コストコ ティンバーリッジ アルミニウム製キャンプテーブルは、屋外でも快適に調理や食事をしたい人におすすめです。レバーで簡単に高さが変えられるうえ、無段階で調整が可能。比較したほかの商品には高さに制限があるものや調節不可なものもありましたが、こちらは臨機応変な使い方ができます。太めの脚が八の字に広がり、天板に手を付いて立っても横揺れしないほど安定していました。ダッチオーブンを置いてもたわまず、熱による変色や変形もありません。ただし、ダッチオーブンをずらすとやや傷がついたため、鍋敷きなどを活用して傷を防ぎましょう。2つのパーツを合わせる組み立て式になっており、脚部に天板をはめるだけととっても簡単。幅は110cmで、4人でも使いやすい大きさです。折りたたむと細長くコンパクトになるので、収納スペースに余裕がない人も手に取りやすいでしょう。比較した商品には1万円以上のものが多く並ぶなか、公式サイトでの価格は税込7,280円(執筆時点)というリーズナブルさも見逃せません。機能面だけでなくコスパのよさもふまえると、ぜひ候補に入れたい一品です。
今回検証したクリーンカンティーン インスレート TKwideは、肝心の保温力が低く、保冷力も並程度の評価でした。保温力が低く、温かい飲み物の温度が下がってしまうため、ホットコーヒーなどを入れるのには不向きです。一方、保冷力は並程度。スポーツドリンクなどの冷たい飲み物を入れる方には検討の余地があるでしょう。また、ボトル本体は飲み口が広くて飲みやすく、耐久性も問題なし。液体がこぼれる心配もありません。フタは細かい溝のないシンプルな構造になっているので、使い終わったら隅々まで簡単に洗えますよ。使いやすさ重視の方にはおすすめですが、機能性重視の方にはおすすめできません。
ORCA Coolers 40 Quart クーラーボックス
オルカ ORCA Coolers 40 Quart クーラーボックス ORCW040は、持ち上げやすく使い勝手のよいものを探している人におすすめ。実際に3名の男性が使用したところ、持ち手がラバー製かつアーチ状で滑りにくく、手に負担をかけず持ち運べました。比較したほかの商品は、持ち手が手に食い込み痛みを伴うものもあったなか、楽に持ち上げられます。また、メーカーの謳うとおり背面にポケットがあるのもうれしいポイント。キャンプに必要な小物を一緒に収納できて便利です。容量は約38L。口コミどおり家族で一泊するのにちょうどよいでしょう。広めの開口部でものの出し入れもしやすく、実際に使用したモニターからは「ストレスなく入れられる」と好評でした。大きめの排水穴があるうえ傾斜がついているので、使用後、中の水を流すのも容易。内部に凹凸がないため、拭き掃除もしやすいですよ。保冷力も非常に高く、32℃の状況下で8時間放置した後の氷は72.6%残りました。比較したなかには50%も残らなかったものも。しっかり外気を遮断できるので、食材や飲み物を長時間冷やせそうです。唯一惜しいのは、フタ上のゴム製のハンドルが硬く開閉時に力が必要な点。比較したなかには、ボタンひとつで開けられるものもあったことをふまえると、やや手間に感じるでしょう。ハンドルがシャチの尻尾型になっており見た目もおしゃれですが、ストレスなく開け閉めしたいならほかの商品もチェックしてみてください。
コールマン ツーリングドーム STは、バイクツーリングに使える広いソロテントがほしい人におすすめです。収納時のサイズは直径23×幅54cmとコンパクト。重量は4.4kgと、比較した商品の平均約2.6kgより重たいものの、バイクの荷台に積むのには困りません。背の高い前室があるため、居住空間の広さで選びたい人にはよいでしょう。実際に組み立てたモニターからは、フレームが色分けされていてわかりやすい点が支持されました。しかし、フレームが3つあるため、「独特な形ゆえ理解に時間がかかる」との声も。比較したなかには直感的に設営できるシンプルな構造のものもあり、高評価とはなりませんでした。「フライシートはフックで引っ掛けるだけと簡単」といった意見も出ており、慣れれば口コミ同様に簡単に組み立てられるでしょう。外気温がテント内に伝わりにくいダブルウォール構造なので、真夏や冬場も過ごしやすいですよ。値段は執筆時点で税込21,780円(公式サイト参照)と、比較したなかでは中価格帯。組み立てに時間がかかるのは惜しいものの、バイクでツーリングを楽しみ、自然の中でゆったり過ごしたい人にはぴったりな一品です。「軽くて使い勝手がよい」との口コミほど軽量ではないため、ザックで持ち運びたい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
Coleman 54QT ステンレススチールベルトクーラー
コールマンのステンレススチールベルトクーラーは、保冷力を重視する方におすすめです。検証での氷の残存率は約74.2%と、比較した商品の中でもトップクラスの数値を記録。断熱材の厚みは他の上位商品と比べると約3cmと薄いにもかかわらず、優れた保冷力を発揮しました。また、使いやすさも良好です。細めの持ち手で持ち運びにくい点は惜しいものの、フタの開閉はしやすく、レバーを回すだけで簡単にロックできました。さらに安定感があるのに加え、口が広く、ものの出し入れもスムーズ。凹凸のないシンプルな作りで、お手入れにも手間がかかりません。使い勝手・保冷力を、バランスよく兼ね備えています。
CAPTAIN STAG シエロ クーラーボックス
キャプテンスタッグのシエロ クーラーボックス M-8175は、使い勝手のよさと、ソロキャンプなどに向く小さめサイズが特徴的。比較した商品内には容量40Lを超える大型タイプもありましたが、本品は容量12Lとコンパクト。重量も1.4kgと軽いうえ、持ち手は太めで手に食い込みません。実際に使った3人のモニターからも「軽くて持ち運びやすい」と好評でした。口コミに反して、フタの開閉も簡単です。比較したほかの商品にはフタを閉める際に力を要するものがあったなか、軽く押し込むだけで閉じられました。開口部は大きめで、ものの出し入れもスムーズ。2Lペットボトルは斜めにしか入りませんが、500mLペットボトルなら立てたまま収納できますよ。手入れにも手間はかかりません。内部には凹凸が少なく、隅々まで汚れを拭き取れます。モニターからは「しっかり手が届き、手入れしやすい」との声も。比較した商品の半数以上についていた水抜き穴がないのは気になりますが、サイズは大きすぎないためひっくり返せば排水できるでしょう。一方口コミの指摘どおり、肝心の保冷力はいまひとつ。実際に中に氷を入れて32℃の環境下に8時間放置したところ、氷はわずか17.6%しか残りませんでした。比較した全商品の平均残存率が60%(執筆時点)だったことをふまえると、冷たさを数時間しか保てず暑い季節には不向きといえます。コンパクトなサイズで扱いやすく、フタの開閉から手入れまで楽にできるのは利点ですが、上位商品には使いやすさ・保冷力の高さを兼ね備えたものも。夏場などの暑い時期のアウトドアに使いたい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。