コンパクトで手が小さい人でも扱いやすいと評判の、レコルト(recolte) ハンディブレンダー RHB-1。インターネット上のレビューには「色がかわいい」「スリムで軽く、持ちやすい」など高評価のコメントが並ぶ一方、「スイッチが押しにくい」「音が大きい」といった気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、レコルトのハンディブレンダー RHB-1を含むハンドブレンダー全12商品を実際に使ってみて、ブレンダー使用時の仕上がり・チョッパー使用時の仕上がり・氷の仕上がり・泡立ちのスピード・使いやすさ・静音性・手入れのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
レコルトのRHB-1は、静かで手入れが簡単なものをお探しの人や、ブレンダー性能を重視する人におすすめです。先端のガードが浅く、隅々まで洗いやすいのが利点。手入れにさほど手間がかからず、衛生さをキープしやすいでしょう。稼動音も59dBと全商品のなかでもトップクラスの静かさです。
ブレンダーで作ったスムージーは、若干えぐみがあるものの、おおむねなめらかでゴクゴク飲めました。毎朝のドリンク作りや離乳食にも重宝するでしょう。チョッパーについては多少ムラができますが、玉ねぎ・氷ともにほぼ均一にカット。ホイッパーでの泡立て時間は約3分と、こちらも問題ないレベルです。
使い勝手については、スリムな形状でくびれがあり手への収まりがよいのがメリット。重量560gと軽くてコンパクトなので、キッチンでも場所をとりません。ただボタンが硬めなので、長時間押し続けると疲れてしまう可能性があるでしょう。ピンポイントで刃を当てるなど、操作にはコツが必要です。
価格は執筆時点で税込6,600円(公式サイト参照)と、比較的買いやすい値段。3カラーがそろうポップなデザインで、贈り物にもぴったりですよ。毎日の調理を少しでも時短したいなら、候補に入れてみてはいかがでしょうか?
レコルトは、国内のデザイン企業ウィナーズから2009年に生まれたブランド。「今どきの暮らしにちょうどいい」をコンセプトに、日本のキッチンに置きやすいコンパクトでスタイリッシュな調理家電を展開しています。
今回ご紹介するのは、2021年6月に発売されたハンディブレンダー RHB-1。手にフィットしやすいスリムな形状と、かわいらしいポップなデザインが目を引くアイテムです。ハンドブレンダー初心者にもおすすめですよ。
アタッチメントにはブレンダー・ホイッパー・チョッパーの3種類が付属し、目的に応じてサッと付け替え可能です。
つぶす・混ぜる・泡立てる・刻む・砕くの1台5役をこなし、スムージー・ケーキ・みじん切り・ミンチなどに幅広く活躍するでしょう。
ダイヤルを回すだけで、かく拌スピードを簡単に変えられるのも便利。低速から高速まで無段階調節が可能で、子どもの成長に合わせて硬さをコントロールしたい離乳食作りにも重宝します。
また各アタッチメントの定格時間は、ブレンダー1分・ホイッパー2分・チョッパー3分。消費電力が200Wと経済的なのもうれしいポイントです。
本体上部にはくびれを施し、持ちやすさにも配慮。誤作動を防ぐスマートロック機能が備わっており、小さな子どもがいる家庭にもおすすめですよ。
また、ブレンダー装着時のサイズは約幅6×奥行6×高さ36cm。重量は約560gと軽いので、手軽にササっと扱えますよ。電源コードの長さは、約1.5mです。
カラーには、ベビーブルー・ベビーホワイト・ベビーピンクの3種類がラインナップ。
どれもかわいらしい色合いでデザイン性も高く、インテリアにこだわる人にもぴったり。専用レシピビックもついてくるので、結婚祝いや出産祝いにももってこいです。
今回は、レコルトのRHB-1を含むハンドブレンダー全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:ブレンダー使用時の仕上がり
検証②:チョッパー使用時の仕上がり
検証③:氷の仕上がり
検証④:泡立ちのスピード
検証⑤:使いやすさ
検証⑥:静音性
検証⑦:手入れのしやすさ
最初に、ブレンダー使用時の仕上がりを検証します。
料理研究家の風間章子さんに協力を依頼し、実際に商品で作ったグリーンスムージーを試飲して評価しました。
なお、食材にはりんご・バナナ・小松菜を使用。分量と稼動時間は取扱説明書やメーカーの公式レシピを参考にしています。
ブレンダーで作ったスムージーはおおむね満足な仕上がりで、ゴクゴクおいしく飲めました。シャキシャキ感や野菜のえぐみが若干あったものの、口当たりはほどよくなめらかです。
スムージーを毎朝の習慣にしたい人に活躍するでしょう。
次に、チョッパー使用時の仕上がりを検証します。
チョッパーアタッチメントを使い、玉ねぎ1個をみじん切りにします。粒が均一か・べちゃべちゃしていないかに着目して評価しました。
なお、稼動時間は取扱説明書を参考とし、チョッパーがついていない商品に関しては一律で低評価としています。
チョッパーで15回プッシュしてみたところ、洗い粒が3つほどあったものの、全体的には細かく均一に刻めました。
ただし、少しベチャッとしていたのは気になるところ。ほどよく粒感を残したい場合は、プッシュ回数を少なめにしてみるとよいでしょう。
続いて、氷の仕上がりの検証です。
チョッパーのアタッチメントを使って氷を砕き、粒が均一か・大きな塊が残っていないかを確認しました。
なお、稼動時間は取扱説明書に沿い、チョッパーがついていない商品に関しては一律で低評価としています。
チョッパーで砕いた氷は、玉ねぎ同様おおむね細かく均一な仕上がりです。ほかの商品と比べてみても、性能は比較的良好といえます。
ただ完全には砕き切れず、大きな粒が2個残ってしまいました。細かく砕けた部分は粒がそろっていただけに惜しい結果です。
次に、泡立ちのスピードを検証します。
ホイッパーアタッチメントを使用し、生クリーム200mLを泡立てます。7分立ちになるまでの時間を計測して短いものほど高評価としました。
なお、この検証では同じ大きさのボウルを使用。ホイッパーアタッチメントがついていない商品は一律で低評価としています。
検証の結果、7分立ちになるまでの時間は3分11秒。特別スピーディーとはいえませんが、今回検証した全商品の平均と同じくらいの早さでした。
お菓子作りやメレンゲを使った料理を頻繁に行う人には、役立つでしょう。
さらに、使いやすさを検証します。
ここでも風間章子さんにご協力いただき、スムージーを作った際の使い勝手を確認しました。具体的なチェック項目は以下のとおりです。
実際に使ってみると、持ち手にくびれがあり手にしっかりフィットしました。人差し指1本で簡単に動かせるのも便利なポイントです。
一方ブレンダーのパワーがやや弱く、ほかの商品より時間がかかるのはネック。30秒動かしたあとでもバナナが少し残っていたのが気になりました。
またボタンが少し硬いので、長時間押し続けると疲れてしまう可能性も。効率よくかく拌できるよう、食材にピンポイントで刃を当てるようにするなど工夫する必要があるでしょう。
続いて、静音性を検証します。
ブレンダー装着時の作動音を騒音計で計測し、静かなものほど高評価としました。
なお、この検証では無抵抗の状態でスイッチを入れ、速度調節機能のある商品はMAXスピードで作動しています。
1m離れたところから計測した騒音値は59dB。静かさは全商品のなかでもトップクラスでした。
これなら、場所や時間帯をあまり気にせずに使えそうです。
最後は、手入れのしやすさを検証します。
使用したブレンダーを洗ってみて、パーツは簡単に取り外せるか・隅々まで洗いやすいかの2点に着目して評価しました。
手入れのしやすさも良好です。刃の取り外しは不可能ですが、ヘッドは簡単に外せました。
また、ブレンダーの先端はガードが浅く2枚刃で、隙間が広くて洗いやすいのもメリット。スポンジがしっかり届くため、汚れを残さず除去できますよ。衛生的に使い続けたい人にもよいでしょう。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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最後に、ほかの魅力的な商品もご紹介します。
パナソニックのMX-S302-Wは、ブレンダー・チョッパーともに高性能。鋭い刃が食材を効率的にカットし、スムージーはなめらかでおいしく仕上がりました。生クリームの泡立ても約2分で完了し、時短調理したい人にも向いています。ボタンは突出タイプで押しやすく、長時間使っても疲れにくいですよ。
使い勝手のよさにこだわるなら、ブラウンのマルチクイック9がぴったり。実際に調理したところ、500Wのハイパワーで素早くかく拌し、指や手が疲れることはありませんでした。スムージーもハイレベルで、繊維質のない口当たりのよさが好評。スイッチは幅が広く、どの指でもラクラク押せますよ。
こせたスムージーの割合 | 89.4% |
---|---|
アタッチメント | ブレンダー、チョッパー、ホイッパー |
重量 | 909g |
定格時間(ブレンダー使用時) | 1分 |
良い
気になる
幅 | 6.4cm |
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奥行 | 7.1cm |
高さ | 41.0cm |
グリップ形状 | くびれ形 |
食洗機対応 | |
ブレンダーでの氷・冷凍食材の使用可能 | |
電源コードの長さ | 1.3m |
速度調節機能 | |
ブレンダー刃の取り外し |
パナソニック ハンドブレンダー MX-S302-Wをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
こせたスムージーの割合 | 88.4% |
---|---|
アタッチメント | ブレンダー、チョッパー、ホイッパー |
重量 | 993g |
定格時間(ブレンダー使用時) | 2分 |
良い
気になる
幅 | 6.5cm |
---|---|
奥行 | 7.0cm |
高さ | 41.0cm |
グリップ形状 | くびれ形 |
食洗機対応 | |
ブレンダーでの氷・冷凍食材の使用可能 | |
電源コードの長さ | 1.2m |
速度調節機能 | |
ブレンダー刃の取り外し |
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