肌がしっとりすると評判の、無印 マイルド洗顔フォーム。インターネット上では高評価な口コミが多い一方で、「洗浄力が弱い」「肌がカサつく」などの気になる声もあり、購入を迷っている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、無印 マイルド洗顔フォームを含む混合肌向け洗顔料56商品を実際に使ってみて、洗浄力・水分キープ力・成分評価・使用感を比較してレビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
大手化粧品メーカーにて7年間、スキンケア・メイクアップ製品など幅広いカテゴリーの新商品・技術開発に従事。なかでもファンデーションやアイシャドウ、口紅などの技術開発を専門とし、日本国内はもちろん海外市場向けの商品開発も多数経験。 現在はマイベストで年間300点以上のコスメを比較検証。開発現場で培った知識をもとに、成分や処方の背景をふまえながら、専門的な内容もユーザーにわかりやすく伝えることを大切にしながらコンテンツを制作している。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2021年04月までの情報です
「ノンコメドジェニックテスト済み」は、すべての人にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。「アレルギーテスト済み」は、すべての人にアレルギーが起きないということではありません。「パッチテスト済み」は、すべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。「スティンギングテスト済み」は、すべての人に皮膚トラブルがおこらないということではありません。
本記事における「エイジングケア」は、年齢を重ねた肌にうるおいを与えることを指します。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
無印 マイルド洗顔フォームは、洗浄力が低い点が低評価となりました。皮脂をきれいに落とすことができないので、ベタつき対策には向いていません。
成分バランスにはあまり特徴がなく、もう一歩工夫がほしいところです。泡切れが悪くて肌に残りやすいため、丁寧に時間をかけてすすぐようにしましょう。
しかし、水分キープ力が高いのはよい点。3人のモニターが試してみると、洗い流した後のほうが肌水分量がアップした人もいました。また肌がつっぱる感覚もありません。
泡立ちやすく、すぐにモチモチの泡をつくることができました。ほんの少し原料臭があるものの、気になるほどではないでしょう。着色料・鉱物油など、刺激になり得る成分が含まれていないのも魅力です。
さっぱりとした洗い上がりが好きな方にはおすすめできませんが、とにかくうるおいを守って洗いたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
家具や生活雑貨など幅広い商品を手がけている、無印良品。化粧品にも力を入れており、さまざまな肌タイプにあわせたスキンケアアイテムを販売しています。
その中から今回ご紹介するのは、うるおいを守って洗い上げる洗顔料です。
天然の保湿成分として、オレンジ果汁を配合しているのが特徴。刺激になり得る成分をできるだけ排除し、肌への優しさにもこだわりました。
サイズは、30g・120g・200gの3種類から選ぶことができます。
家族みんなで使いたいなら、大きめの200gがおすすめ。また30gは小さくて持ち運びやすいため、旅行や出張などにもぴったりですよ。
同シリーズからは、石けんタイプやスクラブ入りも販売されています。肌の調子や好みにあわせて使い分けてみてくださいね。
今回は、無印 マイルド洗顔フォームを含む混合肌向け洗顔料全56商品を実際に使って、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1~5点の評価をつけています。
検証①:洗浄力
検証②:水分キープ力
検証③:成分評価
検証④:使用感
まずは、洗浄力の検証です。
人工皮脂を塗ったスライドガラスを用意し、洗顔料をなじませます。そしてぬるま湯で洗い流した後、どの程度汚れが落ちているかをチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
洗浄力は2.8点で、評価が伸びませんでした。洗い流した後も、スライドガラスには皮脂がべっとりと残っています。
あまり汚れを落とせないため、皮脂分泌が多い方が使うとベタつきが気になりそうです。
次に、水分キープ力の検証です。
腕に洗顔料をなじませて洗い流し、10分間待ちます。そして専用の機械を使って肌水分量を測定し、洗い流す前と後でどの程度うるおいに差が出たかを確かめました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
水分キープ力は4点と高評価を獲得。3人のモニターが試したところ、1人は洗い流す前よりも肌水分量がアップしていました。また2人はやや肌水分量が減少しましたが、他の商品に比べるとかなりうるおいがキープできています。
うたい文句のとおり保湿力が優れているので、乾燥肌の方でも使いやすいでしょう。
続いて、成分評価の検証を行います。
元化粧品系研究開発者であるMizuhaさんにご協力いただき、どんな界面活性剤が使われているか・肌の刺激になる成分はないか・肌に嬉しい成分が含まれているかをチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
成分評価は3点で水準レベル。保湿成分にはBG・グリセリンが含まれています。着色料・鉱物油・アルコールが配合されていないので、肌への刺激はあまり心配ないでしょう。
しかしこれといった特徴的な成分がなく、高評価には届きませんでした。
最後に、使用感の検証です。
3名のモニターが実際に顔を洗い、容器の使いやすさ・泡の質感・流しやすさ・洗い上がりの肌感触・香りを評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
使用感は3.4点といたって普通。チューブはフタの開け閉めがスムーズで、問題なく使えます。また、すぐにキメ細かな泡ができるのもよい点です。
少し原料臭がありますが、不快に感じるほどではないでしょう。洗い終わった後に、肌がつっぱる感覚も気になりません。
気になったのは、泡切れが悪いこと。泡がモチモチなためか、しっかり流さないと肌に残ってしまいます。すすぎは時間をかけて丁寧に行いましょう。
無印 マイルド洗顔フォームは、汚れ落ちがいまいちでした。最後に、洗浄力が高い他のおすすめ商品をご紹介します。
うるおい感も洗浄力も重視したいなら、AND MIRAI スパ クレイ ウォッシュをチェック。検証では、皮脂を残さずきれいに洗い流すことができました。水分キープ力も文句なしで、ベタつきとカサつきのどちらも気になる混合肌にぴったりです。
DUO ザ ブライトフォームも、洗浄力が優れています。ノニオン系とアミノ酸系のマイルドな洗浄成分が使われていますが、汚れ落ちは抜群でした。濃密な泡は吸い付くような質感で、肌への摩擦を気にせず洗えます。
形状 | 泡 |
---|---|
メインの洗浄成分 | ノニオン系 |
主な保湿成分 | グリセリン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル |
分類 | 化粧品 |
---|---|
内容量 | 150g |
有効成分 | 不明 |
泡立て不要 | |
ニキビケア向き | |
毛穴ケア向き | |
ドラッグストアで買える | 不明 |
洗い上がりの質感 | |
向いている年代 | 20代、30代、40代、50代 |
向いている肌質 | 乾燥肌、敏感肌 |
特徴 | 不明 |
DUO ザ ブライトフォームの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー
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