飲み物を冷たい状態で長く楽しめると評判の、カインズ 飲みやすい 魔法の真空タンブラー。しかしインターネット上では実際の口コミが少なく、「結露はしないか」「使い勝手はよいか」と不安で、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、カインズ 飲みやすい 魔法の真空タンブラーを含むタンブラー全20商品を実際に使ってみて、保温力・保冷力・結露のしにくさ・飲みやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
結論からいうとカインズの飲みやすい 魔法の真空タンブラーは、飲みやすさを重視する人におすすめです。飲み口は丸みを帯びており、しっかりと口にフィットします。さらに氷と水を入れて3時間放置しても、結露はみられませんでした。デスクでも周囲を濡らすことなく、快適に作業を続けられますよ。
本体には真空断熱構造を用いており、とくに保温力に優れています。実際に熱湯を入れたところ、3時間で温度は93.7℃から32.2℃まで低下。比較したほかの商品には温度の下がり幅が65℃以上を記録したものもあったなか、数値は61.5℃と高く、温かさをキープしやすいといえます。
一方冷水の温度は、検証スタート時から5.7℃も上昇し、保冷力はまずまずな結果に。冷たい飲み物がすぐにぬるくなるというわけではありませんが、温かい飲み物のほうが飲み頃の温度を保ちやすいでしょう。
公式サイトでの販売価格は税込880円(執筆時点)と、比較した全商品のなかでもリーズナブルです。ステンレス製によりデザインもシンプルなので、自宅用はもちろんオフィス用としてもぜひ検討してみてください。
そもそも飲みやすい 魔法の真空タンブラーとは、ホームセンター・カインズより販売されている商品。保温力・保冷力をアップさせるため、耐久性のあるステンレスを素材に用いているのが特徴です。
サイズは、直径7.3×高さ15.1cm。本体部分に、外側と内側の二重構造に設計した真空断熱構造を採用しています。飲み物の熱・冷たさを逃さない工夫を施していますよ。
カラーは、シルバー・ネイビー・レッド・ブラックの3色を展開。色付きタイプの容量は430mLのみですが、気になる人はぜひチェックしてみてください。
今回は、カインズ 飲みやすい 魔法の真空タンブラーを含むタンブラー全20商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
はじめは、保温力・保冷力の検証です。せっかくタンブラーを使うのであれば、飲み頃の温度が持続するものを選びたいですよね。
そこで実際に熱湯(93.7℃)・冷蔵庫で一晩冷やした冷水(5.6℃)を、それぞれタンブラーの8分目まで入れます。入れた直後と3時間後の温度を測定し、温度変化の少ないものほど高評価としました。
その結果、とくに保温力ではトップレベルの高評価を獲得。一方冷水では検証スタート時から5.7℃も上昇してしまい、保冷力はまずまずの結果になりました。
なお検証の結果は、mybestで実際に測定した数値であり、メーカー公表値とは異なります。また今回は条件を統一するため、フタ付きのものも含めて全商品フタを外した状態で検証しています。
熱湯を入れて3時間放置したところ、温度は93.7℃から32.2℃まで変化しました。
比較したほかの商品には検証スタート時の温度より65℃以上も下がったものがあったなか、61.5℃の低下に。真空断熱構造を採用しているためか、高い保温力を発揮しました。飲み物の温かさをキープしやすい傾向にあります。
一方で冷水を入れたところ、3時間で温度は5.6℃から11.3℃まで上昇し、上がり幅は5.7℃を記録。温度の上昇値が4℃以下だった上位商品に比べると、保冷力は一歩およびませんでした。
冷たい飲み物でもある程度は温度をキープできますが、どちらかというと温かい飲み物の使用に向いています。とくに、保温力を重点をおく人におすすめです。
次は、結露のしにくさを検証します。冷たい飲み物を用意した際に、結露で周囲が濡れてしまうのは困りますよね。
そこで実際にブロック氷3つと冷蔵庫で一晩冷やした水をタンブラーの8分目まで入れて、3時間観察したところ、表面に結露は一切みられませんでした。
比較したほかの商品には検証開始1時間で結露したものもあったなか、湿り気すら感じません。さらに3時間経過しても、氷が残っていたのも好印象です。
結露により周囲を濡らす心配がないため、長時間のデスクワークが多い人にも適しています。
続いて、飲みやすさを検証します。タンブラーを選ぶうえで、口へのフィット感・飲みたい量を飲めるかなどの使い勝手も気になるところ。
そこで実際にmybestのスタッフで使用してみたところ、飲み口はほどよい厚みで口元にフィットしました。飲み口の形状には丸みを持たせており、口当たりはなめらかです。
比較したほかの商品には飲み口が薄いものや口に当たる感覚が気になったものもありましたが、金属の鋭さを感じず飲みたい量を運びやすいといえます。
カインズの飲みやすい 魔法の真空タンブラーをより長持ちさせるためには、使用したその日のうちに手入れをすることが大切です。食器用洗剤を薄めたお湯を用意し、柔らかいスポンジもしくはふきんなどで拭いたあとで水洗いしましょう。
なお水気が残っていると、水滴のあとが残ってしまったり、サビの原因となる可能性があります。食洗機や食器乾燥機は使用できないため、洗浄後はタオルなどで拭いてしっかり乾燥させましょう。
ちなみに、電子レンジの使用はNGです。飲み物の温め直しをする際は、必ず別の容器に移してから行ってくださいね。
カインズの飲みやすい 魔法の真空タンブラーは、全国にあるカインズの店舗のほか、公式オンラインショップでも購入が可能です
また容量は、検証で使用した430mLを含めて全部で5種類が販売されています。下記にそれぞれの価格をまとめているので、選ぶ際の参考にしてみてください。
<容量・価格一覧(執筆時点)>
最後に、ほかの特徴をもった商品をご紹介します。
冷たい飲み物をよく飲む人には、サーモスの真空断熱タンブラー(JDI-400)がおすすめです。保温力・保冷力ともに優れており、冷水を用いた検証では3時間放置しても温度はわずか4.2℃しか上昇しませんでした。直径7×高さ16cmとスリムな形状でデザインもシンプルなので、自宅・職場どちらでも使いやすいですよ。
サーモスの真空断熱タンブラー(JDM-420)は、食洗機に対応しています。手入れに手間がかからないのはうれしいですね。またステンレス製ながら、陶器のような手触りに仕上げているのも魅力。保温力・保冷力ともに高く、やさしい口当たりも高評価です。ゆったりと飲み物を楽しみたい人にも向いています。
電子レンジ対応 | |
---|---|
オーブンレンジ対応 | |
食洗機対応 | |
セット内容 | |
直径 | 7.5cm |
口径 | 不明 |
高さ | 14.5cm |
重量. | 200g |
重量 | 200g |
容量 | 420mL |
容量. | 420mL |
本体素材 | ステンレス |
構造 | 真空断熱構造 |
加工の種類 | 不明 |
フタ付き | |
フタ別売り | |
フタ素材 | |
パッキン付き | |
パッキンの取り外し不要 | |
ゴム栓付き | |
カップがそのまま入る | |
車用ドリンクホルダー対応 | |
スタッキング可能 | |
カスタマイズ可能 | |
名入れ可能 | |
ペアタイプ | |
ストロー付き | |
持ち手付き | |
セラミックコーティング | 不明 |
飲み口の厚さ | 不明 |
カラー展開 | ベージュ、ネイビー、ホワイト、ブラック |
用途 | 不明 |
特徴 | おしゃれ |
ギフト対応 | 不明 |
カラー展開 | ベージュ、ネイビー、ホワイト、ブラック |
サーモス 真空断熱タンブラー JDM-420をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。