RMKのマルチクレヨンは、名前どおりのクレヨンのような見た目が特徴的です。とてもコンパクトなので、ポーチインにぴったり。外出先でもサッと取りだして、気軽にお直しができますよ。テクスチャはやや硬め。加えて先端が角張っているので、リップクリームのように直接肌に塗るのは難しいでしょう。指を使って少しずつ重ねると、高発色のレッドカラーもよく肌になじみます。また、キープ力は優秀です。水分や摩擦に強く、ちょっとの刺激では大きく崩れません。使うシーンを選びにくいのは、うれしいポイントです。さらに、チークだけではなくアイシャドウやリップにも使えるのは大きな魅力。あまり多くのメイク用品を持ちたくない人や同色系メイクに挑戦したい人に、とくにおすすめできます。
CHANEL レ ベージュ スティック ベル ミン
レ ベージュ スティック ベル ミンは、汗をしっかり弾くものの、擦れには弱い傾向にありました。夏場やマスクメイクの際は注意が必要です。汗や水に濡れただけでは落ちませんが、擦るとやや色落ちしてしまいます。泣いたり汗をかいたときはタオルで拭わず、やさしく押さえるときれいな色味が続くでしょう。一方、仕上がりは優秀です。検証に使用したBLUSH No.25は、鮮やかに発色しながらも繊細な血色感やツヤを感じられました。品のある大人を演出したい人におすすめです。また、塗り心地や容器の使い勝手も好評でした。とはいえ、クリームチークはほかにもたくさん販売されています。マスクをしても落ちにくい商品もご紹介するので、あわせて検討してみてくださいね。
セルヴォーク カムフィー クリームブラッシュは、使うシーンに気をつけたい商品です。濡れると滲み、擦れるとヨレて色伸びしてしまいます。汗をかきやすいシーンにはあまり向きません。しかし、仕上がりはトップレベルです。今回使用したローズカラーは、落ち着いた印象のトレンド顔を作れました。ベタつかずサラッとしたつけ心地で、ほどよいツヤと立体感がほしい人におすすめです。使用感の検証でも、硬めのクリームながら伸びよく広がり、ムラにならない点が好評でした。鏡付きのケースはポーチに入れやすいサイズなので、出先でのメイク直しに重宝しますよ。とはいえ、クリームチークはほかにもたくさん販売されています。どんなときにも使えるものがほしい人は、より落ちにくい商品も検討してみてくださいね。
クレ・ド・ポー ボーテ ブラッシュクレームは、仕上がりの良さ・落ちにくさの両方で最高得点を獲得しました。透明感と美しいツヤの両方が手に入り、肌がきれいに見えるとメイクさんからも高評価を得ています。ナチュラルな血色感が出せる上に、ぼかしやすいところも高く評価されました。肌との境目をポンポンするだけでグラデーションも思いのまま。軽くなじませるだけでOKなので、ベースメイクのヨレが心配な方にもおすすめできます。また、落ちにくさも優秀。汗や擦れに強く色モチが良いため、オイリー肌でチークが消えやすい方でも使いやすいでしょう。肌が乾燥気味で、潤い感を演出したいという方にもぴったりな商品です。
アクアアクア クリームチークは、美しい仕上がりが魅力のチーク。しかし、落ちやすさがやや気になるアイテムでした。石けんでオフできるせいか汗や擦れに弱く、夏に使用する場合や汗をかきやすい人はメイク直しをまめにするなどの対策が必要です。しかし人気上位のアイテムと比較しても引けを取らない、美しい仕上がりはポイント!日本人の肌に合う色味と肌なじみの良さで、ナチュラルな表情になりますよ。発色は控えめですが、少しずつ重ねることでキレイに発色。メイク慣れしていない初心者でも失敗しにくいという点で高評価でした。ツヤツヤではなくふんわり系の仕上がりなので、脂性肌の人にもおすすめです。肌なじみの良いチークがお好みの人はもちろん、べたつかないオーガニックコスメを探している人はぜひ試してみてください。
オルビスのグロウスキンコンパクトは、ナチュラルな仕上がりが好みの人におすすめです。やや硬めの質感で、発色は控えめ。しかし検証では、肌なじみのよさが高く評価されました。自然な血色感と適度なツヤを演出できるので、日常使いにぴったりです。また、落ちにくさも優秀。人工汗液を吹きかけても、摩擦を加えても色落ちしません。汗をかきそうな日や、長時間メイク直しできない日にも使いやすいでしょう。ほかにも、高発色で大人っぽく仕上がる商品を紹介しています。ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。