イヴ・サンローラン ルージュ ヴォリュプテ シャイン 76 レッド イン ザ ダークをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

唇に塗ると、見た目よりもブラウンが抑えられ、赤みが強調された印象です。発色はイメージよりもわずかに薄く感じました。

レイヤリングで発色の調整が楽しめるリップなので、好みや気分に合わせて重ねる回数を変えるのがおすすめです。

また、目を引いたのは、果物をかじったようなジュワッと感。透け感のあるクリアな発色を楽しみたいときに向いているでしょう。

質感のよさは高評価を獲得。「とろける色艶」の謳い文句どおり、みずみずしいツヤがしっかり感じられました。王道のツヤリップという印象です。

検証ではベタッとついた商品もあったなか、溶け込むようになじみ、唇の表面がなめらかに整いました。縦じわを目立たせたくない人にぴったりです。

ティッシュ側を確認すると、1回で全体的に色移りし、2回目でも少し着色していました。唇を見てみると、ツヤを残したまま色味だけが薄くなっています。

ツヤタイプの口紅は色・ツヤともに落ちやすい傾向にありますが、こちらも例外ではありません。色持ちを望むなら、リップコートを併用したほうがよいでしょう。

しかし、ほどよい血色感とツヤが残った状態は、まるで粘膜リップ。ナチュラルメイクの日なら、このくらいの発色が使いやすそうです。

じんわり滲み、唇の上でとろけるようなテクスチャです。スルスルとなめらかで、ベタつきのない塗り心地は、謳い文句どおりでした。

比較した商品のなかには、引っかかり・唇への当てにくさが指摘されたものもありましたが、こちらは一切なし。塗りやすさはトップクラスの評価となりました。

ツヤがたっぷりと出るうえ、ひと塗りで十分に発色するのも魅力です。これ1本で色っぽいリップメイクが完成するでしょう。