シーバスリールのおすすめ人気ランキング【2025年】

3000番は、シーバス釣りで多用するPEライン1号を200mほどまで巻けるため、小規模な港湾から大型河川まで対応可能。糸巻量とパワーの汎用性が高い番手なので、最初に購入する1台としておすすめです。3000番はシーバスのほか、エギング・ヒラメ・スーパーライトショアジギングでも使うことができますよ。

東京湾に代表される港湾での釣りは柵・手すり越しにキャストすることが多く、大きなリールではキャストしづらいことも。そのため、快適に釣りをするにはサイズを落とした2500番もしくはC3000番がおすすめ。2500番やC3000番はエギングやチニングでも使うことができますよ。

砂浜で遠投して釣るときには10～11フィート台の長いロッドを使うため、バランスが取れる大型の4000番がベターです。スプール（糸巻部）が大口径になることでキャスト時のラインの抵抗が減り、広範囲を探る砂浜の釣りで有利に。

また、大きなギアを搭載しており巻き上げパワーに優れるため、大型シーバス・荒磯でのヒラスズキ・青物狙いで活躍します。

ハイギアはハンドル1回転あたりの巻き取り量が多く、キャストから回収の動作を速く行うことができます。シーバス釣りはキャストを繰り返すので、回収が速いハイギアなら初心者でも快適な釣りがしやすいでしょう。

また、ハイギアは感度がよいといわれており、ルアーにかかる水の抵抗を感じやすい傾向が。とくにシーバスは水流の変化があるところに潜んでいるため、その変化を感じ取りやすいハイギアがおすすめです。

ローギアやノーマルギアといったギア比の低いリールは、ハンドル1回転あたりに巻き上げる量は少ないものの、巻き上げるパワー（巻き上げトルク）に優れます。

巻き上げ量が少ないためルアーをゆっくりと泳がすことができ、スローな誘いがメインの夜のシーバス釣りや、軽量ルアーを多用するバチ抜けシーズン（イソメが大量に発生し、シーバスの活性が上がる時期）で活躍します。

釣り具・自転車部品を販売し、2021年に創業100周年を迎えたシマノ。自転車部品販売のノウハウを活かしたギア技術で、釣り具も高い評価を得ています。シーバス釣りではエクスセンスシリーズや、各汎用リールの2500番から4000番を選ぶとよいでしょう。

駆動方式は「X-SHIP」とよばれるクロスギア方式を採用しており、スプールの等速上下運動を得意とします。

内部のギアは、約200トンの圧力で精密冷間鍛造する「HAGANEギア」と、歯面設計「マイクロモジュールギアII」などが代表的な技術。

防水機構は、撥水処理をしたラビリンス（迷宮）構造。水の進入路を撥水処理した迷路のようなつくりにし、内部に到達させにくくしてあります。ボディ構造は2つの部品を張り合わせた「HAGANEボディ」仕様で、金属素材あるいは金属とカーボン樹脂「CI4+」などをかけ合わせた素材を使用し、剛性と軽さを両立しています。

グローブライド社の釣り具専門ブランド、ダイワ。現在、釣り具・釣りアパレル市場で世界トップシェアを誇る人気メーカーです。シーバス釣りにはモアザンシリーズや各汎用リールの2500番から4000番を選びましょう。

ダイワのリールは駆動方式にS字カム方式を採用。巻きの軽さを得意とする駆動方式です。ギアは冷間鍛造したあとマシンカットで整える「タフデジギア」。

ダイワリールの代名詞ともいえる防水機構「マグシールド」は、磁性を持つオイルと磁石を使ってオイルの壁を作ることで水を弾き、侵入を防ぐ仕組みです。

最新の中上位モデルは、モノコック（一体構造）ボディ仕様。ボディのつなぎ目・ネジ穴がないため、防水性と剛性で高く評価されています。内部スペースを広くとれるので、大口径なギアを搭載しているのも特徴です。

アブガルシアはリール・ロッドなどを販売するスウェーデンのメーカーです。100年以上の歴史を持ち名作カーディナル33をはじめ、リールにはビンテージ品として価値がつくものも。シーバス釣りでは各汎用リールの2500番から4000番がおすすめです。

アブガルシアのリールの駆動方式はS字カム方式。ボディ構造はリール側面をボディと一体化した「DURAMETAL一体ボディ」。多くのモデルにアルミニウムを採用しています。

防水機構はありませんが、随所のボールベアリングに撥水性と耐食性のある素材を使うことで、海での使用を可能にしています。