センスラボ ペンタブレット Medium BPH1212W-Aをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

センスラボ ペンタブレット Medium BPH1212W-Aは、長時間描いても疲れにくい商品をお探しの人におすすめです。実際に使ったところ、描画面はマットな質感ながら滑りがよく、手やペンの引っかかりを感じませんでした。比較した一部商品のようにペン先もグラつかず、安定した線が描けます。ペンを走らせやすく、疲れにくいでしょう。

筆圧検知のの精度も優秀です。負荷をかけながら線を描くと、筆圧感知8192段階の高スペックを活かして濃淡を繊細に表現できました。比較したなかには筆圧感知が2048段階しかなく濃淡がはっきりしない商品もあったのに対し、口コミを覆す結果です。躍動感のあるイラストも繊細に表現できるでしょう。

ペンの傾きに応じた表現もできています。4段階に傾けて線を描くと、線の太さにしっかり変化が出ました。比較したなかには2段階ほどの差しか感じない商品もあったなか、筆圧検知ほどの精度ではないものの、手の動きを十分に感知できそうです。

「バグが多い」との口コミに反して、タブレットの反応も申し分ありません。30分間イラストを描き続けてもラグ・バグは発生せず、スムーズに作業できました。比較したなかには高性能のPCと組み合わせてもガクガクとした動きになる商品もあったのに対し、謳い文句どおり自然な描画を続けられそうです。

付加機能も充実しています。ファンクションキーは本体・通常ペンに3つ、スリムペンに2つ搭載していました。比較したなかでペンが複数付属する商品はほぼなく、替え芯も豊富なのがメリットです。ただし、ペン立ては付属していないので、作業効率をあげたいなら別途買い足してくださいね。

公式サイトで税込35,980円（※執筆時点）と比較したなかでは高めですが、10万円近い液タブよりはお手頃です。プロ仕様のスペックでイラストを繊細に描写できるうえ、描き心地も非常に優秀な1台。手前に傾斜したデザインで疲れにくいのもうれしいポイントです。ぜひこの機会に使ってみてくださいね。