サイズや大きさを自由自在に変えられる、ニトリ 木製ベビーサークル 扉付き。インターネット上でも高評価の口コミが多い一方、「ドアの開閉が片手でできない」と気になる評判も存在し、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ニトリ 木製ベビーサークル 扉付きを含むベビーサークル全15商品を実際に使って、子どもの抜け出しにくさ・ずれにくさ・視認性・出入りのしやすさ・設置のしやすさ・機能性を比較してレビューしました。購⼊を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
すべての検証は
マイベストが行っています
結論からいうと、ニトリの木製ベビーサークル 扉付きは、安全面と部屋のインテリアを両立したい人におすすめ。ホワイト・ナチュラルの2色展開で、どちらの色も部屋になじみやすいカラーです。サイズや形は自由にアレンジ可能。設置は、パネルをジョイントパーツにつなげるだけと簡単です。
子どもの抜け出しにくさの検証では、ロック付きのドアで、子どもが自力で開閉するのは難しいことから高評価を獲得。加えて、高さが約67cmもあるため、足をかけて乗り越える心配もほぼないでしょう。
10kgのメディシンボールをぶつけてずれやすさを検証したところ、底面に16枚の滑り止めシートがついており、固定力も優秀です。また、1歳児の子どもに見立てた人形で体重をかけても、多少揺れた程度でした。
すべての面に隙間があり、視野性も優れています。どこからでも中の様子を確認できますよ。ただし、比較したなかにあったような、おもちゃや鏡などはついていないので、赤ちゃんを遊ばせておく際は、おもちゃなどを用意しておくとよいでしょう。
全体的に欠点の少ない商品ですが、折りたたみ機能はないので、必要なときだけ設置したいという人にはあまり向いていません。また、口コミどおり、開閉は片手ではやりづらいので、赤ちゃんを抱っこした状態で出入りするのは少し大変です。高さがあるぶん、乗り越えて入るのも危険なので、出入りのしやすさを重視する人は、ほかの商品をチェックしてみてください。
そもそもベビーサークルは、赤ちゃん専用のスペースを確保するもの。家中を動き回るようになった赤ちゃんがサークル内にいてくれることで、危険を回避できたり、パパやママが効率よく家事をできるのが利点です。
今回ご紹介する木製ベビーサークル 扉付きもそのひとつ。大型家具や家庭用品など、あらゆるアイテムの販売を手掛けるニトリが販売しています。
また、扉付きなので、大人も子どもも出入りしやすいとアピールしています。
カラーは、今回検証で使用したホワイトのほかに、ナチュラルを含む2色展開。いずれも木製です。
大正方形にした際のサイズは、幅174×奥行174×高さ67cm。対象月齢は、5~24か月となっています。
今回は、ニトリ 木製ベビーサークル 扉付きを含むベビーサークル全15商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まず、子どもが自力で抜け出せない構造かをチェック。その後、実際に商品を試し、子ども・大人のそれぞれが出入りしやすいか評価を行いました。
また、高さは約67cmと今回比較したなかでも高め。低いと子どもが足をかけて柵を乗り越えてしまう危険がありますが、この商品は十分な高さがあるので、乗り越えてしまう心配もほとんどないでしょう。
柵の一面がドアのため、ドアのない商品より出入りは楽ですが、開閉には少しコツがいります。ロックを横にスライドしたあと、ドアを少し持ち上げる必要がありやや手間に感じました。
また、バネが強く、開け閉めでサークル全体が若干動くのも気になります。
「ドアの開閉が片手でできない」の口コミどおり、大人でも慣れるまでは、両手で開け閉めする必要があります。赤ちゃんを抱っこしている状態ではドアを開けづらく、柵を越えて入るには高さがネックに。抱っこする前にドアを開けるなど、工夫しましょう。
まず、子どもがぶつかったとき・体重をかけたときのことを想定して、以下の検証を行いました。
次に、ベビーサークル内に1歳児サイズの人形を座らせ、隙間の数・中の様子が見える面積・透明度から、視認性を評価しました。
また、身長80cm・体重9kgの人形で柵に体重をかけても、つなぎ目が多少揺れた程度で、ずれや浮きはありません。
滑り止めが吸盤の商品は、衝撃でサークルが動いたものもありましたが、こちらは16枚の滑り止めシールにより、高いグリップ力が期待できます。
また、比較したなかには、中の様子が3割程度しか見えないものもありましたが、こちらは8割以上見えるという結果に。離れた場所で家事をしたい人にとってうれしいポイントです。
赤ちゃんからもパパやママの様子が見えやすいので、機嫌よく遊んでくれそうですね。
最後は、設置のしやすさ・機能性を検証します。
まず、サークルを箱から出し、短時間かつ手間がかからず組み立てられるかをチェック。次に、以下の項目を確認し、機能性を評価しました。
組み立ては、すべての滑り止めシールを底面に貼ったあと、パネルをジョイントパーツにつないでいくだけです。間違いやすい作業や力が必要な作業は、ほとんどありません。
工具が必要な商品もありますが、こちらは工具不要かつ単純作業なので、簡単に組み立てられますよ。
一方、ほかの商品にあったような、おもちゃや鏡の付属はありません。また、折りたたみ機能もないので、収納の際は、ジョイントを外して分解する必要があります。さらにかさばるので、使うときだけ設置したい人には不向きかもしれません。
ただし、L字や長方形などに形を変えたり、サイズを小さくしたりとアレンジできるのはこの商品の利点。家具の配置に合わせたり、子どもの成長によって大きさを変えられます。
ニトリの木製ベビーサークル 扉付きは、公式通販「ニトリネット」から購入可能です。店舗受け取りを指定すれば、送料無料になりますよ。店舗には、あまり在庫を置いていない商品のようなので、直接店舗で買いたい人は、事前に在庫を調べていくことをおすすめします。
執筆時点の価格は、税込15,900円(公式サイト参照)。1年間の品質保証がついています。
最後に、出入りしやすく収納性も高いおすすめ商品をご紹介します。
おもちゃ付きの木製サークルなら、木のミュージカルキッズランドDXがよいでしょう。仕掛けつきのおもちゃパネルが2面にあり、子どもが楽しく遊べます。また、入口のドアは、前後どちらにも開くので出入りも楽。ジョイント部分を1か所取れば、パタパタと折りたためて収納性にも優れています。
プラスチック製も検討したい人は、アイリスプラザの折りたたみサークルがぴったり。1枚1枚が軽量なうえ、コンパクトにたためます。ゴム製の滑り止め付きで、グリップ力も優秀。おもちゃパネルもついていますよ。視認性・組み立てやすさも問題ありませんでした。
タイプ | 木製 |
---|---|
パネルの高さ | 60cm |
組立時の横幅 | 四角形設置時:最大158cm/円形設置時:196cm(角から角)、181cm(辺から辺) |
組立時の奥行 | 四角形設置時:最大158cm |
重量 | 16.5kg |
収納時幅 | 不明 |
収納時奥行 | 不明 |
収納時高さ | 不明 |
形状 | 不明 |
入り口の形状 | ドア |
ドアロック付き | |
対象月齢 | 6か月~3歳半ごろ |
組み替え可能 | |
おもちゃパネル付き | |
セット内容 | 標準パネル×5、ドアパネル×1、トイパネルA×1、トイパネルB×1、ジョイント(上下)×8セット、動物パネル(イヌ、ネコ、ペンギン)×各1、ジョイントドライバー×1 |
収納袋付き | |
折りたたみ可能 | |
滑り止めが16個ついている | 不明 |
SGマーク付き | |
1枚あたりのサイズ | トイパネルA、トイパネルB:幅70×奥行5×高さ60cm/ドアパネル、標準パネル:幅70×奥行2×高さ60cm |
大人も一緒に入って遊べる | 不明 |
適合基準 | 不明 |
日本育児 木のミュージカルキッズランドDX おもちゃパネル付きをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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