スマイルエックス 超音波歯ブラシ スマイルエックス
スマイルエックス 超音波電動歯ブラシ AU-300Dは、電動歯ブラシにも関わらずやさしい振動で頭に響きにくい商品です。比較した回転式よりも振動がやさしい超音波式のため、歯や歯茎への圧を抑えられる点が魅力。実際に試したモニターからは「痛みを感じずに磨けた」と好評でした。振動が細かいので、口内でコントロールしやすいでしょう。使いやすさは、まずまずの評価です。振動音はほとんど気にならず、使用中の違和感は少なめ。グリップは9.5cmと太く、大きな手の人向けのサイズ感でした。そのため、口コミのように「握りにくい」と感じたモニターも。比較した9cm未満の商品は、手が小さな人でも持ちやすい傾向にあるので、サイズ選びの参考にしてみてください。一方、パワーは控えめのため、磨き終わったあとの爽快感はいまひとつ。人工プラークを塗った歯列模型を磨いてみたところ、磨き残しが多いと言われる部位に汚れ残りが目立ちました。口コミどおり、奥歯や歯間・歯の溝などは、歯垢を取り除きにくいという結果に。汚れ落ち重視の人には、物足りなさがあるでしょう。モードは、超音波のみ・超音波と音波が出るモードの2種類から選択できます。比較したパナソニックのドルツ「音波振動ハブラシ 電動歯ブラシ」や「音波電動歯ブラシ Dloltz」のように防水機能は備わっていません。丸洗いやお風呂での使用は避けてください。もともと圧が弱めの商品ですが、過圧防止機能もないのでこすりすぎに注意しましょう。頭に響くような振動がない点は魅力ですが、肝心の歯垢が落とし切れないのは惜しいポイントです。電動歯ブラシの最大のメリットでもある、短時間で効率よく汚れを落とすという点を重視したい人は、ほかの商品も検討してみてください。
W-1 舌みがきスムーザー W-1 PREMIUM
SHIKIENの舌みがきスムーザー W-1 PREMIUMは、ブラシタイプが好みの方におすすめ。ふわふわとした触り心地のブラシで、やさしく舌を磨けます。舌に刺激を感じないのに、汚れ落ちがよいのがポイントです。検証では、着色汚れをしっかり落とせました。舌の凹凸に合わせるには若干慣れが必要との声はあるものの、使い方はそれほど難しくありません。柄には指に合わせたくぼみがあり、歯ブラシと同じような感覚で使えます。どの舌ブラシにしようか悩んでいる方は、ぜひ試してみてください。
フィリップス ソニッケアー エキスパートクリーン 7500 HX9692は、充実の機能で口腔内をトータルケアしたい人におすすめです。検証した商品中3割程度しかなかったアプリ連動タイプで、歯磨きの回数・時間・強さなどの記録が可能。磨きグセをチェックしながら使えます。本体には舌磨きを含む3種類のヘッドが付属するうえ、ブラッシングモードは4種類と豊富です。口内に負担をかけすぎないように過圧防止機能もついているため、電動歯ブラシに慣れていない人も使いやすいでしょう。モニター5人が参加した使いやすさの検証では、「手になじんで握りやすい」「直感的に操作できる」と高評価を獲得しています。口コミと同様に「手が滑りやすい」という声も一部ありましたが、ほぼ気にならないレベルでした。振動が強い影響もあり、歯磨き後は「すっきりする」という声が多数。慣れるまでは、弱モードから始めてみてくださいね。ただし、歯列模型に塗った人工プラークを除去する検証では、表面・歯間などを落としきれず、評価が伸び悩みました。ヘッドが大きいため、「歯の裏側が磨きにくい」という口コミどおり届きづらい印象です。すみずみまできれいに磨きたい人は、ほかの商品を含めて検討してみてはいかがでしょうか。
EPEIOS 音波電動歯ブラシ ET003は、毎日手軽に電動歯ブラシを使いたい人におすすめです。比較した商品中、防水機能を搭載していたのは約4割ほど。こちらはIPX7の高い防水仕様を持ち丸洗いができるため、本体のお手入れが手軽にできます。さらに、1回のフル充電で約720分使用可能。マメな充電の手間がかかりません。人工プラークを塗った歯列模型をブラッシングする検証では、歯間の歯垢がやや残る結果に。歯垢除去力高い傾向があった回転式やW音波式に比べると、汚れを落としづらい印象です。しかし、やわらかい毛先が歯茎周りにフィットするため、歯周ポケットを磨くのには向いているといえるでしょう。「音が静かで使いやすい」という口コミどおり、振動音が気になりにくい点は使用したモニターからも好印象。頭に響くような振動音が苦手な人にもおすすめです。4種類のブラッシングモードは電源ボタン1つで簡単に切り替えでき、使い勝手・機能性ともに高評価を獲得しました。一方、振動による圧を感じやすく、振動の強さを調節できない点は気ががりです。「振動が大きいので歯茎を傷つけてしまいそう」という懸念の声が寄せられました。歯を治療するときの刺激が苦手な人やワイヤー矯正中の人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
松本金型の舌ブラシは、舌の汚れをきれいに落とすことができます。側面など磨きにくい場所にもフィットするので、汚れ落ちにこだわりたい方にぴったりです。また替ブラシが収納できて、持ち運びやすいのも便利。外出先でサッと汚れを落としたいときにも役立ちます。しかし、ブラシの目が粗くて硬いので、舌に当てると痛みを感じました。力加減に注意して使いましょう。
グランツ舌クリーナーは磨くときの不快感が少ないため、舌ブラシを初めて使う方におすすめ。ソフトで歯ブラシの磨き心地に近く、初めてでも違和感が少ない商品です。ハンドルはグリップがあってしなるので持ちやすく、ヘッドは広めで幅広い汚れを落とせます。しかし、汚れ落ちの結果は平均以下で、青いシロップの着色汚れが残ってしまいました。舌の汚れを確実に落としたい方は、他の商品をチェックすることをおすすめします。