フィリップス ソニッケアー 3100シリーズ HX3671/33は、シンプルな機能で使い心地のよい電動歯ブラシを使いたい人におすすめです。比較したなかには130g前後の重めの商品もありましたが、本商品は太さ8cm ・重量97gと細身で軽く、実際に使ったモニターからも「軽量で手が疲れにくい」と好印象。口コミで危惧されていた振動音もあまり気にせず使用できました。振動がやさしいW音波式を採用しており、比較した回転式の商品と比べても、歯や歯茎への圧はそこまで強くありません。モニターからも「圧が強すぎず磨きやすかった」との声が多くあがりました。ヘッドの先端が細く、口の中でも動かしやすいのも魅力です。一方ブラシが縦に大きいため、口が小さな人だと奥まで届きづらい可能性があります。歯垢の落としやすさも良好です。模型に人工プラークを塗ってブラッシングしてみると、歯の溝や歯と歯茎の間の歯垢はおおむね落とせました。しかし、奥歯の歯間や歯の裏はやや磨きにくい様子。比較したなかでは歯垢を落としやすいW超音波式であるものの、縦長のブラシでややブレやすいようです。奥歯は念入りなケアが必要でしょう。強い圧がかかったことがわかる過圧防止機能は搭載しているものの、ブラッシングモードは1つのみ・防水機能もなしと、機能性はいまひとつ。そのぶん操作はシンプルですが、磨き方にこだわりたい人には物足りないでしょう。より効率的に歯磨きしたい人は、ほかの商品をチェックしてみてくださいね。
MIRISE infly PT02 リニア音波振動式高速電動歯ブラシは、初心者さんにもおすすめできる商品です。実際に使ってみたところ、歯頚部・歯の裏・奥歯の汚れを落とせました。歯間や歯の溝など少々歯垢が残った箇所があるものの、丁寧に当てれば汚れを十分オフできそうです。本品は比較したなかで歯垢除去力が弱い傾向があった音波式ながら、「奥歯までしっかり磨ける」との口コミどおりきれいな歯を保ちやすいでしょう。磨き心地も申し分なし。音波式のわりには歯や歯茎にかかる圧は少々強めですが、商品を使ったモニターから「強すぎず弱すぎずよかった」「ちょうどよい使い心地」とのプラスの声が聞かれました。ヘッドがコンパクトなので、口内で動かしやすい点もメリット。「磨き心地が物足りない」との口コミに反し、使用後にはモニターから「すっきり感があった」と評されています。55dB以下の静音設計を謳うだけあり、音が気になりにくい点もモニターから好印象。頭に響くような振動音がするものが多く見られた回転式に比べ、こちらは歯医者で治療をするときの刺激や振動音が苦手な人でも使いやすいでしょう。スイッチがやや押しにくいものの、軽量な本体は魅力。グリップは細身なので、手が小さい女性の使用にも向いていますよ。防水機能を搭載し、お風呂で歯磨きしたい人にもぴったり。ブラッシングモードは4種類と多く、機能性の高さも目を引きます。ただし、比較したなかで約4割の商品が搭載していた過圧防止機能はついていないので、力加減に注意しながら使用してくださいね。執筆時の価格は税込9,900円(公式サイト参照)。1万円を切る低価格帯ながら、磨き心地・使い心地に優れていて、コスパのよい商品といえます。はじめての人でも挑戦しやすいため、ぜひこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。
フィリップス ソニッケアー エキスパートクリーン 7500 HX9692は、充実の機能で口腔内をトータルケアしたい人におすすめです。検証した商品中3割程度しかなかったアプリ連動タイプで、歯磨きの回数・時間・強さなどの記録が可能。磨きグセをチェックしながら使えます。本体には舌磨きを含む3種類のヘッドが付属するうえ、ブラッシングモードは4種類と豊富です。口内に負担をかけすぎないように過圧防止機能もついているため、電動歯ブラシに慣れていない人も使いやすいでしょう。モニター5人が参加した使いやすさの検証では、「手になじんで握りやすい」「直感的に操作できる」と高評価を獲得しています。口コミと同様に「手が滑りやすい」という声も一部ありましたが、ほぼ気にならないレベルでした。振動が強い影響もあり、歯磨き後は「すっきりする」という声が多数。慣れるまでは、弱モードから始めてみてくださいね。ただし、歯列模型に塗った人工プラークを除去する検証では、表面・歯間などを落としきれず、評価が伸び悩みました。ヘッドが大きいため、「歯の裏側が磨きにくい」という口コミどおり届きづらい印象です。すみずみまできれいに磨きたい人は、ほかの商品を含めて検討してみてはいかがでしょうか。
G・U・M ガム歯周プロケア ハグキケア電動ハブラシ
サンスター ガム歯周プロケア ハグキケア電動ハブラシは、奥歯まできれいに磨きたい人におすすめです。実際に5人のモニターが使用したところ、「ブラシが歯1本1本に密着してしっかり磨ける」と好印象。比較したなかには、ブラシが奥歯まで届かないものもあったなか、メーカーの謳い文句どおりのヘッドの薄さでスムーズに動かせました。圧の弱さや爽快感の物足りなさを指摘する口コミに反し、使用感も好評です。こちらもモニターから「適度な圧でしっかり磨かれている」との声が多くあがりました。ブラッシング後はさっぱりとした爽快感が得られと感じた人も多く、心地よい磨き心地を感じられるでしょう。歯垢の落としやすさも高評価です。人工プラークを塗った歯列模型をブラッシングした結果、歯頚部(歯茎と歯の間)・歯の溝・歯間の汚れも、はおおむね落とせていました。比較したほかの商品と同様、奥歯や犬歯の歯間など磨きにくい部分に少々プラークが残ったので、歯間クリーナーなどを併用するとさらにきれいに汚れを落とせますよ。スイッチのボタンは大きく、操作も良好。比較したなかにはボタンが小さく押しにくいものもあったなか、こちらはちょうど親指のあたる位置にあり、楽に押せました。振動音も不快に感じることはありません。しかし、持ちやすさはいまひとつ。モニターからも「ツルツルと滑りやすい」「太く、ずっしりとした重さがある」と持ちにくさを指摘する声があがりました。短時間の使用ではそこまで不便を感じることはありませんが、比較したスリムで軽い商品と比べると、やや取り回ししにくい印象です。また機能性は、加圧防止のための反転数低減機能のみで、比較した多くの商品に搭載されていたブラッシングモードは非搭載。小さめブラシでしっかり歯垢を落とせるのは魅力ですが、機能性を重視する人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
EPEIOS 音波電動歯ブラシ ET003は、毎日手軽に電動歯ブラシを使いたい人におすすめです。比較した商品中、防水機能を搭載していたのは約4割ほど。こちらはIPX7の高い防水仕様を持ち丸洗いができるため、本体のお手入れが手軽にできます。さらに、1回のフル充電で約720分使用可能。マメな充電の手間がかかりません。人工プラークを塗った歯列模型をブラッシングする検証では、歯間の歯垢がやや残る結果に。歯垢除去力高い傾向があった回転式やW音波式に比べると、汚れを落としづらい印象です。しかし、やわらかい毛先が歯茎周りにフィットするため、歯周ポケットを磨くのには向いているといえるでしょう。「音が静かで使いやすい」という口コミどおり、振動音が気になりにくい点は使用したモニターからも好印象。頭に響くような振動音が苦手な人にもおすすめです。4種類のブラッシングモードは電源ボタン1つで簡単に切り替えでき、使い勝手・機能性ともに高評価を獲得しました。一方、振動による圧を感じやすく、振動の強さを調節できない点は気ががりです。「振動が大きいので歯茎を傷つけてしまいそう」という懸念の声が寄せられました。歯を治療するときの刺激が苦手な人やワイヤー矯正中の人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
グランツ舌クリーナーは磨くときの不快感が少ないため、舌ブラシを初めて使う方におすすめ。ソフトで歯ブラシの磨き心地に近く、初めてでも違和感が少ない商品です。ハンドルはグリップがあってしなるので持ちやすく、ヘッドは広めで幅広い汚れを落とせます。しかし、汚れ落ちの結果は平均以下で、青いシロップの着色汚れが残ってしまいました。舌の汚れを確実に落としたい方は、他の商品をチェックすることをおすすめします。