電子マネーおすすめ商品比較サービス
マイベスト
電子マネーおすすめ商品比較サービス
ことら送金のデメリットや危険性は?メリットや使い方についても解説

ことら送金のデメリットや危険性は?メリットや使い方についても解説

銀行口座間で個人から個人への少額送金が無料でできるサービス、ことら送金。相手の口座番号が分からなくても、電話番号やメールアドレスを宛先として送金できる便利な仕組みです。しかし、便利さはわかっても、「デメリットや危険性はないの?」「受け取り方は難しくないの?」などと、利用をためらっている人も多いのではないでしょうか。 

そこで今回は、ことら送金の仕組みやメリット・デメリットから、使い方や注意点までをわかりやすく解説します。安全性が気になる人や利用を迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

大島凱斗
ガイド
元銀行員/マイベスト クレジットカード・ローン・証券・保険担当
大島凱斗

大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。

大島凱斗のプロフィール
…続きを読む

ことら送金とは?無料で使える個人間の少額送金サービス

ことら送金とは?無料で使える個人間の少額送金サービス
出典:cotra.ne.jp

ことら送金は、個人宛にお金を送りたいときに手軽に使える無料送金サービスです。「ことら」の名称は、少額送金を意味する「小口トランスファー」の略称から生まれたもの。いつも使っている銀行アプリでより簡単にお得にお金を送れる、送金の新スタイルをめざして開発されました。


大きな特徴は、口座番号が分からない相手の銀行口座にも送金できること。従来は、相手の銀行口座にお金を送るには口座番号が必要でしたが、ことら送金を使えば、相手のメールアドレスや電話番号だけで送金できます。

銀行口座を教えるのは抵抗があるといった場合でも、電話番号だけでお金のやり取りができるので、割り勘などにも便利。銀行口座間の送金がより身近になります。デジタル時代の新しい送金手段として、今後の展開が注目されているサービスです。

ことら送金の使い方は?普段使っている銀行アプリで完結!

ことら送金の使い方は?普段使っている銀行アプリで完結!
ことら送金の使い方は、ごく簡単。普段使っている銀行の公式アプリを使って、相手の銀行口座に送金できます。携帯電話番号やメールアドレスと送金額を入力するだけのシンプル操作で送金できるので、相手の口座を確認するなどの手間もかかりません。

<ことら送金の手順>

  1. 1.銀行アプリにログインして、「ことら送金」のメニューを選択
  2. 2.送金先情報(口座番号または、携帯電話番号やメールアドレス)を入力
  3. 3.金額とメッセージを入力
  4. 4.内容を確認して送金

これまでに、三菱UFJ銀行・三井住友銀行などのメガバンクの公式アプリのほか、多くの地銀や一部のネット銀行のアプリがことら送金のメニューを追加済(参照:ことら株式会社)。利用している銀行のアプリがまだ対応していない場合は、銀行共通の決済サービスアプリBank Payを利用できます(参照:bankPay)。

ことら送金のメリットとは?

割り勘の清算や家族間のお金のやり取りなど、小口送金をより便利にするために誕生したのがことら送金。以下のような多くのメリットがあります。

手軽に送金できて、手数料がかからない

手軽に送金できて、手数料がかからない

ことら送金が持つ最大のメリットは、操作がシンプルであるうえ、手数料ゼロで銀行口座間の資金移動ができること。銀行振り込みには原則として手数料がかかりますが、ことら送金は無料です。手数料を気にすることなく、気軽に送金できるのはうれしいポイントといえるでしょう。


ほとんどの金融機関で回数制限もなく、何回でも無料で送金できます。ただし、たとえばゆうちょ銀行では月間5回までしか送れないなど、金融機関によっては回数制限が設けられていることがあるので注意。事前に、公式サイトなどで確認してから利用してください。

24時間365日送金可能。相手にもリアルタイムで反映される

24時間365日送金可能。相手にもリアルタイムで反映される

時間や曜日に関係なく24時間365日利用できるのも、ことら送金の強みです。急な支払いが必要になったときでも、銀行の営業時間を気にせず送金できるのは、大きなメリットだといえるでしょう。


送金するとリアルタイムで相手にも反映されるため、緊急の送金が必要な場合でも、タイムラグなくお金を送れます。

専用アプリは不要。普段使っている銀行アプリで使える

専用アプリは不要。普段使っている銀行アプリで使える

ことら送金では、送る側も受け取る側も、普段使用している銀行アプリを利用します。ことら送金を利用するために新たなアプリをインストールしなくてもよいことも、メリットだといえるでしょう。


SNSやPayPay・楽天ペイなどのキャッシュレス決済アプリでも無料で送金できますが、双方が同じアプリを使用している必要があります。また、現金化しようと思うと手数料がかかる場合があるので、ことら送金のほうがお得です。


ただし、PayPayや楽天ペイには、ポイント還元という強みがある点は見逃せません。日常の買い物などで積み上げたポイントを電子マネーとして送金できるため、特定の経済圏をフル活用している人同士の場合は、お得に活用できる場合もあるでしょう。ケースバイケースで判断してください。

送金時にメッセージを送信できる

送金時にメッセージを送信できる

携帯電話やメールアドレスを使った送金の際に、メッセージを送れることもメリットです。たとえば、「先日の飲み会の割り勘分です」「今月の生活費を送ります」など、ことら送金ならメッセージを添えられるので、わざわざ別のツールを使って送金の連絡をする必要がありません。


送ったメッセージは、アプリ内で確認可能。受け取った側はアプリでの確認とあわせて、メールやSMSでもメッセージを確認できます。アプリによっては、明細にもメッセージが記載される場合もあるので便利です。


なお、ことら送金で送れるメッセージの文字数は、金融機関のアプリによって異なりますが、100文字または128文字が上限の場合がほとんどです。詳しくは、利用中の金融機関の公式サイトで確認してください。

ことら送金のデメリットや利用前に知っておきたい注意点

無料で便利な反面、ことら送金には知っておくべき制約や注意点もあります。利用前に、しっかり把握しておきましょう。

1回あたり10万円以下しか送金できない

1回あたり10万円以下しか送金できない

ことら送金は、個人間の小口送金を無料化するために設計されたサービスです。原則として、1回の送金額の上限は10万円、1日あたりの送金上限額も10万円と定められています。


割り勘の清算などの利用であれば、ほとんどの場合、この範囲で対応できるでしょう。しかし、まとまった金額を送金したい場合は上限金額に阻まれて全額を送金できない可能性があることは理解しておきましょう。複数回に分けて送金する方法がありますが、金融機関によっては、1日あたりの送金回数に制限をかけていることもあるため、事前に公式サイトで確認してください。


また、利用できるのは個人名義の口座同士のみで、法人口座は利用条件の対象外です。ビジネス用途での利用はできないので、ご注意ください。

対応銀行は増えているが、まだ限定されている

対応銀行は増えているが、まだ限定されている

ことら送金への参加銀行は増えていますが、すべての銀行が対応しているわけではありません。送金したい相手の銀行が対応していない場合は利用できない点には、注意が必要です。


とはいえ、これまでにみずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行などのメガバンクやゆうちょ銀行をはじめ、多くの地方銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫や一部のネット銀行など424の金融機関が参加(2026年6月9日現在)。日本最大級の小口決済インフラへと拡大しています。対応銀行の情報は随時更新されているため、公式サイトで最新情報を確認してください(参照:ことら送金対応銀行リスト)。

電話番号でことら送金を受け取るためには、「受取設定」が必要

電話番号でことら送金を受け取るためには、「受取設定」が必要
メールアドレスや携帯電話番号でことら送金を受け取るには、事前に口座番号と紐づける「受取設定」が必要です。この設定を行っていない場合は、受け取りができません。銀行アプリのことら送金のメニューから、設定を行いましょう。

受取設定にあたっては、1つの電話番号およびメールアドレスに対して、1つの銀行口座しか紐付けできません。 同じものを複数口座に設定しようとした場合は、前の設定が取り消されて、最後に設定完了した銀行口座のみが有効になります。


なお、送金する側が相手の電話番号またはメールアドレスを入力して検索すると、現在有効な1つの銀行名と、相手の氏名(カタカナ)が表示されます。原則として取り消しはできないので、よく確認したうえで送金してください。

【Q&A】ことら送金でよくある疑問に回答

ことら送金で、よくある疑問に回答します。不安を解消して上手に利用するために、ぜひ役立ててください。

ことら送金に危険性はない?安全性は信頼できる?

ことら送金に危険性はない?安全性は信頼できる?

「無料サービスでも、安全性は大丈夫?」と、心配の声を耳にします。しかし、過度に心配する必要はないでしょう。ことら送金は無名のベンチャー企業ではなく、3大メガバンクをはじめ日本の主要銀行が共同で出資して作った「株式会社ことら」が運営主体です。金融庁の監督のもとで運営されており、システムも銀行のセキュリティや安全性が高いインフラをベースに開発しています


ことら送金のサービスは、普段使っている銀行の公式アプリや、信頼できる決済アプリ(Bank Payなど)の機能の一部として利用するので、その信頼性に準拠します。最近の銀行アプリは、生体認証や二段階認証などセキュリティ対策が進んでおり、信頼性は高いといえるでしょう。


また、口座番号を相手に知られることなく、携帯電話番号やメールアドレスを使って送金できるため、ネットオークションの取引などで、見知らぬ相手に口座番号や支店名を教える必要がありません。プライバシー保護の観点でも、安全性は高いといえます。

なぜ無料で送金できるの?

なぜ無料で送金できるの?
無料で送金できるのはなぜなのか、気になる人もいるでしょう。ことら送金を無料で使えるのは、「安価で便利な新しい送金インフラ」をめざして、日本の主要な金融機関が共同出資で構築したためです。各銀行が個別にシステムを作るのではなく、株式会社ことらが一括して共通システムを運営しているため、異なる銀行間であっても手数料無料での送金が実現できています。

また、現金を扱わないデジタルでの少額送金が普及すれば、銀行はATMの維持・メンテナンスや現金を数える・運ぶといった業務の縮小が可能です。送金の手数料収入が減っても、そのぶん現金管理コストを大きく削減できるという背景があります。

自分の口座にも送金できる?

自分の口座にも送金できる?

ことら送金は、自分名義の他行口座にも送金できます。複数の銀行口座を使い分けている人の、日常的な資金移動にも利用可能です。ことら送金では、口座番号を指定した送金も行え、その場合は受取設定の必要もないので、受取口座数に制限はありません。


給与口座・生活費口座・貯蓄口座がそれぞれ異なる銀行にある場合でも、スマホアプリだけで即時移動が完結。たとえば、毎月の生活費を給与口座から生活費口座へ移す場合、1回10万円以内であれば無料・即時で対応できます。複数口座の管理コストを減らしたい人は、自身の銀行アプリのことら送金対応状況を確認しましょう。

10万円を超える送金をするなら、振り込み手数料が安い銀行にも注目!

10万円を超える振り込みをする機会が多い人は、振り込み手数料が安い、お得なネット銀行を探しましょう。小口送金にはことら送金を利用し、高額振り込みは手数料の安い銀行を選ぶことでコストを賢く抑えられますよ


たとえば住信SBIネット銀行なら、ことら送金が使えるだけでなく、10万円を超える振り込みも1回77円で利用可能。さらに条件次第で最大月20回まで振り込み手数料が無料になりますよ。


住信SBIネット銀行・SBI新生銀行・みんなの銀行などのネット銀行にも、ことら送金に対応している銀行があります。気になる人は、以下のコンテンツも参考に自分にあった銀行を探してくださいね。

便利なスマホ決済について知りたい人はこちらもチェック!

送金以外のスマホ決済アプリが気になる人もいるでしょう。しかし、決済アプリは種類が豊富で、どれが自分に合っているのかわからない人も多いのではないでしょうか。


以下のコンテンツでは、人気のスマホ決済アプリをマイベストが徹底比較しています。選び方のポイントも詳しく解説しているので、自分に合ったアプリを決める際の参考にしてください。

本サイトは情報提供が目的であり、個別の金融商品に関する契約締結の代理や媒介、斡旋、推奨、勧誘を行うものではありません。本サイト掲載の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切の責任を負いません。
参考になりましたか?

人気
電子マネー関連のおすすめ人気ランキング

後払いアプリ

18商品

徹底比較

人気
電子マネー関連の商品レビュー

楽天カード

楽天カード

クレジットカード

4.33

人気
電子マネー関連のお役立ちコンテンツ

新着
電子マネー関連のお役立ちコンテンツ

マイベスト

実際に商品を購入して自社の施設で比較検証したり、
専門家を中心としたクリエイターが自らの愛用品やおすすめ商品を紹介して、あなたの“選ぶ”をお手伝いします

Copyright mybest All Rights Reserved.