そこで今回は、東芝 HDD DT02ABA600を含む3.5インチHDD全5商品を実際に使ってみて、耐久性・価格・ベンチマークテスト・実使用速度を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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すべての検証は
マイベストが行っています
東芝 HDD DT02ABA600は、転送速度が速いデスクトップ向けの内蔵HDDをお探しの人におすすめです。処理性能を測るベンチマークテストの結果は、読み取りが196.6MB/s・書き込みが199.68MB/sでした。
実際にデータをコピーしてみたところ、50GBは4分47秒・100GBの大容量でも9分14秒で転送が完了。ランダム書き込み時の速度低下もなく、今回検証した全商品と比べても優秀な結果となっています。
データ単価が2円/GBと安いのもポイント。最安値ではありませんが、デスクトップ向けの商品のなかではコストが抑えられていました。
100時間稼働させてもエラーは起きず、耐久性も問題ありません。ストレスなく作業したいなら、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
今回紹介するDT02ABA600は、東芝が手掛ける3.5インチ内蔵HDDです。容量2TB・4TB・6TBを展開していて、本記事では6TBのものを使用しました。
接続規格は、現在主流となっているSATAインターフェース。理論上の転送速度は、最大6.0Gbit/sとなっています。
書き込み方式は、デスクトップ向けのSMR(Shingled Magnetic Recording)。データを瓦のように重なることで記録の密度を上げていて、もう1つの書き込み技術であるCMRと比較して大容量化しやすいのがメリットです。
ディスクの回転数は5,400rpm。電源を年間2,400時間つけておくと仮定すると、平均故障時間は100万時間です。耐久性は実際に検証したので、参考までにチェックしてみてくださいね。
東芝では、年間データ処理量180TB/年を謳うDT02-Vシリーズもラインナップしています。監視カメラ用に開発されていて、最大32台の高精細カメラを接続できるのが特徴です。
24時間365日連続稼働できるので、テレビ番組の全録をしたいときにも便利ですよ。気になる人はぜひ公式サイトもチェックしてみてください。
今回は、東芝 HDD DT02ABA600を含む3.5インチHDD全5商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:耐久性
検証②:価格
検証③:ベンチマークテスト
検証④:実使用速度
まずは、耐久性を検証します。
各商品で100時間の書き込みを実施。磁気ヘッドのエラーや読み書き不能な状態が発生していないか、総書き込み量5TBのHDDの状態をチェックしました。
実際に100時間稼働させてみたところ、磁気ヘッドのエラー・読み書き不能な状態はいずれも発生せず。初期不良もありませんでした。
耐久性に大きな問題はなく、長時間の使用にも十分対応できるといえます。今回は比較したすべての内蔵HDDが同様の結果となりました。
次に、価格の検証です。
販売価格をもとに1GBあたりのデータ単価を算出し、評価を行いました。
価格を算出した結果、1GBあたりのデータ単価は2円でした。今回比較したなかには2.83円の商品もあり、比較的安いといえます。
価格と性能のバランスがよいので、コスパを重視する人にもぴったりですよ。
続いて、ベンチマークテストの検証です。
転送速度を測るソフト「Crystal Disk Mark」を使用し、最大性能をチェックしました。なお、検証用のパソコンには、ASUS ZenBook 15(CPU:Core i7-10510U、メモリ:16GB、ビデオチップ:GeForce GTX 1650)を使っています。
ベンチマークテストの結果は良好でした。今回比較した全商品の平均とDT02のテスト結果は、以下のとおりです。
【検証結果】
読み取りはわずかに平均を下回っていますが、同程度といえる速度です。実用性は十分といえる結果となりました。
最後は、実使用速度の検証です。
ベンチマークテストを行った際と同じパソコンを使い、50GB・100GBそれぞれのデータファイルをコピーするのにかかる時間を測定。3回計測し、その平均値で評価を実施しました。
実使用速度も好記録となりました。データファイルをコピーするのに要した時間は、50GBが4分47秒・100GBは9分14秒。比較したほかの商品もおおよそ同じくらいの時間ですが、50GBの場合は5分を超えるものもあり、やや高めの評価となっています。
SMRの特徴とされるランダム書き込み時の速度低下も発生せず。頻繁に大容量データを転送する人も快適に作業できるでしょう。
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最後に、ほかの魅力的な商品をご紹介します。
Western Digital WD Blueは、低価格・高性能な商品です。ベンチマークテストの結果は、読み取り速度約208MB/s・書き込み速度約200MB/s。今回検証した商品のなかでも優秀なパフォーマンスを発揮しました。データ単価は約1.8円/GBと、コストも抑えられています。
Seagate BarraCudaは、費用を抑えたい人におすすめです。データ単価を算出した結果、約1.6円/GBと今回調査した全商品と比較してトップクラスの安さでした。ベンチマークテスト・実使用速度の結果も良好。500GB~8TBまで展開しているので、用途に応じて使い分けたい人も要チェックです。
保証期間 | 2年間 |
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特徴 | デスクトップ向け |
容量 | 1TB、2TB、3TB、4TB、6TB、8TB |
サイズ | 147×101.6×26.1mm |
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書き込み方式 | SMR |
年間ワークロード | 不明 |
24時間365日稼働 |
Western Digital WD Blue WD60EZAZ-RTをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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