車用虫除けのおすすめ人気ランキング【2025年】

ボンネットやフロントガラスへの虫の付着を防ぐなら、バグガードの装着が有効です。ボンネットの先端や上部に取りつけるプレートのことで、後部に向けて空気の層を作り出し、虫の衝突を防止します。

虫だけでなく、小石の衝突や雨・雪の付着を軽減する効果も。飛び石の被害を受けやすい、高速道路を走行する機会が多い人にもとくにおすすめのアイテムです。

また、欧米ではドレスアップアイテムとしても利用されているため、見た目の印象を変えたい場合にもうってつけ。おもにテープで貼りつけるタイプとネジで固定するタイプがあり、ネジ式ならネジの部分もアクセントになります。

ボディ全体を虫の被害から守りたいなら、コーティング剤の使用が効果的。ボティの表面がなめらかな状態となり、虫が付着しにくくなるだけでなく、ついた汚れも落としやすくなるのがメリットです。

虫は光に集るため、ライトをつける夜間の走行中は、どうしても虫が付着しやすいもの。また、スピードを出すと貼りつきやすいので、夜間走行がメインの人や高速道路を利用する機会が多い人はコーティング剤で対策しておきましょう。

窓を開けたい人は、車窓用の虫除けネットを取りつけて窓からの侵入を防止しましょう。網戸のような目の細かいネットなので、走行中も窓を開けて風を感じられるのがうれしいポイントです。停車時などエンジンを切らなくてはならないシーンで、空気の入れ替えをする際にも役立ちます。

また、車内が外から見えにくくなるので、プライバシーの保護に役立てることも可能です。夏の車中泊にはとくにおすすめ。なお、あらゆる車に装着できる製品もありますが、見た目にこだわるなら車種専用のものを選びましょう。

手間をかけずに虫除けしたいなら、スプレータイプがおすすめです。車内でワンプッシュするだけと使い方が簡単なので、気軽に虫対策が可能。なお車内では小空間用のものを選びましょう。

なかには12時間効果が持続するなど、長時間の対策に役立つ商品もあります。お出かけの少し前にスプレーしておけば、薬剤が体にかからず、しっかり天井や座面に付着しますよ。

ただし換気すると効果が薄くなるので、窓を開けて走行したい人には不向き。窓を開けたいなら虫除けネットを取り入れましょう。また、夏場など車内が高温になる時期は、スプレー缶が破裂する危険性があるので、車内に放置しないよう注意してください。

ドアの開け閉めが多い場合は、空間ごと防虫できる製品のなかでも、電気式の液体蚊とりを選びましょう。スプレータイプに比べると効きはじめるまでに時間はかかりますが、使用中は常に薬剤が供給されるので、換気をしても高い効果が持続します。

乾電池式やモバイルバッテリーで使用できるタイプであれば、持ち運びもOK。車内でも問題なく使用できるでしょう。なかには侵入を防ぐだけでなく、駆除する効果のある製品も。窓を開けて走りたい人にもうってつけです。

車内スペースが限られている、または車内にあまりものを置きたくない人には、コンパクトで軽量な虫除けのシールやシートがおすすめ。好きな場所に貼るだけなので場所をとらず、使わないときもダッシュボードのボックスやドアポケットに収納可能です。

シールタイプは、虫の侵入を防ぐために窓に貼るのも効果的。貼ってはがせる商品なら、車外に出るときに服やベビーカーに貼り直す使い方もできます。ただし、ベビーカーなど子どもの近くで使う場合は、対象年齢もチェックして選んでください。

天然成分由来の虫除けがほしい人には、ハッカ油の使用がおすすめです。ハッカ油に含まれる成分には、清涼感のある香りと抗菌・消臭・虫除け効果が期待できます。爽やかな香りなので、車内に長時間いて気分転換したい場合にもよいでしょう。

なお、ハッカ油にはスプレータイプと原液タイプがあります。スプレータイプはそのまま虫除けとして使える便利さが魅力です。一方の原液タイプは、虫除けとして使う際は水で薄める必要がありますが、入浴などほかの用途でも使えます。