2in1 PCは、キーボードを取り外したり折り畳んだりしてタブレットのように使えるのが魅力のノートパソコン。資料を見せながらプレゼンしたり限られたスペースでもスマートに操作できたりと、ビジネスシーンで役立つでしょう。しかし、コンバーチブルタイプ・デタッチャブルタイプの2種類があるうえ、CPUやメモリのスペックも商品によってさまざま。自分にあうものがどれなのか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の2in1 PC6商品を集め、14個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの2in1 PCをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな2in1 PCは「処理性能が高く仕事をフレキシブルにサクサクこなせて、動画視聴やブラウジングなどの趣味も楽しめる2in1 PC」。徹底検証してわかった2in1 PCの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
ベンチマークテストに関する豊富な経験を活かし、PC本体・PCパーツのレビューを中心に活動。元々はMYCOM PC WEB編集部(現マイナビニュース)の編集・記者で、編集時代に検証の楽しさを知り、フリーランスに転向。ニッチなネタを得意とし、比較検証、作例やアップグレード指南などの企画に携わることも多い。 現在はマイナビにかぎらずインプレス、アスキー、ITMedia等でライター、記者として活動。紙媒体ではライターとしてだけでなく編集としても参加するほか、台湾メーカーを中心に、取材やインタビューも数多くこなしている。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
マイベストでは「CPU・ストレージ・GPUの処理性能が高く、メモリを16GB搭載し一般的なデスクワークが快適にできる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの方法のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「最新規格の接続端子を多く搭載し、1台で多くの周辺機器を接続できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
浅い打鍵感のキーボードに慣れているモニター5人・深い打鍵感のキーボードに慣れている5人のモニターが、以下の方法で各検証を行いました。
マイベストでは「一般的な配列で正確に文章を打ちやすく、タッチパッドが使いやすい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「解像度と輝度が高く、どんな場所でもはっきり画面が見える」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「ノートパソコンだけで臨場感のある映画を楽しめる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「空調などのノイズをカットし、声がクリアに聞こえる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「色味が自然で血色感があり、顔色が明るく好印象に映る」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの方法のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「半日近くバッテリーがもち、出先でも充電を気にせず作業できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を480分以上と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「無料の問い合わせ窓口があり、有料の保証やサポートの選択肢がある」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「高い負荷のかかる作業をしてもあまり熱くならず、熱の不快さが作業の妨げになることが少ない」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を34℃以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「ファンの音が控えめで、作業中も気にならない」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を30dB以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「通勤・通学で毎日負担を感じず持ち運べる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの方法のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「タブレットのように快適に使える」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチし、以下の商品の検証を行うこととしました。検証実施後ランキングに追加します。
2in1 PCとは、ノートパソコンとタブレット両方の機能を兼ね備えたパソコンのことです。キーボードを回転させるタイプのコンバーチブルタイプと、キーボードと切り離して使えるデタッチャブルタイプの2種類があります。
主にパソコンで作成した資料を見せたり、電車内などの限られたスペースで操作したりするときに便利です。パソコンを置いて作業ができない場合でも、タブレットモードにしてスマートに操作できるほか、机に立ててタブレットのように使えます。プライベート用にはもちろん、ビジネスシーンでも役立つでしょう。
しかし2つの使い方ができるぶん、同スペックのノートパソコンと比べるとやや高価な傾向があります。表示向きを調整するセンサーやタッチパネル機能など、一般的なノートパソコンにはない機能にコストがかかるためです。タブレットとして使用する機会が少ない人は、モバイルPCから選んだほうが安くて高性能なモデルを見つけられるでしょう。
2in1 PCを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
マルチタスクをともなうデスクワークを快適に行いたいなら、処理性能の高さに着目しましょう。処理性能は、主にCPU・メモリの性能と全体のバランスで決まります。
CPUは、マルチコアのスコア6,000pts以上のものがベターです。CPUとはパソコンの脳に当たる部分のこと。Cinebench R23というソフトでCPUの性能を計測したところ、マルチコアのスコアが6,000pts以上だと処理が速くタッチ操作もスムーズに行えました。Ryzen 5・Core i5・Snapdragon X Plus以上を搭載しているものがよいでしょう。
なお、メモリは16GB以上がおすすめです。メモリとは、パソコンにおける作業台の広さのようなもの。容量が多いほど同時に処理できる情報が増えるため、スムーズな操作が可能です。検証では、Ryzen 5でもメモリ8GBだとマルチタスクを行う際に処理が重くなることがあったため、16GB以上だと快適に使用できるでしょう。
ストレージはSSDで256GB以上のものがおすすめです。画面サイズが小さい2in1 PCは、eMMCなどのストレージを搭載している場合があります。容量は128GB以下のものが多く、処理速度もSSDの20分の1以下(※)です。12インチ以下の2in1 PCを選ぶ場合は、CPU・メモリだけでなくストレージもチェックしましょう。
また、マルチコアのスコアが8,000pts以上でCPUの性能が高いものは動画編集に向いています。デスクワークで使うなら、6,000pts以上のスコアのCPUを搭載していれば十分といえるでしょう。
2025年4月時点で、最新規格であるeMCC 5.1とPCIe 5.0×4のSSDを比較した場合
外部機器をよく使用する人は、インターフェースが充実したものを選びましょう。2in1 PCは変形できるぶん、端子の種類・数が少ない傾向があります。そのため、1つの端子であらゆる機器に接続できて幅広い用途に対応できるUSB Type-Cがあると便利です。
なかでもデータ転送・映像出力・給電の3つに対応したUSB Type-Cを搭載しているものがベター。USB Type-Cの上位規格であるThunderbolt 4なら、すべてを満たしているためおすすめです。また、端子が2つあるとマウスとSSDなどの外部機器を同時に使えるため、より快適に使用できます。
出先で作業するなら、バッテリーが8時間以上持続するものがおすすめです。バッテリー持ちのよさを検証したところ、約3時間57分~約9時間49分と大きく差がありました。長ければ長いほどよいものの、8時間程度持つものであれば1日中快適に使用できるでしょう。
バッテリーの持ちは、CPUのモデルやパフォーマンス設定などさまざまな要因が関係します。公表値の稼動時間よりも、検証結果のほうが実際に使っているときのものに近いといえるでしょう。コンバーチブルタイプ・デタッチャブルタイプで優劣はなかったので、検証結果を参考にしてください。
2in1 PCのサイズには、大雑把に分類すると大きめの13インチ以上と小さめの10~11インチの2種類があります。ノートパソコンとして使う頻度が高い人は、13インチ以上がおすすめです。キートップが大きめで、長時間の作業でもスムーズに操作できます。画面サイズはA4用紙程度なので、動画視聴や資料作成など幅広い用途で万能に活躍するでしょう。
一方、10~11インチはキーが小さくて指のサイズに合わず、打ちづらいと評価するモニターが多い傾向がありました。画面が小さくて見にくいことや、タブレットにしたときにタッチしにくい点もネックです。
Surfaceなどのデタッチャブルタイプのものは、キーボードが別売りの場合があるため注意しましょう。
タブレットとして使用する頻度が高い人には、「Surface Pro Copilot+ PC」がおすすめです。十分な解像度と明るさを備えており、室内・屋外問わず見やすい点がメリット。輝度が600nitあるため、環境光を気にせず作業しやすいでしょう。
Surface Proは、本体が比較的軽量でキックスタンドを搭載しているため、場所を問わずタブレットとして使える点も魅力です。重さは1,216gと持ち運びにも適しています。また、キックスタンドがあるため角度を調整できて、より操作しやすいでしょう。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | 発売時期 | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
処理性能の高さ | インターフェースの充実さ | タイピングの気持ちよさ | キーボードの使いやすさ | 画面の見やすさ | スピーカーの音質のよさ | マイク性能の高さ | WEBカメラの顔映りのよさ | バッテリー持ちのよさ | 保証・サポートの選択肢の多さ | 本体の熱くなりにくさ | 稼動音の静かさ | 持ち運びやすさ | タブレットとしての使いやすさ | CPUの型番 | CPUの世代 | CPUの種類 | CPUコア数 | CPUスレッド数 | CPUマルチコアのスコア(実測値) | CPUシングルコアのスコア(実測値) | メモリ容量 | ストレージ種類 | ストレージ容量 | ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | OS | 画面サイズ | 解像度 | 画面種類 | システム上の最大輝度 | インターフェース | 無線LAN規格 | 内蔵カメラ | キーピッチ(実測値) | バッテリーの持ち時間(実測値) | USB PD対応 | 搭載Office | 生体認証 | 2in1タイプ | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | ||||||||
1 | マイクロソフト Surface Pro|Copilot+ PC|EP2-19223 | ![]() | 4.60 | 1位 | タブレットモードを活用したい人に!画面が見やすく高性能 | 2024/12/10 | 4.51 | 4.62 | 4.33 | 4.69 | 4.88 | 4.15 | 4.21 | 4.69 | 4.73 | 3.72 | 5.00 | 4.50 | 4.64 | 4.86 | Snapdragon X Plus | Snapdragon X Plus | 10コア | 12スレッド | 平均8220.00pts | 平均1115.33pts | 16GB | SSD | 256GB | 4792.45MB/s | 2723.83MB/s | 335.39MB/s | 450.61MB/s | Windows 11 Home | 13インチ | 2880×1920 | 不明 | 600nit | Thunderbolt 4 | Wi-Fi 7 | 19mm | 約9時間49分 | Microsoft Office | 顔認証 | デタッチャブル | 28.7cm | 20.9cm | 0.93cm | 1216g(実測値) | ||||
2 | レノボ IdeaPad|IdeaPad 5 2-in-1 Gen9(14型)カスタマイズモデル|83DRCTO1WWJP2 | ![]() | 4.46 | タッチパネルや変形機能を使い効率アップ。処理性能も良好 | 4.63 | 4.53 | 4.31 | 4.35 | 4.24 | 4.32 | 4.84 | 4.72 | 4.58 | 4.18 | 4.50 | 4.07 | 4.54 | 3.75 | AMD Ryzen 5 8645HS | Ryzen 8000シリーズ | Ryzen 5 | 6コア | 12スレッド | 平均10595.00pts | 平均1735.67pts | 16GB | M.2 SSD | 512GB | 6577.02MB/s | 4761.10MB/s | 438.76MB/s | 319.84MB/s | Windows 11 Home | 14インチ | WUXGA(1920×1200) | IPS | 270nit | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、microSDカードスロット | Wi-Fi 6 | 19.5mm | 約8時間38分 | 指紋認証 | コンバーチブル | 31.3cm | 22.7cm | 1.79cm | 1135g(実測値) | ||||||
3 | DELL Inspiron|14 2-in-1 | ![]() | 4.34 | 文章入力向きのキーボードと性能。インターフェースも充実 | 4.49 | 4.55 | 4.26 | 4.83 | 4.24 | 4.18 | 4.70 | 4.62 | 4.13 | 4.23 | 4.53 | 4.59 | 4.29 | 3.50 | AMD Ryzen 5 8640HS | Ryzen 8000シリーズ | Ryzen 5 | 6コア | 12スレッド | 平均10725.33pts | 平均1697.67pts | 8GB | M.2 SSD | 512GB | 3511.88MB/s | 1651.79MB/s | 446.95MB/s | 440.53MB/s | Windows 11 Home | 14インチ | WUXGA(1920×1200) | IPS | 270nit | USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、SDカードスロット | Wi-Fi 6E | 19mm | 約6時間30分 | 指紋認証 | コンバーチブル | 31.40cm | 22.62cm | 1.89cm | 1674g(実測値) | ||||||
4 | Dynabook dynabook|KZ20/X|W6KZ2XCUAB | ![]() | 4.05 | 2位 | 移動中に作業しやすいコンパクトサイズ。処理性能は低め | 2024/02 | 3.28 | 4.55 | 3.90 | 3.80 | 3.95 | 4.32 | 4.89 | 4.55 | 4.71 | 4.25 | 5.00 | 5.00 | 4.62 | 4.50 | Intel Celeron N4500 | Jasper Lake | Celeron | 2コア | 2スレッド | 平均1052.67pts | 平均561.00pts | 8GB | eMMC | 256GB | 273.62MB/s | 149.72MB/s | 28.18MB/s | 32.07MB/s | Windows 11 Pro | 10.1インチ | WXGA(1280×800) | TFT | 270nit | USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、microSDカードスロット | Wi-Fi 6E | 17mm | 約9時間39分 | 不明 | なし | デタッチャブル | 24.85cm | 18.55cm | 2.33cm | 1086g(実測値) | |||
5 | 富士通クライアントコンピューティング FMV LIFEBOOK|11.6型ワイド 2in1コンバーチブルノートPC|WQ1/K1 | ![]() | 3.97 | バッテリー持ちがよく、HDMI端子搭載。処理性能は低い | 2025/01 | 3.22 | 4.35 | 4.16 | 4.46 | 3.96 | 4.34 | 4.61 | 4.14 | 4.57 | 4.50 | 4.73 | 5.00 | 4.54 | 3.82 | Intel Celeron N4500 | Celeron | 2コア | 2スレッド | 平均918.33pts | 平均515.33pts | 8GB | eMMC | 128GB | 258.42MB/s | 184.12MB/s | 24.37MB/s | 20.27MB/s | Windows 11 Home | 11.6インチ | FWXGA(1366×768) | 不明 | 270nit | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C、ステレオミニプラグ(イヤホン端子) | Wi-Fi 6 | 18.5mm | 約8時間32分 | なし | コンバーチブル | 28.6cm | 20.2cm | 1.99cm | 1188g(実測値) | ||||||
6 | VETESA 14型ノートPC|HL140S16512 | ![]() | 3.87 | 14インチの大画面。処理性能やバッテリー持ちは物足りない | 3.69 | 4.10 | 4.20 | 3.41 | 4.24 | 4.15 | 4.14 | 4.38 | 3.49 | 3.14 | 5.00 | 3.84 | 4.29 | 3.50 | Intel Celeron N95 | Celeron | 4コア | 4スレッド | 平均2362.33pts | 平均871.00pts | 16GB | SSD | 512GB | 516.99MB/s | 483.80MB/s | 137.38MB/s | 195.48MB/s | Windows 11 | 14インチ | WUXGA(1920×1200) | IPS | 270nit | USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、microSDカードスロット、mini HDMI | Wi-Fi 6 | 20.15mm | 約3時間57分 | 不明 | WPS Office | 指紋認証 | コンバーチブル | 31.4cm(実測値) | 21.1cm(ヒンジ部分を除く実測値) | 1.8cm(実測値) | 1635g(実測値) |
2024/12/10 発売
CPUの型番 | Snapdragon X Plus |
---|---|
CPUマルチコアのスコア(実測値) | 平均8220.00pts |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | 256GB |
画面サイズ | 13インチ |
インターフェース | Thunderbolt 4 |
2in1タイプ | デタッチャブル |
良い
気になる
メモリ容量は16GB、CPUはAI処理に対応したSnapdragon X Plusを搭載しており、処理性能は良好。CPUマルチコアのスコアは平均8,220.00ptsを記録し、仕事でも使えるほどの高い性能です。GPUのスコアも比較した商品の平均値を大きく上回り、ストレージの読み書き速度も良好です。OSやソフトウェアもそれほど待たずに立ち上がるので、デスクワークで使用するには十分でしょう。
また、バッテリー持ちは約9時間49分と長く、本体の重さも1,216gと軽め。付属の充電器を含めた重さでも1,432gとそこまで負担にならない重さなので、毎日外出先に持ち運んで長時間作業したい人に向いています。
解像度は2,880×1,920と細かい文字もはっきり読み取れるレベルで、画面の見やすさは高評価を獲得しました。ディスプレイは多少の反射がありますが、通常使うぶんには気にならない程度。輝度は600nitと比較した商品のなかでも高く、屋外でも画面が見やすいといえます。インターフェースは、Thunderbolt 4対応のUSB Type-Cポートを2つ搭載しており、Wi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応。USB Type-AポートとHDMI出力端子はありませんが、ハブを使えば大抵の機器と接続できるでしょう。
キーピッチは19mmと一般的な範囲内にあり配列も自然で、キーボードの使いやすさは申し分ありません。タッチパッドは特別大きくありませんが、全体をクリックできるので使いやすいのが魅力。タイピングをしたモニターからは「キーの反発は軽めで、スムーズに打てる」との声が挙がりました。打鍵音は吸収されて響きにくい印象。タッチパッドは軽く指を動かすだけで反応しました。
カメラ・マイクを別途購入しなくても満足できることもメリット。スピーカーはややバランスが悪く低音よりも高音が大きく聴こえましたが、動画やオンライン通話をするのには十分な性能でしょう。マイクは雑音を適度にカットし、話す人の声が大きく聴こえるように強調されていました。WEBカメラの解像度は1440pと高く、白飛びして見えにくくならなかったため、十分な明るさで顔映りがよく見えるでしょう。
本体に加えてキーボードを別途購入する必要がある点には要注意ですが、タブレットとしての使いやすさと、PCとしての性能をバランスよく兼ね備えています。ビジネスシーンでの使用はもちろん、大学生の日常的な利用にもおすすめできる1台です。
CPUの世代 | |
---|---|
CPUの種類 | Snapdragon X Plus |
CPUコア数 | 10コア |
CPUスレッド数 | 12スレッド |
CPUシングルコアのスコア(実測値) | 平均1115.33pts |
ストレージ種類 | SSD |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 4792.45MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 2723.83MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 335.39MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 450.61MB/s |
OS | Windows 11 Home |
解像度 | 2880×1920 |
画面種類 | 不明 |
システム上の最大輝度 | 600nit |
無線LAN規格 | Wi-Fi 7 |
内蔵カメラ | |
キーピッチ(実測値) | 19mm |
USB PD対応 | |
搭載Office | Microsoft Office |
生体認証 | 顔認証 |
幅 | 28.7cm |
奥行 | 20.9cm |
高さ | 0.93cm |
重量 | 1216g(実測値) |
Microsoft Surface Pro, Copilot+ PCを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
CPUの型番 | AMD Ryzen 5 8645HS |
---|---|
CPUマルチコアのスコア(実測値) | 平均10595.00pts |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | 512GB |
画面サイズ | 14インチ |
インターフェース | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、microSDカードスロット |
2in1タイプ | コンバーチブル |
良い
気になる
CPUはAMD Ryzen 5 8645HSを搭載し、CPUマルチコアのスコアは平均10,595.00ptsと高い値を記録。10万円前後のモデル(2025年4月時点)のなかでは処理性能が非常に高く、オフィスワークに十分対応できる性能です。GPUのスコアも比較した商品の平均値より高め。メモリは16GBで、ストレージの読み書きの速さも申し分なく業務を効率よく進められるでしょう。
バッテリー持ちは約8時間38分と長め。電源のない場所でも長時間の連続使用ができますよ。PC本体と充電器を合わせた重さは1,442gと重すぎず、毎日持ち運ぶ人でも使いやすいでしょう。
輝度は270nit、解像度は1,920×1,200のWUXGAで、画面の見やすさも十分。角度によって反射が気になることもなく、一般的なデスクワークでは問題なく見えるでしょう。通信規格はWi-Fi 6・Bluetooth 5.0に対応しています。USB Type-Aポート・Type-Cポートに加え、HDMI出力端子・ステレオミニプラグ・microSDカードスロットも搭載され、1台で多くのデバイスと接続したい人でも満足できそうです。
キーピッチは19.5mmと少し広いものの、キーボードは一般的な配列で使いやすいのが魅力。タッチパッドは比較したなかでも大きめですが、上のあたりをクリックするときは強めに押し込む必要がありました。タイピングをしたモニターからは、「キーキャップの形状が直線的でフィット感はないが、大きいので打ちやすい」との声が。打鍵音は落ち着いた低音で、タッチパッドの反応も悪くはありません。
スピーカーは高音が控えめですが、動画を楽しむには気にならない音質です。マイク性能は優れており、空調などの雑音をカットし、人の声がクリアに聞き取れるでしょう。カメラの解像度は1080pで、明るく自然な色味です。顔映りは良好でWEB会議でも十分使用できるでしょう。
高い処理性能とインターフェースの充実さ、使いやすいタッチパネルが魅力。ビジネスシーンでの活躍が期待できる1台です。
CPUの世代 | Ryzen 8000シリーズ |
---|---|
CPUの種類 | Ryzen 5 |
CPUコア数 | 6コア |
CPUスレッド数 | 12スレッド |
CPUシングルコアのスコア(実測値) | 平均1735.67pts |
ストレージ種類 | M.2 SSD |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 6577.02MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 4761.10MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 438.76MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 319.84MB/s |
OS | Windows 11 Home |
解像度 | WUXGA(1920×1200) |
画面種類 | IPS |
システム上の最大輝度 | 270nit |
無線LAN規格 | Wi-Fi 6 |
内蔵カメラ | |
キーピッチ(実測値) | 19.5mm |
USB PD対応 | |
搭載Office | |
生体認証 | 指紋認証 |
幅 | 31.3cm |
奥行 | 22.7cm |
高さ | 1.79cm |
重量 | 1135g(実測値) |
Lenovo IdeaPad 5 2-in-1 Gen9を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
CPUの型番 | AMD Ryzen 5 8640HS |
---|---|
CPUマルチコアのスコア(実測値) | 平均10725.33pts |
メモリ容量 | 8GB |
ストレージ容量 | 512GB |
画面サイズ | 14インチ |
インターフェース | USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、SDカードスロット |
2in1タイプ | コンバーチブル |
良い
気になる
CPUはAMD Ryzen 5 8640HSを搭載し、処理性能も良好。CPUマルチコアのスコアは平均10,725.33ptsと比較したなかでもトップクラスの数値で、GPUのスコアも平均値以上でした。ただし、メモリは8GBと少なめで、デスクトップを複数使った作業など、メモリの消費が大きい作業には不向きでしょう。
バッテリー持ちは約6時間30分で、比較した商品のなかでは短め。外出時は充電器の携帯をおすすめします。本体と充電器を合わせた重さは1,972gと重めですが、通学・通勤でも持ち運べる程度です。
輝度は270nitで、明るい屋外だと見づらい可能性があるものの、屋内での使用であれば支障はないでしょう。解像度はWUXGAで、画面の見やすさは良好だといえます。USB Type-A・USB Type-Cポートを搭載し、インターフェースは充実。ステレオミニプラグやHDMI端子、SDカードスロットもあり、1台で多くのデバイスとの接続に対応します。
低音は控えめですが、高音はよく聴こえてスピーカーの音質は良好です。マイクは空調などの雑音も少なく、人の声がクリアに相手に届けられるでしょう。WEBカメラの解像度は1080pで、オンライン会議でも活用可能。色味の偏りがあるものの白飛びはなく、明るく血色感のよい顔映りが期待できます。
外カメラやタッチペンのないコンバーチブルタイプなので、タブレットとしての使いやすさは物足りません。キーボードの使いやすさは秀逸だったので、文字入力が多い人はぜひ検討してください。
CPUの世代 | Ryzen 8000シリーズ |
---|---|
CPUの種類 | Ryzen 5 |
CPUコア数 | 6コア |
CPUスレッド数 | 12スレッド |
CPUシングルコアのスコア(実測値) | 平均1697.67pts |
ストレージ種類 | M.2 SSD |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 3511.88MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 1651.79MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 446.95MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 440.53MB/s |
OS | Windows 11 Home |
解像度 | WUXGA(1920×1200) |
画面種類 | IPS |
システム上の最大輝度 | 270nit |
無線LAN規格 | Wi-Fi 6E |
内蔵カメラ | |
キーピッチ(実測値) | 19mm |
USB PD対応 | |
搭載Office | |
生体認証 | 指紋認証 |
幅 | 31.40cm |
奥行 | 22.62cm |
高さ | 1.89cm |
重量 | 1674g(実測値) |
Dell Inspiron 14 2-in-1を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
2024/02 発売
CPUの型番 | Intel Celeron N4500 |
---|---|
CPUマルチコアのスコア(実測値) | 平均1052.67pts |
メモリ容量 | 8GB |
ストレージ容量 | 256GB |
画面サイズ | 10.1インチ |
インターフェース | USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、microSDカードスロット |
2in1タイプ | デタッチャブル |
良い
気になる
メモリ容量は8GB、CPUはIntel Celeron N4500を搭載しており、処理性能はいまひとつ。CPUマルチコアのスコアは1052.67pts、GPUのスコアも比較した商品のなかでは低めでした。文章入力程度の作業では使用中の処理の重さを感じることは少なかったものの、複雑な作業で不便さを感じるかもしれません。
画面の輝度は270nit、解像度は1,280×800のWXGAと低めですが、一般的な作業や屋内での使用には問題ありません。ステレオミニプラグやUSB Type-A・USB Type-Cポートを備え、インターフェースは充実。microSDカードスロットもありデータの保存に役立ちます。
キーピッチは17mmと狭く、キーが小さめで操作には慣れが必要です。タイピングをしたモニターからは、「キーキャップが小さく、タイピングミスが増えた」「軽めのタッチでも底打ち感がある」との声が挙がり、長時間文章入力をする人にはあまり向いていません。打鍵音はありますが、周囲に雑音がある環境なら気にならない程度です。
高音のほうが響きが大きかったものの、スピーカーの音質は十分。マイク性能は優秀で、雑音を大幅にカットでき、人の声はクリアで聞きとりやすいのが魅力です。WEBカメラの解像度は720pと低めですが、明るさや色味に気になる点はなく白飛びせずに顔を映せます。オンライン会議にも利用しやすいでしょう。
デタッチャブルタイプなので、タブレットとしては使いやすいといえます。外カメラを搭載しており、タッチペンも別売りで購入可能。新幹線の簡易テーブルのような狭いスペースにも置けるので、処理性能の低さには注意が必要ですが、文章を書いたりメールを返信したりする作業を移動中に行いたい人にとっては選択肢になるでしょう。
CPUの世代 | Jasper Lake |
---|---|
CPUの種類 | Celeron |
CPUコア数 | 2コア |
CPUスレッド数 | 2スレッド |
CPUシングルコアのスコア(実測値) | 平均561.00pts |
ストレージ種類 | eMMC |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 273.62MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 149.72MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 28.18MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 32.07MB/s |
OS | Windows 11 Pro |
解像度 | WXGA(1280×800) |
画面種類 | TFT |
システム上の最大輝度 | 270nit |
無線LAN規格 | Wi-Fi 6E |
内蔵カメラ | |
キーピッチ(実測値) | 17mm |
USB PD対応 | 不明 |
搭載Office | |
生体認証 | なし |
幅 | 24.85cm |
奥行 | 18.55cm |
高さ | 2.33cm |
重量 | 1086g(実測値) |
2025/01 発売
CPUの型番 | Intel Celeron N4500 |
---|---|
CPUマルチコアのスコア(実測値) | 平均918.33pts |
メモリ容量 | 8GB |
ストレージ容量 | 128GB |
画面サイズ | 11.6インチ |
インターフェース | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C、ステレオミニプラグ(イヤホン端子) |
2in1タイプ | コンバーチブル |
良い
気になる
富士通クライアントコンピューティングの「FMV LIFEBOOK 11.6型ワイド 2in1コンバーチブルノートPC WQ1/K1」は、HDMI端子が搭載されたバッテリー持ちがよい2in1 PCです。約8時間32分と長く使えて外出先での作業に便利。本体と充電器を合わせた重さは1,435gと重すぎず、毎日持ち運びたい人にも使いやすいでしょう。
CPUはIntel Celeron N4500で、メモリ容量は8GBと低め。CPUマルチコアのスコアは平均918.33ptsと比較したなかの平均値を大きく下回り、処理性能はいまひとつです。GPUのスコアも振るわず、アプリを2つ同時に起動させると処理に時間がかかりました。ブラウジングや文書作成程度なら気になりませんが、高い処理性能を求める用途には向きません。
画面の輝度は270nit、解像度はFWXGAと低めですが、一般的なデスクワークや屋内での使用なら問題ありません。HDMI端子やステレオミニプラグ、USB Type-A・Type-Cポートを搭載し、インターフェースは充実しています。
打鍵音は気にならないものの、キーの反発は強め。タイピングをしたモニターからは、「キーが少し小さめで打ち込みにくい」との声が挙がりました。キーピッチは18.5mmと一般的な範囲内。タッチパッドの面積も狭くはありません。
スピーカーの音質は十分で、低音は控えめですが高音がよく聴こえます。マイクは高い周波数の音が低減され、空調などの雑音がカットされました。人の声がクリアに聞こえ、オンライン会議などにも活躍できるでしょう。WEBカメラの解像度は720pと低めで明るさも足りず、色味には偏りがありました。白飛びは気にならなかったので、明るい室内で使用しましょう。
コンバーチブルタイプですがキーボード側にもカメラがあり、360度回転させると外カメラのように使えます。ドキュメントスキャン・QRコードリーダーが使える点も便利。タッチペンは別途購入可能です。ただし、処理性能がそこまで高くないので、使っているうちに不便さを感じる可能性もある点には留意してください。
CPUの世代 | |
---|---|
CPUの種類 | Celeron |
CPUコア数 | 2コア |
CPUスレッド数 | 2スレッド |
CPUシングルコアのスコア(実測値) | 平均515.33pts |
ストレージ種類 | eMMC |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 258.42MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 184.12MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 24.37MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 20.27MB/s |
OS | Windows 11 Home |
解像度 | FWXGA(1366×768) |
画面種類 | 不明 |
システム上の最大輝度 | 270nit |
無線LAN規格 | Wi-Fi 6 |
内蔵カメラ | |
キーピッチ(実測値) | 18.5mm |
USB PD対応 | |
搭載Office | |
生体認証 | なし |
幅 | 28.6cm |
奥行 | 20.2cm |
高さ | 1.99cm |
重量 | 1188g(実測値) |
CPUの型番 | Intel Celeron N95 |
---|---|
CPUマルチコアのスコア(実測値) | 平均2362.33pts |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | 512GB |
画面サイズ | 14インチ |
インターフェース | USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、microSDカードスロット、mini HDMI |
2in1タイプ | コンバーチブル |
良い
気になる
バッテリー持ちは約3時間57分とかなり短く、外出時は充電器を持ち歩く必要があります。本体と充電器を合わせた重さは1,741gと比較した商品のなかでは重めですが、通学・通勤の持ち運びには困らないでしょう。
画面の輝度は270nit、解像度は1,920×1,200のWUXGAで画面の見やすさは良好です。インターフェースは必要最低限はそろっており、USB Type-AポートとUSB Type-Cポートに加え、miniHDMI端子、ステレオミニプラグやmicroSDカードスロットを搭載しています。
キーボードは底打ち感が少なく、安定して打てるのは魅力。打鍵音も気にならず、タイピングをしたモニターから「キーキャップに凹みがなく指にフィットしにくい」との声が挙がりました。キーピッチは20.15mmと広めかつ、US配列のキーボードなのではじめて使う人は慣れが必要でしょう。
スピーカーの音質は低音が控えめで、高音が強調されています。マイク性能は空調などの雑音が気になりますが、人の声が聞き取りにくいほどではありません。WEBカメラの解像度は1080pで、角度による反射の影響は少なめ。色味や明るさは良好で白飛びはありませんでした。
CPUの世代 | |
---|---|
CPUの種類 | Celeron |
CPUコア数 | 4コア |
CPUスレッド数 | 4スレッド |
CPUシングルコアのスコア(実測値) | 平均871.00pts |
ストレージ種類 | SSD |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 516.99MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 483.80MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 137.38MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 195.48MB/s |
OS | Windows 11 |
解像度 | WUXGA(1920×1200) |
画面種類 | IPS |
システム上の最大輝度 | 270nit |
無線LAN規格 | Wi-Fi 6 |
内蔵カメラ | |
キーピッチ(実測値) | 20.15mm |
USB PD対応 | 不明 |
搭載Office | WPS Office |
生体認証 | 指紋認証 |
幅 | 31.4cm(実測値) |
奥行 | 21.1cm(ヒンジ部分を除く実測値) |
高さ | 1.8cm(実測値) |
重量 | 1635g(実測値) |
マイベストではベストな2in1 PCを「処理性能が高く仕事をフレキシブルにサクサクこなせて、動画視聴やブラウジングなどの趣味も楽しめる2in1 PC」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のモバイルPCを集め、以下の14個のポイントで徹底検証しました。
検証①:処理性能の高さ
検証②:インターフェースの充実さ
検証③:タイピングの気持ちよさ
検証④:キーボードの使いやすさ
検証⑤:画面の見やすさ
検証⑥:スピーカーの音質のよさ
検証⑦:マイク性能の高さ
検証⑧:WEBカメラの顔映りのよさ
検証⑨:バッテリー持ちのよさ
検証⑩:保証・サポートの選択肢の多さ
検証⑪:本体の熱くなりにくさ
検証⑫:稼動音の静かさ
検証⑬:持ち運びやすさ
検証⑭:タブレットとしての使いやすさ
今回検証した商品
CPUの処理性能
CPUのパフォーマンスを比較するベンチマークソフトであるCinebench R23を使用し、マルチコア・シングルコアをそれぞれ3回計測。平均値を評価しました。
マルチコアは12,000pts以上・シングルコアは2,000pts以上は最高スコアとし、処理が高速なものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
ストレージの処理性能
ストレージのスピードを測定するソフトであるCrystalDiskMarkを使用し、3回計測。連続したデータの読み書きであるSEQ1MQ8T1 Read・SEQ1MQ8T1 Writeの値と、ランダムなデータの読み書きであるRND4KQ32T16 Read・RND4KQ32T16 Writeの値の平均値をそれぞれ評価しました。
SEQ1MQ8T1 Readは10,000MB/s・SEQ1MQ8T1 Writeは8,000MB/s・RND4KQ32T16 ReadとRND4KQ32T16 Writeは1,000MB/s以上は最高スコアとし、読み書きの処理が高速なものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
GPUの処理性能
グラフィック性能を測定するベンチマークソフトである3DMark Professional EditionのWild Life ExtremeでGPUスコアを3回測定。8,500以上は最高スコアとし、グラフィック処理に優れたものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
メモリ容量
本体内蔵メモリの容量を本体システムから確認。32GB以上は最高スコアとし、搭載されているメモリ容量が大きいものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
浅い打鍵感のキーボードに慣れているモニター5人・深い打鍵感のキーボードに慣れている5人のモニターが、以下の方法で各検証を行いました。
ノートパソコンのキーボードで文章を打ち、タイピングの気持ちよさを以下の項目ごとに「とても満足:5」「満足:4」「普通:3」「不満:2」「とても不満:1」の5段階で評価し、その平均点で各商品のおすすめ度をスコア化しました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
メーカー公式の仕様とWindows 11 DirectX診断ツールでパネルの最高輝度を調べました。
600nit以上は最高スコアとし、晴れた屋外でも画面が見やすいものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
解像度の高さ
メーカー公式の仕様とWindows 11 DirectX診断ツールでパネルの解像度を調べました。
4K以上は最高スコアとし、1画面で複数ウインドウを開いても文字が読めマルチタスクができるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
角度によって見え方が変わらないか
デスクに座り画面を前に10度・後ろに10度傾け、スプレットシートの罫線が見えにくくならないかを調べました。
画面が白っぽく反射せず、視野角が狭すぎないものをおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
ピンクノイズをパソコンのスピーカーから最大音量で流し、コンデンサマイクを使って録音。録音した音声データをWAVEファイルに書き出し、分析ソフトを使って各項目を評価しました。
音のバランスのよさ
可聴域(22.5〜20,000Hz)の周波数特性の標準偏差を算出し、周波数特性のばらつきをチェックしました
標準偏差0を最高スコアとし、低音から高音までバランスよく出ているものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
低音のポテンシャル
可聴域の周波数特性の平均値と63Hzの値との差と可聴域の周波数特性の平均値と125Hzの値との差をチェックしました
+5dB以上は最高スコアとし、可聴域の平均値より低音が出ているものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
高音のポテンシャル
可聴域の周波数特性の平均値と16,000Hzの値との差をチェックしました
+15dB以上は最高スコアとし、可聴域の周波数特性の平均値より高音が出ているものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
男性・女性がマイベストのコンテンツ内の文章を読み上げている音声データをスピーカーで流し、Windows標準ソフト「サウンドレコーダー」で録音。WAVE形式で保存し、分析ソフトを使って各項目を評価しました。今回は、ノイズキャンセルやマイクの指向性の設定ができるものは有効化したうえで検証しています。
人の肌や目の質感に近いシリコンダミーヘッドを、実際の使用シーンの画角に合わせノートパソコンの内蔵カメラで撮影。撮影した動画データから画像をキャプチャし、ペイントツールを使って各項目を分析しました。
カメラの性能
カメラ情報と本体のカメラ位置を確認し、下記のポイントごとに点数付けをしました。
画角が正常で解像度が高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
顔色の明るさ
スポイトツールで4点のHSV色空間の情報を取得、各項目の平均値を算出しました。
V(明度)230以上は最高スコアとし、顔色が明るく見えるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
唇の血色感
スポイトツールで上唇中央のHSV色空間の情報を取得し分析しました。
唇の色が鮮やかで血色感がよく見えるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
色味の自然さ
スポイトツールでマイベストTシャツのロゴ下のHSV色空間の情報を取得し、より色味が白に近いかをチェックしました。
彩度(S)の値が0以下を最高スコアとし、不自然に色味がかっていないものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
白飛びしていないか
スポイトツールで肩口と肩口付近の壁のHSV色空間の情報を取得し、白飛びしていないかをチェックしました。
明度が245未満で、Tシャツと壁付近の明度の差が2以下でないものを最高スコアとし、白飛びしていないものがおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
満充電からバッテリー切れの状態になるまで動画を連続再生し、Windowsに標準搭載されているBatteryreportでログを確認しました。
720分(12時間)以上は最高スコアとし、半日以上バッテリーがもち、出先でも朝から晩まで充電を気にせず作業できるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
Cinebench R23でCPUに高い負荷をかけ、完了後すぐにサーモカメラで本体表面の温度を測定し、下記の温度をチェックしました。
本体の左手位置
平均温度は25℃以下・最高温度は30℃以下は最高スコアとし、高い負荷のかかる作業をしても全く熱くならず、熱の不快さが作業の妨げになることがないものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
Cinebench R23でCPUに10分間負荷をかけ、10分間の等価騒音を測定しました。
25dB以下は最高スコアとし、静かな部屋で作業してもファンの音が気にならないものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
重さ
1g単位で計量できるはかりを使用し、本体と充電器の重さを測定しました。
800g以下は最高スコアとし、軽いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
大きさ
メジャーでPCの縦・横の長さを測定しました。
縦×横の面積が60,000mm²以下のものを最高スコアとし、本体のサイズが小さくかさばらないものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
厚さ
デジタルノギスで本体の厚みを測定しました。今回は表面を傷つけないためにノギスをマスキングテープで保護し、マスキングテープ分の厚みを引いて測定しました。
8mm以下は最高スコアとし、本体が薄くカバンの中でもかさばらないものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「タブレットのように快適に使える」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
1位: マイクロソフト|Surface|Pro|Copilot+ PC|EP2-19223
2位: レノボ|IdeaPad|IdeaPad 5 2-in-1 Gen9(14型)カスタマイズモデル|83DRCTO1WWJP2
3位: DELL|Inspiron|14 2-in-1
4位: Dynabook|dynabook|KZ20/X|W6KZ2XCUAB
5位: 富士通クライアントコンピューティング|FMV LIFEBOOK|11.6型ワイド 2in1コンバーチブルノートPC|WQ1/K1
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話・モバイル端末
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他