キューピー キュートピア ハンデコルテはべたつかない？実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー！

モニター3人が塗布後2時間後の肌水分量を確認したところ、平均99%以上の水分量増加を実現。比較したほかの商品の増加率の平均88%（※執筆時点）を大きく上回りました。

保湿成分とうるおいを守るオイル成分をバランスよく配合しており、高いうるおい持続力が期待できます。

べたつきにくさも魅力の1つ。手の甲に塗ってビーズを散りばめた皿に押しつけたところ、約9個付着しました。比較したほかの商品は平均で11.1個（※執筆時点）くっついたことを思うと、保湿力とべたつきにくさを両立しているといえます。

比較したなかでは、アルティミューンの「パワライジング ハンドクリーム」やジル・スチュアートのハンドクリームも保湿力とべたつきにくさを兼ね備えていました。うるおいの持続力はやや劣りますが、こまめに塗り直せるならSABONやジョーマローンのハンドクリームも候補となるでしょう。

容器の使いやすさも5人の女性モニターから好評。「自立するのでどこにでも置ける」「量を好きにコントロールできる」といった声が並びました。コンパクトなのでデスクに置いても邪魔にならないでしょう。

検証ではジャータイプやフタが小さすぎる商品は開け閉めが手間だったのに対し、モニターからは「フタの回転数が少なてよい」「キャップがカチッと止まるタイプで使いやすい」と好印象。こまめな塗り直しも億劫に感じなさそうです。

＜使いやすさのモニターコメント＞

1. 「持ち運びやすく置いておくにも良い。容器も絞りやすい柔らかさ」（30代女）
2. 「開けるための回転数が少ない。出す時もそこまで力がいらず、ほしい量を出せた」（20代女）
3. 「少し押しただけでドバッと出てきたので調節が難しい。フタが少しの回転で開くのはよい」（20代女）
4. 「手に収まるコンパクトなサイズで持ちやすい。チューブの硬さも硬すぎず柔らかすぎず、少なくなってきた時にも押し出しやすそう」（30代女）
5. 「容器の形状が平たく持ちやすく、クリームもすぐ出せる」（30代女）

コメントは一部抜粋

キュートピア ハンデコルテの大きな特徴として、手だけでなくデコルテもケアできる点があげられます。また、公式サイトでは顔にも塗れると紹介されていました。

ハンドケアのついでに、うるおいが不足しがちな首の保湿ができるのはうれしいポイントです。

特別な香りがついていないので、一部のモニターからは「気分を上げる要素がない」「しっかり塗っても香りがしないので、楽しみはない」といった声もありました。香りを堪能したい人や、ギフトとして選びたい人には向かないでしょう。

比較した商品のなかには、シトラス系やオリエンタル系など各ブランドの個性を感じられるハンドクリームが多かったので、好みのものを見つけるのも楽しいですよ。

なお、女性モニター10人からとくに香りの人気が高かったのは、デコルテの「キモノ ユイ パフュームド ハンドクリーム」でした。フローラル系の香りで好みを分けにくく、プレゼント向きといえます。プレゼント用などで探している人はこちらもチェックしてみてくださいね。

比較した商品の半数程度は酢酸トコフェロールやアラントイン、グリチルリチン酸二カリウムなどの手荒れ防止成分が入っていましたが、本商品では配合が確認できませんでした。乾燥する季節に手荒れを防ぎたい人は、手荒れ予防成分の有無にも着目しましょう。