そこで今回は、Western Digital WD Blue WD60EZAZ-RTを含む3.5インチHDD全5商品を実際に使ってみて、耐久性・価格・ベンチマークテスト・実使用速度を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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すべての検証は
マイベストが行っています
Western Digital WD Blueは、性能・価格どちらも妥協したくない人におすすめです。
ベンチマークテストでは、読み取りが約208MB/s・書き込みが約200MB/sの好記録に。いずれも今回比較した全商品の平均を上回る数値をマークしました。50GBのファイルは4分41秒・100GBは9分27秒で転送できていて、実使用速度も申し分ないスピードです。
100時間稼働させましたが、初期不良やエラーも見られませんでした。平均故障時間は30万時間・2年間の保証付きというのもポイントです。データ単価が1GBあたり約1.8円/GBと比較的安いのも魅力。性能とのバランスがよく、コスパ重視の人にうってつけです。
500GB~8TBまで展開していて、用途に合わせて選べるのもうれしいですね。
今回紹介するWD Blueは、Western Digital社が販売する3.5インチ内蔵HDD。同メーカーのHDDでは、スタンダードモデルに位置づけられている商品です。
デスクトップPCやディスプレイ一体型のPC向けの追加ストレージとして作られています。
データ容量は、500GB~8TBまで7種類から選べます。容量によって回転速度・書き込み方式が異なるので、まずは基本スペックをご紹介しますね。
【回転速度】
【書き込み方式】
回転速度は、一般的に数字が大きいほど読み込み速度が速いとされています。書き込み方式はどちらにもメリット・デメリットがありますが、耐久性を重視するならCMR・大容量HDDを安価で手に入れたいならSMRを選ぶのがおすすめです。
SATAインターフェースを採用しており、高速転送が可能です。ディスクの劣化を抑えるため、本体にはNoTouchランプロードテクノロジーを搭載しています。平均故障時間は30万時間で、2年間の保証付きです。
データのバックアップには、無料ソフトウェア「Acronis True Image WD Edition」を利用しましょう。データを損失した・ファイルを削除してしまったというときも、消失したデータを復元できますよ。
今回は、Western Digital WD Blueを含む3.5インチHDD全5商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:耐久性
検証②:価格
検証③:ベンチマークテスト
検証④:実使用速度
まずは、耐久性の検証です。
磁気ヘッドのエラー・読み書き不能な状態の有無を調べるため、商品ごとに100時間の書き込みを実施。総書き込み量5TBのHDDの状態をチェックしました。
実際に100時間稼働させましたが、初期不良・読み込み不能・磁器ヘッドのエラーなどは発生しませんでした。
耐久性に優れているので、長時間の使用にもうってつけですよ。なお、今回比較した内蔵HDDは、いずれも同じ結果となりました。個体差はあるかもしれませんが、平均故障時間は30万時間・さらに2年間の保証がついているので、安心感もまずまずと言えるでしょう。
次に、価格を検証します。
販売価格を参考に、1GBあたりの単価を割り出して評価しました。
実際に単価を割り出した結果、1GBあたりのデータ単価は1.85円と比較的安いことがわかりました。
検証した全商品の平均が2.23円なので、価格と性能のバランスは良好だといえます。コストを抑えたいなら、候補としたい商品です。
続いては、ベンチマークテストの検証です。
Crystal Disk Markというソフトを使用し、転送速度の最大処理性能を確かめました。なお、検証用のパソコンには、ASUS ZenBook 15(CPU:Core i7-10510U、メモリ:16GB、ビデオチップ:GeForce GTX 1650)を使っています。
ベンチマークテストの結果は、好記録となりました。読み取り速度が208.13MB/s、書き込み速度は200.31MB/sです。今回検証した全商品の平均は、読み取り速度200.53MB/s・書き込み速度195.83MB/sなので、非常に優秀な結果といえます。
写真や動画のバックアップなどの用途であれば、申し分ない性能です。
最後に、実使用速度を検証します。
ベンチマークテストのときと同じパソコンを用いて、50GB・100GBそれぞれのデータファイルをコピーするのに要した時間を測定。3回の平均値で評価を実施しました。
実使用速度の検証結果もまずまず。実際にデータファイルを転送したところ、50GBは4分41秒・100GBは9分27秒で完了しました。今回比較したほかの商品も、ほぼ同じ時間に転送が終了しています。
SMR方式の商品に多い、ランダム書き込み時の速度低下も見られず。大容量のデータでも比較的スピーディかつストレスなく転送できるでしょう。
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最後に、耐久性の目安となる平均故障時間が長い、おすすめの商品をご紹介します。
東芝 DT02は、平均故障時間が100万時間と明記されています。ベンチマークテストの結果は、読み取りが約196MB/s・書き込みは約199MB/s。100GBのデータを9分14秒で転送できていて、いずれも比較的優秀な結果となりました。初期不良やエラーは発生せず、耐久性も優秀な商品です。
Seagate BarraCudaは、コスト重視の人におすすめです。1GBあたりのデータ単価は約1.6円。比較したなかではトップクラスの安さでした。平均故障時間も60万時間とやや長めです。100GBのデータを9分39秒で転送できていて、実使用におけるスピードも十分速いといえます。
保証期間 | 1年間 |
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特徴 | デスクトップ向け |
容量 | 2TB、4TB、6TB |
サイズ | 147×101.6×26.1mm |
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書き込み方式 | SMR |
年間ワークロード | 55TB/年 |
24時間365日稼働 |
東芝 HDD DT02ABA600をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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