまえると、十分なスペックの高さといえます。口コミのように「動作が遅い」とは感じにくく、ブラウザの閲覧など複数の一般的な作業を同時にこなせるでしょう。バッテリー持ちも優秀です。バッテリー100%の状態から動画をフルHDで再生すると、約8時間34分連続で再生できました。比較したGoシリーズは長くても6時間40分しか動画連続再生ができなかった一方、こちらは外出先でも充電切れを気にせず使えます。キーボード・ペンを含めても重量は1397kgと重すぎません。「持ち運ぶには重い」との口コミに反し、重さが負担にはなりにくい印象です。画面のきれいさも高評価。2880×1920の高解像度に加え、コントラスト比が1500:1で明暗差の強いくっきりした画面が魅力です。また、USB‐Type-Cでの急速充電が可能なのも利点。USB 4.0/Thunderbolt 4.0にも対応し、データの高速転送ができます。汎用性の高さやデータ転送速度に優れた1台です。板書もスムーズに行えます。多少引っかかりや手首の誤操作が気になったものの、モニターからは「ペンの感度がよい」と好評でした。タブレット型としても使えるため、ノートとして使いたい人にもおすすめです。キーボードの打鍵感やタイピング時の安定感もおおむね良好で、移動中の膝の上でも使いやすいでしょう。スピーカーの音は十分広がりを感じられたものの、画面の暗さに加えて音の迫力は物足りない印象です。比較したPro 9・Pro 11に比べて、動画の臨場感に欠けました。処理性能も十分ではあるものの、マルチタスクをこなしたい人には物足りない可能性があります。より高性能なSurfaceがほしいなら、ほかの商品を検討してください。<おすすめな人>そこまで重い作業はせず、タブレットとノートPCの2役をこなせる1台がほしい人<おすすめできない人>よりハイパフォーマンスな1台を探す人
Xiaomi Pad 6は、使いやすいAndroidタブレットをお探しのすべての人におすすめです。実際に使ったところスクロール・スワイプ・アプリの切り替えのどの操作でもカクつきやテンポ遅れを感じず、タッチも正確。「カクつく」という口コミを払拭しました。比較したなかにはスクロール時の滑らかさに欠けるものもあったなか、スルスル動くのも長所。144Hzの高リフレッシュレートの実力をみせつけました。映像は発色・動き・解像度どれをとっても映画鑑賞にもってこいのスペックです。オーディオ&ビジュアルライターある折原一也さんが商品でアニメを視聴したところ、映像は鮮やかで純度が高い発色。コントラストも高く、比較した一部の商品のように黒つぶれすることはありません。実写映画では肌のテカりが見えるほど細部まで映し出し、「解像度がかなり高い」という口コミにも納得です。迫力あるクリアなサウンドを楽しめ、音質も申し分ありません。セリフがほかの音にかき消されにくいのが利点。低音にも厚みがあり、モニターから「まるで映画館で映画を見ているような低音の仕上がり」という声があがりました。立体音響技術Dolby Atmosを搭載し、包まれるような音を実現。本体には合計4つのスピーカーが配置され、音の移動感も良好です。8,840mAhの大容量バッテリーを搭載し、電池も長持ち。実際にソフトを使用して測定したところ、バッテリー残量が100%から20%まで減るのにかかる時間は7時間4分とかなり長めでした。高評価の基準値である6時間を大きく上回り、比較した同じ11インチの商品と比べてもスタミナがあります。充電なしで数本の映画が見られ、頻繁に充電する手間を省けますよ。画面の明るさも実測値で平均405.39ニトと高記録。高評価の基準値の400ニトを上回り、屋外でも画面を見やすい仕様です。「低遅延で滑らかな画面スクロールが可能」という謳い文句どおり、操作性に優れているうえ、映像・音質・バッテリー性能も良好で、欠点がほとんどない本商品。ぜひこの機会にチェックしてみてください。<おすすめな人>使い勝手のよいタブレットをお探しの人映画や音楽鑑賞を楽しみたい人屋外でも利用したい人<おすすめできない人> 特になし
Xiaomi POCO Padは、大画面かつ処理性能が高い手頃なモデルがほしい人におすすめです。実際にベンチマークスコアを測定すると、3回の平均で約594,076ptを記録。比較した全商品の平均約485,668pt(※2024年10月時点)を大きく超え、Androidタブレットとしては優秀といえます。iPadには劣るものの、動画鑑賞や2Dゲームはもちろん、中画質であれば「原神」などの3Dゲームも楽しめるでしょう。ディスプレイは12.1インチと大きく、画質も優秀。4枚の写真を明るさ最大で確認すると、モニター10人中8人が「画質に満足」と答えました。写真を拡大しても細かい部分まではっきり見え、色表現も豊かで画面は明るく鮮やか。映画鑑賞では低音に物足りなさを感じましたが、暗いシーンでは表情までわかり映像の移り変わりもなめらかでした。タッチ操作も良好です。Chromeアプリでマイベストのコンテンツを読む検証では、モニター10人中4人が操作性に満足。比較したカクつきが気になる商品とは異なり、なめらかにスクロールできました。タッチ後は反応が遅れるとの声が一部あったものの、スムーズに操作できたとの意見が多数寄せられています。発熱しにくいのもよい点。YouTube動画を10分再生後の本体表面の最高温度は31.2℃と、全体平均の35.6℃(※2024年10月時点)を下回りました。バッテリー持ちも悪くなく、YouTube動画を明るさマックスで5時間50分視聴が可能。「バッテリーはそこまで持たない」との口コミもありましたが、ライトな使い方なら1日持ちそうです。バッグに収まるサイズで、持ち運びもそこまで負担になりません。ただ1インチあたりの重さは47.64gと、満足の基準とした40gを超えています。実測値で576.5gの重量があるため、長時間手で持つと疲れてくるでしょう。リーズナブルな大画面モデルがほしい人には向いていますが、軽さ・コンパクトさを求める人はほかの商品も検討してください。<おすすめな人>12インチ以上の大画面モデルを安く購入したい人スクロールのなめらかさにこだわる人発熱しにくいものがほしい人<おすすめできない人>軽量コンパクトなタブレットがほしい人低音の重厚感にこだわる人
今回検証したGRANPLEのポータブルテレビは、画質にこだわる方にはおすすめできません。映像は人や物の輪郭にピントがあっていないような印象で、全体的にボケ気味なのが気になります。また実際の色味より発色が強く、細部の安定感に欠けるのもデメリット。高精細な映像とはいい難く、画質の評価は伸び悩みました。音質は実用上問題ないレベルではありますが、音声の広がりにいまひとつ物足りなさを感じます。一方で、使い勝手は高評価。4時間の充電に対し2時間しか再生できない点は惜しいものの、防水性能はIPX7を搭載。一時的な水没に耐えるため、キッチンやお風呂などの水周りでも問題なく使用できます。また、録画機能がついているのも好印象です。重量も1.15kgと軽いため、手軽さを求める方にはおすすめ。しかし、きれいな映像を楽しみたい方は、他の商品を検討してみてはいかがでしょうか。